何だかんだで、ロードバイクに乗り始めてから約10年が経過しました。
いろいろ買ったアイテム・グッズの中から、ホント買って良かったな、めっちゃ使ってる!というものをご紹介。
これからロードバイクを始める人も、こういったものがあれば楽しめるかなと思います。参考にでもなれば!
サイコン「GARMIN Edge シリーズ」
もうこれロードバイク乗るときは絶対使う。いわゆるサイクルコンピュータというやつです。
「スマホでいいんじゃね?」と思うかもしれませんが、ある程度の長距離を走るつもりなら、持っておいて損はないと思います。
距離・獲得標高・ケイデンス・消費カロリーなどのリアルタイム表示が可能。自分が今、時速何kmで走っているのかわかるっていうのは、単純に面白いですね。
それにナビも便利。これ使いだしてから、サイクリング中に一時停止してスマホのナビアプリで道を確認する、という手間がほとんどなくなりました。
走ったルートを記録して、StravaなどのWebサービスとも連携可能。走行ログをしっかり残して、あとから振り返るのも楽しみの1つ。買ってからロードバイクに乗るのがさらに楽しくなったと言えると思います。
Edge 520Jのレビュー記事
僕が使っているのは「Edge 520J」ですが、現在はアップデートモデルが発売されています。
Edge 530/830は、公式には販売終了となっていますが、Amazonや楽天市場ではまだ販売していることもあります。最新モデルより少し安いので、最新スペックが不要な方には良い選択肢かもしれません。
- Edge 530…2019/7/12発売→販売終了
- Edge 830…2019/7/12発売→販売終了
- Edge 540/540 Solar…2013/4/20発売
- Edge 840/840 Solar…2013/4/20発売
最新モデルの「Edge 540/540 Solar」と「Edge 840/840 Solar」は、操作性の向上などはもちろん、充電端子がUSB Type-Cになったのも大きな変化。
また「540/840 Solar」は、ソーラーバッテリー搭載モデル。昼間は走りながら太陽光から充電できるそうです。バッテリー節約モードにすると最大60時間持つという、長時間のバッテリーライフも魅力。
輪行袋「モンベルコンパクトリンコウバッグ」
めっちゃ輪行するのでめっちゃ使っております。
エンド金具とかは入っておらず、必要最小限の付属品しかありせんが、そのぶんコンパクトでジャージの後ろポケットにも入るサイズ。持ち運びやすいのがとてもいい。
でも輪行袋の定番はオーストリッチかと思うので、一応そちらもチェックされたほうがいいかと。オーストリッチはエンド金具も付属していることが多いですし。
モンベル輪行袋のレビュー記事
輪行アイデア
前方をしっかり照らせるライト
ライトは必需品。
僕はロングライドで暗くなっても前方をしっかり照らせるように、やや明るめのフロントライト「VOLT400」と「VOLT800」を購入しました。
「VOLT400」は400ルーメン、「VOLT800」は800ルーメンで、数字が大きいほど明るいです。
VOLT400でも十分明るいです。
が、もしもナイトライド(夜通し走ること)などに挑戦しようと考えているなら、初めからVOLT800ぐらいを購入しておくといいかなぁと思います。
VOLTについては、こちらの記事も
車からの視認性をアップ。リアライトも大事
車からの視認性を上げるために、リアライトも非常に重要です。自分がいくら安全運転していても相手(特に車)から見えなければ、ぶつかられる可能性が出てきてしまいます。
こちらは一見すると普通のリアライトですが、電源OFF時は反射板にもなるというスグレモノ。
こちらは、暗くなったら自動で点滅するライト。
日が暮れたときやトンネル内で自動的に点滅するので、ON/OFF操作が不要でラクです。
レビュー記事はこちら
