何だかんだで、ロードバイクに乗り始めてから約4年が経過しました。
いろいろ買ったアイテム・グッズの中から、ホント買って良かったな、めっちゃ使ってる!というものをご紹介。
これからロードバイクを始める人も、こういったものがあれば楽しめるかなと思います。参考にでもなれば!
サイコン「GARMIN Edge 520j」
もうこれロードバイク乗るときは絶対使う。いわゆるサイクルコンピュータというやつです。
「スマホでいいんじゃね?」と思うかもしれませんが、ある程度の長距離を走るつもりなら、持っておいて損はないと思います。
距離・獲得標高・ケイデンス・消費カロリーなどのリアルタイム表示が可能。自分が今、時速何kmで走っているのかわかるっていうのは、単純に面白いですね。
それにナビも便利。これ使いだしてから、サイクリング中に一時停止してスマホのナビアプリで道を確認する、という手間がほとんどなくなりました。
走ったルートを記録して、StravaなどのWebサービスとも連携可能。走行ログをしっかり残して、あとから振り返るのも楽しみの1つ。買ってからロードバイクに乗るのがさらに楽しくなったと言えると思います。
現在はEdge 520jのアップデートモデル「Edge 530j(2019年7月12日発売)」が出ています! これから買うなら530が良いですね。
輪行袋「モンベルコンパクトリンコウバッグ」
めっちゃ輪行するのでめっちゃ使っております。
エンド金具とかは入っておらず、必要最小限の付属品しかありせんが、そのぶんコンパクトでジャージの後ろポケットにも入るサイズ。持ち運びやすいのがとてもいい。

サイズ感
でも輪行袋の定番はオーストリッチかと思うので、一応そちらもチェックされたほうがいいかと。オーストリッチはエンド金具も付属していることが多いですし。
前方をしっかり照らせるライト
ライトは必需品。
僕はロングライドで暗くなっても前方をしっかり照らせるように、やや明るめのフロントライト「VOLT400」と「VOLT800」を購入しました。「VOLT400」は400ルーメン、「VOLT800」は800ルーメンで、数字が大きいほど明るいです。
VOLT400でも十分明るいです。が、もしもナイトライド(夜通し走ること)などに挑戦しようと考えているなら、初めからVOLT800ぐらいを購入しておくといいかなぁと思います。
車からの視認性をアップ。リアライトも大事
車からの視認性を上げるために、リアライトも非常に重要です。自分がいくら安全運転していても相手(特に車)から見えなければ、ぶつかられる可能性が出てきてしまいます。
こちらは一見すると普通のリアライトですが、電源OFF時は反射板にもなるというスグレモノ。
暗くなったら自動で点滅するライトも便利。
日が暮れたときやトンネル内で自動的に点滅するので、ON/OFF操作が不要でラク。
シートステーに取り付けるライトもおすすめ。
サドルバッグを装着するとライトを取り付ける場所がなくなる……という人は、シートポストに取り付けるのも手です。
おすすめライトについてはこちらもご覧ください。

尻パッド入りのパンツ
自転車用ウェアには、お尻に「パッド(いわゆるクッションのようなもの)」が入っているパンツが存在します。
このパッドのおかげで、長距離を走ってもお尻の痛みが軽減され、快適にサイクリングできます。

これがパッド

パッドの色はウェアによっていろいろ
手を出しやすいのは、Amazon等でも気軽に買えるパールイズミでしょうか。
慣れている人はこのスパッツのような状態のまま自転車に乗るのですが……、ちょっと股間周りがピッタリしているウェアは恥ずかしいなら、上から短パンを履くのも全然アリ。
さらに、このパンツに肩がけのヒモを取り付けた「ビブショーツ」なるものも存在します。
以下、Amazonの画像より引用。初めて見る人にとっては、なかなか衝撃的な見た目でしょう……笑
肩ヒモがあるメリットは以下。
肩ヒモがあるデメリットは以下。
・トイレがしずらい
このような感じ。
僕も自転車にハマった結果、肩ヒモ付きのビブショーツを購入しました。フィット感バツグンで、漕ぎやすいのは間違いありません。
長時間・長距離のサイクリングになるほど、快適性を実感します。

ビブショーツの肩ヒモ
ただし、見た目的にハードルが高いのも事実。
慣れてきたら検討してみても良いかもしれません。
サイコン&ライトを固定する「レックマウント」
上述したサイコン「GARMIN Edge520j」とライト「キャットアイVolt400」をハンドルに固定するマウント。
いわゆる”サイコンとライトの台座”です。
サイコンとライトを1箇所にまとめることで、ハンドル周りがスッキリします。
別に必要不可欠というわけではないのですが、買いました。購入理由は「メカメカしくてカッコいいから」。何言ってんだと思うかもしれませんが、大体においてロードバイクは自己満足趣味だし、見た目も大事!w
見た目がよくなるとロードバイクへの愛着も湧きます。コレに限らず、ロードバイクの見た目が良くなるグッズってのは検討する価値あると思いますよ!
初期装備ではないホイール
ホイールは変えて正解だと思いました。素人でも効果がわかりやすい!
完成車に付いているホイールは鉄下駄なんて言われて、重さが2kgほどあります。それを1500gぐらいのホイールに変えるだけで、素人でもハッキリ体感できるレベルで走りが変わりました。すげー!やっぱり足回りって大事なんだ。
僕が交換したのはフルクラム「レーシング3」。世間的には中堅ホイールと言われるものです。
たぶん鉄下駄からのホイール交換を考えるときには候補にコレと、あとカンパニョーロのZONDAなんかが上がるかなと思います。同じぐらいの値段(約4〜5万)で、似たような重さと素材ですから。
もちろん上には上が、このロードバイク界にはもっと高性能なホイールがありますけど、アレ普通に10〜20万円とかしますからね。さすがに1年目では手が出せなかったけど、1年が経過した今は何の疑いもなくポチりそうだからロードバイクって趣味おそろしい。なんならむしゃくしゃしたまま焦点の定まらない視点で深夜に酒飲みながらポチってて不思議じゃない心境まである。やだ沼だこの趣味危険(楽しい)!
ビンディングシューズ&ペダル
ペダルとシューズを固定する「ビンディング」。これの効果は大きいです。
最初はコワイかもしれませんが、慣れればこっちのもの。完全に慣れの問題。
引き足というのが使えるようになるので、フラットペダルよりも登り坂とかラクになる!もちろん平地でも少ないパワーで早く走れる!たのしー!

105のビンディングペダル
ロードバイク購入直後に105のビンディングペダルを買ったのですが、その後SPEEDPLAYに乗り換えました。

ビンディングペダル「SPEEDPLAY」
105は値段とかお手頃で導入しやすいと思います。SPEEDPLAYはちょっと高いよね……。でもSPEEDPLAYは裏表の両面でクリートキャッチできるのがすごく便利でラクだと思いましたまる
ビンディングシューズは、近くのショップで実際に履いてから購入しました。やっぱり靴は実際に試着したいよね。

近くのショップで買ったよ
メンテナンスに便利な「ウエス」
汚れを拭き取るときに使えるのが「ウエス」という不織布。
不織布なのでかなり強度があります。そう簡単に破れないので、スプロケット周りの汚れもガシガシ拭き取れます。
バイクウォッシュ等での洗浄から汚れたグリス・チェーンの拭き取り、そして新しいグリスの塗布まで、1枚でこなせる優れもの。
50枚入りで830円(記事執筆時)。1枚あたり約16円と安いので、気兼ねなく使えるのがいいところ。100均で雑巾とか買うよりこちらのほうが安いと思います。
ちょっとした掃除からがっつりメンテナンス時まで、かなり重宝するので1パック家に置いておくと何かと便利です!
あると便利な小物類
小さな財布
普段使っている革の財布とかをサイクリングに持っていくのはちょっと難しいかもしれません……。かさばるし、汗で汚れちゃいますから。
というわけでサイクリング用に、水や汗に強くて小さい財布を購入しました。チャムスの「Trek Wallet」というもの。
サイクリングに持っていくなら、水に強くてコンパクトな財布がおすすめです。
これ以外にも候補になりそうな小型財布をピックアップしているので、お探しの方はどうぞ⇓
レビュー記事はこちら
▶ロードバイク乗る時に持っていく小さな財布!チャムスの「Trek Wallet」買ってみた
一時駐輪用のワイヤーロック
サイクリング中にコンビニやカフェ、飲食店に入るのはよくあること。そんなときに一時駐輪用のワイヤーロックがあると便利です。
サイクリングに持っていくなら、小型で軽量のものがオススメ。
僕はクロップスの「Q3」というものを使っています。重さたったの99g。
ただし気を付けたいのは、あくまで一時駐輪用のワイヤーロックだということ。
小型軽量というメリットの反面、防犯性・耐久性はそれほど高くありません。長時間の駐輪には向いていないのでご注意を。
ロックしていることをアピールして盗難を断念させるための鍵、ぐらいに思っておいたほうがいいかもしれません。とりあえずこのワイヤーロックは、コンパクトさがウリですから!
レビュー記事はこちら
▶ロングライドにおすすめのカギ。99gの超軽量ワイヤーロック「クロップス」の使い勝手、防犯性などレビュー
心配ならば、小型軽量の鍵を2つ取り付けると少しは安心できるかも……? 僕は⇓の鍵も使ってダブルロックすることもあります。(それでも自転車から目を離さないというのが盗難防止の鉄則ですよ!)
重さ132gで軽量です。レビュー記事はこちら
▶軽量・小型のロードバイク用カギ。 4桁ダイヤル式ワイヤーロックKnog「MILKMAN COMBO」レビュー
自転車に固定するバッグ類
一泊以上するような遠隔地を輪行で走りに行くにあたり、あると便利なのがちょっと大きめのバッグ類。
宿泊に必要なものを入れたり、補給食を入れたり、まぁ大体のものは詰め込めます。これのおかげで、輪行で色んなところに行けました!
大型サドルバッグ
大抵のものは入ってしまうサドルバッグ。数泊の輪行旅なら、これ1つで行けると思います。
僕は「アピデュラ」という英国メーカーのサドルバッグを利用。「大型サドルバッグ」や「バイクパッキング」というカテゴリでは有名メーカーかと思います。