シートステーに取り付け可能なライトもおすすめ。
サドルバッグを装着するとライトを取り付ける場所がなくなる……という人は、シートポストに取り付けるのも手です。
レビュー記事はこちら
おすすめライトについてはこちらもご覧ください。
尻パッド入りのパンツ
自転車用ウェアには、お尻に「パッド(いわゆるクッションのようなもの)」が入っているパンツが存在します。
このパッドのおかげで、長距離を走ってもお尻の痛みが軽減され、快適にサイクリングできます。
手を出しやすいのは、Amazon等でも気軽に買えるパールイズミでしょうか。
慣れている人はこのスパッツのような状態のまま自転車に乗るのですが……、ちょっと股間周りがピッタリしているウェアは恥ずかしいなら、上から短パンを履くのも全然アリ。
さらに、このパンツに肩がけのヒモを取り付けた「ビブショーツ」なるものも存在します。
以下、Amazonの画像より引用。初めて見る人にとっては、なかなか衝撃的な見た目でしょう……笑
肩ヒモがあるメリットはこちら。
- 漕いでいてもズレない
肩ヒモがあるデメリットはこちら。
- 最初はちょっと恥ずかしい(だんだん慣れます笑)
- トイレがしづらい
このような感じ。
僕も自転車にハマった結果、肩ヒモ付きのビブショーツを購入しました。フィット感バツグンで、漕ぎやすいのは間違いありません。
長時間・長距離のサイクリングになるほど、快適性を実感します。
ビブショーツのレビュー記事
ただし、見た目的にハードルが高いのも事実。
慣れてきたら検討してみても良いかもしれません。
サイコン&ライトを固定する「レックマウント」
上述したサイコン「GARMIN Edge520j」とライト「キャットアイVolt400」をハンドルに固定するマウント。
いわゆる”サイコンとライトの台座”です。
サイコンとライトを1箇所にまとめることで、ハンドル周りがスッキリします。
別に必要不可欠というわけではないのですが、買いました。購入理由は「メカメカしくてカッコいいから」。何言ってんだと思うかもしれませんが、大体においてロードバイクは自己満足趣味だし、見た目も大事!w
見た目がよくなるとロードバイクへの愛着も湧きます。コレに限らず、ロードバイクの見た目が良くなるグッズってのは検討する価値あると思いますよ!
レビュー記事はこちら
初期装備ではないホイール
ホイールは変えて正解だと思いました。素人でも効果がわかりやすい!
完成車に付いているホイールは鉄下駄なんて言われて、重さが2kgほどあります。それを1500gぐらいのホイールに変えるだけで、素人でもハッキリ体感できるレベルで走りが変わりました。すげー!やっぱり足回りって大事なんだ。
僕が交換したのはフルクラム「レーシング3」。世間的には中堅ホイールと言われるものです。
たぶん鉄下駄からのホイール交換を考えるときには候補にコレと、あとカンパニョーロのZONDAなんかが上がるかなと思います。同じぐらいの値段(約4〜5万)で、似たような重さと素材ですから。
もちろん上には上が、このロードバイク界にはもっと高性能なホイールがありますけど、アレ普通に10〜20万円とかしますからね。さすがに1年目では手が出せなかったけど、1年が経過した今は何の疑いもなくポチりそうだからロードバイクって趣味おそろしい。なんならむしゃくしゃしたまま焦点の定まらない視点で深夜に酒飲みながらポチってて不思議じゃない心境まである。やだ沼だこの趣味危険(楽しい)!
ホイールのレビュー記事はこちら
ホイールの交換方法はこちら
ビンディングペダル
ペダルとシューズを固定する「ビンディングシューズ & ペダル」。これの効果は大きいです。
最初はコケるのがこわいかもしれませんが、慣れればこっちのもの。完全に慣れの問題。
引き足というのが使えるようになるので、フラットペダルよりも登り坂とかラクになる!もちろん平地でも少ないパワーで早く走れる!たのしー!
シマノ105のSPD-SLペダル「PD-5800」
シマノ105にラインナップされるSPD-SLペダル「PD-5800」を購入しました。今買うなら、最新モデルの「PD-R7000」がいいかもしれません。
初めてのSPD-SLペダル。最初は何度か立ちごけしましたが、しばらくすると慣れました。慣れの問題ですね。
ペダルを引き上げる「引き足」が使えるのが便利。登り坂がラクになりました。スニーカーよりも明らかに走りやすいです。
「105ビンディングペダル」の記事はこちら
SPEEDPLAY
ロードバイク購入直後に105のビンディングペダルを買ったのですが、その後、SPEEDPLAY(スピードプレイ)に乗り換えました。
105は、値段がお手頃で導入しやすいと思います。SPEEDPLAYはちょっと高いですね……。特に2022年前後の自転車パーツの高騰にともない、SPEEDPLAYも値上がりしています。
でもSPEEDPLAYは、裏表の両面でクリートキャッチできるのがすごく便利でラクでした。これに慣れたら、もうほかのSPD-SLペダルには戻れないかも。
「SPEEDPLAY(スピードプレイ)」の記事はこちら
SPDペダル、クランクブラザーズ「エッグビーター3」
その後、SPDペダルにも手を出してしまいました。
SPD-SLは、パワー伝達を重視したペダル。一方でSPDペダルは、着脱しやすく歩きやすいペダル、といった感じ。
輪行で遠方へ行き、サイクリングと観光を同時に楽しむ走り方をするなら、SPDペダル & シューズがいいかもしれません。僕も現在はSPDペダルで落ち着いています。
SPDペダルもたくさんの種類がありますが、僕はクランクブラザーズの「エッグビーター3」を購入しました。
裏表がなく、キャッチ面を気にする必要がないのがラクでいいですね。
レビュー記事はこちら
ビンディングシューズ
シューズはファッション性と好みが大きいため、あまり参考にならないかもしれませんが、個人的に良かったモノを記載します。
SPDシューズは、GIROの「FACTOR TECHLACE」を購入。上述したスピードプレイと一緒に使っています。デザインが好みですが、もう廃盤かも。
SPD-SLシューズは、GIROの「EMPIRE VR90」を購入。
上記のSPDペダル「エッグビーター3」と一緒に使っています。こちらも主にデザインで選びました。
メンテナンスに便利な「ウエス」
汚れを拭き取るときに使えるのが「ウエス」という不織布。
不織布なのでかなり強度があります。そう簡単に破れないので、スプロケット周りの汚れもガシガシ拭き取れます。
バイクウォッシュ等での洗浄から汚れたグリス・チェーンの拭き取り、そして新しいグリスの塗布まで、1枚でこなせる優れもの。
50枚入りで830円(記事執筆時)。1枚あたり約16円と安いので、気兼ねなく使えるのがいいところ。100均で雑巾とか買うよりこちらのほうが安いと思います。
ちょっとした掃除からがっつりメンテナンス時まで、かなり重宝するので1パック家に置いておくと何かと便利です!
「ウエス」のレビュー記事はこちら
あると便利な小物類
小さな財布
普段使っている革の財布とかをサイクリングに持っていくのはちょっと難しいかもしれません……。かさばるし、汗で汚れちゃいますから。
というわけでサイクリング用に、水や汗に強くて小さい財布を購入しました。チャムスの「Trek Wallet」というもの。
サイクリングに持っていくなら、水に強くてコンパクトな財布がおすすめです。
これ以外にも候補になりそうな小型財布をピックアップしているので、お探しの方はどうぞ⇓
レビュー記事はこちら
その後、もう少し容量と防水性が高い財布が欲しくなり、Raphaの「RAINPROOF ESSENTIALS CASE」を購入。
すっきりしたデザインがいいですね。
お金やカード以外にも、家の鍵やカメラの予備SDカード、サングラスを拭くクリーニングクロスなども入ります。
少し容量がある財布は、サイクリングのときに便利ですね。
財布の中身とレビューはこちら
一時駐輪用のワイヤーロック
サイクリング中にコンビニやカフェ、飲食店に入るのはよくあること。そんなときに一時駐輪用のワイヤーロックがあると便利です。
サイクリングに持っていくなら、小型で軽量のものがオススメ。
僕はクロップスの「Q3」というものを使っています。重さたったの99g。
ただし気を付けたいのは、あくまで一時駐輪用のワイヤーロックだということ。
小型軽量というメリットの反面、防犯性・耐久性はそれほど高くありません。長時間の駐輪には向いていないのでご注意を。
ロックしていることをアピールして盗難を断念させるための鍵、ぐらいに思っておいたほうがいいかもしれません。とりあえずこのワイヤーロックは、コンパクトさがウリですから!