サドルの後ろに付いているのが「サドルバッグ」
僕が持っているのはミディアムサイズで、容量14L。収納力あります。
これほど大きなサドルバッグが必要になる機会はそれほど多くないかもしれませんが、何だかんだでやっぱりあると便利ですね。防寒具がかさばる冬とか、ここに突っ込んでおけますし。
レビュー記事はこちら
▶初めてのバイクパッキング旅! 「アピデュラ」のバッグを装着してロードバイクで走ってきた感想など
中型サドルバッグ
大型サドルバッグは超いいよって言いましたが、時と場合によってはデカすぎることがありますw
そんな時は、ひと回り小さいサドルバッグがあると便利でした。個人的にはすごく丁度いいサイズだと思っている、フェアウェザーのサドルバッグ。容量は3〜9L。

後ろにくっついている黒いサドルバッグがそれ
大きすぎず小さすぎず、丁度いいんですよね。日帰りライドでも、1〜2泊ライドでもこれでいけると思います。
レビュー記事はこちら
▶フェアウェザー(FAIRWEATHER)のサドルバッグ購入&レビュー。ちょうどいいサイズで使い勝手良さそう!
フレームバッグ
トップチューブの下、つまり両足の間あたりの位置に取り付けるバッグのこと。
ここです!

真ん中あたりに付いているのが「フレームバッグ」
僕は上記でも紹介した「アピデュラ」のフレームバッグを使っています。しっかり固定できるし、デザインも好み。
サドルバッグと違って、荷物の出し入れがしやすいですよ。よく使う荷物はここに。
また荷物の位置が低いため、自転車の重心が低くなって安定するというメリットもあります。
レビュー記事はこちら
▶初めてのバイクパッキング旅! 「アピデュラ」のバッグを装着してロードバイクで走ってきた感想など
トップチューブバッグ
トップチューブの上に装着するから「トップチューブバッグ」。
小物バッグなので収納力はありませんが(容量0.5L)、そのぶん位置的に荷物が取り出しやすくて使い勝手がいいバッグです。

ハンドル手前に取り付ける「トップチューブバッグ」
僕が使っているのは、先ほどから出てきている「アピデュラ」のもの。
補給食とか鍵とか、よく使うものを突っ込んでおくのに便利ー!
レビュー記事はこちら
▶アピデュラの「トップチューブバッグ」。よく使う荷物を突っ込める、使い勝手のいい小物バッグでした
「アイテム・グッズ」を揃えれば、ロードバイク生活はもっと快適になる
というわけで、個人的に本当によく使ったアイテム・グッズまとめでした。
まぁこれだけ買うと結構な総額になってしまいますが……w ロードバイクはもっと楽しくなると思います。うん、やっぱり日々の生活から解き放たれてロードバイクで走る時間っていうのは、ハマればハマるほどかけがえのないものになると思いますし。
せっかくの休日をロードバイクに使うなら快適に楽しく乗りたい、という考えで、こういったアイテム・グッズを購入したのでした。
ロードバイクを始めたばかりで何が必要なのかわからん!という人の参考にでもなれば。
その他のロードバイク機材・グッズのレビュー記事一覧はコチラから。
▶ロードバイク関連アイテムのレビュー
この記事で紹介したアイテム一覧
▼Garminのサイクルコンピューター
▼輪行袋
▼ライト各種
▼ライトとサイコンをまとめるマウント
▼中堅ホイール
▼ビンディングペダル
▼メンテナンスに便利なウエス
▼財布
▼一時駐輪用のワイヤーロック
▼大型サドルバッグ
▼中型サドルバッグ
▼フレームバッグ
▼トップチューブバッグ
関連:ライトやヘルメットは必須
▼ライトまとめ

▼ヘルメットまとめ

毎年の買い物を振り返る、「買って良かった自転車アイテム、キャンプグッズまとめ」もどうぞ。