レビュー記事はこちら
心配ならば、小型軽量の鍵を2つ取り付けると少しは安心できるかも……?
僕は⇓の鍵も使ってダブルロックすることもあります。(それでも自転車から目を離さないというのが盗難防止の鉄則ですよ!)
重さ132gで軽量です。
レビュー記事はこちら
自転車に固定するバッグ類
一泊以上するような遠隔地を輪行で走りに行くにあたり、あると便利なのがちょっと大きめのバッグ類。
宿泊に必要なものを入れたり、補給食を入れたり、まぁ大体のものは詰め込めます。これのおかげで、輪行で色んなところに行けました!
大型サドルバッグ
大抵のものは入ってしまうサドルバッグ。数泊の輪行旅なら、これ1つで行けると思います。
僕は「アピデュラ」という英国メーカーのサドルバッグを利用。「大型サドルバッグ」や「バイクパッキング」というカテゴリでは有名メーカーかと思います。
僕が持っているのはミディアムサイズで、容量14L。収納力あります。
これほど大きなサドルバッグが必要になる機会はそれほど多くないかもしれませんが、何だかんだでやっぱりあると便利ですね。防寒具がかさばる冬とか、ここに突っ込んでおけますし。
中型サドルバッグ
大型サドルバッグは超いいよって言いましたが、時と場合によってはデカすぎることがあります。
そんな時は、ひと回り小さいサドルバッグがあると便利でした。個人的にはすごく丁度いいサイズだと思っている、フェアウェザーのサドルバッグ。容量は3〜9L。
大きすぎず小さすぎず、丁度いいんですよね。日帰りライドでも、1〜2泊ライドでもこれでいけると思います。
レビュー記事はこちら
フレームバッグ
トップチューブの下、つまり両足の間あたりの位置に取り付けるバッグのこと。
ここです!
僕は上記でも紹介した「アピデュラ」のフレームバッグを使っています。しっかり固定できるし、デザインも好み。
サドルバッグと違って、荷物の出し入れがしやすいですよ。よく使う荷物はここに。
また荷物の位置が低いため、自転車の重心が低くなって安定するというメリットもあります。
トップチューブバッグ
トップチューブの上に装着するから「トップチューブバッグ」。
小物バッグなので収納力はありませんが(容量0.5L)、そのぶん位置的に荷物が取り出しやすくて使い勝手がいいバッグです。
僕が使っているのは、先ほどから出てきている「アピデュラ」のもの。
補給食とか鍵とか、よく使うものを突っ込んでおくのに便利ー!
レビュー記事はこちら
「アイテム・グッズ」を揃えれば、ロードバイク生活はもっと快適になる
というわけで、個人的に本当によく使ったアイテム・グッズまとめでした。
まぁこれだけ買うと結構な総額になってしまいますが……w ロードバイクはもっと楽しくなると思います。うん、やっぱり日々の生活から解き放たれてロードバイクで走る時間っていうのは、ハマればハマるほどかけがえのないものになると思いますし。
せっかくの休日をロードバイクに使うなら快適に楽しく乗りたい、という考えで、こういったアイテム・グッズを購入したのでした。
ロードバイクを始めたばかりで何が必要なのかわからん!という人の参考にでもなれば。
その他のロードバイク機材・グッズのレビュー記事一覧はコチラから。
この記事で紹介したアイテム一覧
▼Garminのサイクルコンピューター
▼輪行袋
▼ライト各種
▼ライトとサイコンをまとめるマウント
▼中堅ホイール
▼ビンディングペダル
▼メンテナンスに便利なウエス
▼一時駐輪用のワイヤーロック
▼大型サドルバッグ
▼中型サドルバッグ
▼フレームバッグ
▼トップチューブバッグ
関連:ライトやヘルメットは必須
▼ライトまとめ
▼ヘルメットまとめ
▼毎年の買い物を振り返る、「買って良かった自転車アイテム、キャンプグッズまとめ」もどうぞ。