快晴の日に行く冬の京都大原三千院【徒歩散策】

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三千院の御殿門

冬の京都大原三千院に行ってきました。

京都はいろいろ巡ったけど、三千院はまだ未訪問でした。洛北エリアはちょっと遠いですよね。

前日、京都をブラブラして一泊。この日は早朝から散策できたので、ちょっと遠いところまで足を伸ばしてみることに。以前から名前のインパクト的にも気になっていた三千院へ。

三千院の内部は撮影禁止だったので写真はありません。周辺を散策した写真と記録です。

目次

バスで冬の京都大原三千院へ

そんなわけで出発はいつもJR京都駅。

朝のJR京都駅

快晴すぎる! 1月中旬、肌を刺す冷気と暖かい日差しが混ざる午前の空気感が最高。絶好の旅日和。(なんと2024年1月中旬に訪問した記事を2024年12月に公開しています謎のタイムラグでごめん)

冬の快晴と京都タワー

京都駅からバスに揺られること約1時間。山道をぐねぐねと登っているなと思っていたら到着。大原バス停です。相変わらず快晴が過ぎる。

大原バス停

大原バス停から三千院まで徒歩10分。参道をゆく。今回は右へ。

寂光院方面と三千院方面の案内板
👉️
三千院の参道の案内

こういう案内板は立ち止まって全部読む方針。ここはアブラナの花畑。

三千院の菜の花畑

大原女。学生時代に歴史の教科書でちらっと見た気もするけど何だったか覚えていない。調べてみると、柴などを頭にのせて京の町まで売りに歩いた行商の女性とのこと。

大原女の小径

参道らしい雰囲気になってきた。

三千院の参道
三千院の参道
三千院の参道
三千院の参道

雪が残る1月の三千院。日陰は寒いけど、日向は暖かい。

三千院の参道
三千院の参道

「三千院跡」という大きな道標石。この先が目的の三千院なのは明らか。というわけで真っ先に目的地を見つけてしまったら、あとやることといえばそうですね、先に周囲を散策しがち。

これはあれですね。RPGで目の前にボス部屋があってもすぐには入らず、周囲に宝箱とかの取り忘れがないか一応見てまわる行動に似ています。今回は天気がいいし、時間もあるので。

三千院門跡の道標石

周囲を適当にぶらつくと出世稲荷がありました。今年の出世?を祈ります。

京都大原の出世稲荷神社
京都大原の出世稲荷神社
京都大原の出世稲荷神社の狛犬

一福茶屋で昼飯

三千院の目の前にある「一福茶屋」で、とりあえず昼飯。

京都大原の一福茶屋

落ち着く店内。もう80歳以上ぐらい?でしょうか、高齢のおばあちゃんが切り盛りしていました。

京都大原の一福茶屋の店内
京都大原の一福茶屋の店内

こちらがメニュー。迷うな……!

京都大原の一福茶屋のメニュー

天ぷらそばセットを注文。メニューの写真よりも実物のほうが美味しそうに見える笑。もちろん実際うまい。そばの出汁が冷えた体にしみる。

天ぷらそばセット

茶屋の外観からして、支払いは現金払いのみだと思っていました。

もちろん現金は持っていたのですが、財布にたまたま1万円札しか入っていませんでした。1万円札をお渡ししたところ……、飯代1,200円なのでお釣りは8,800円ですが、「ごめん、今細かいお釣りがないんです」とのこと。

「電子決済は非対応。僕は1万円札しか持っていない。でも細かいお釣りがない」ということで、お互いに顔を見合わせながら、どうしようかと思案にくれてしまいました。

そんななか、お店から提案。

店「三千院はもう行きました?」
僕「いやまだです。これから行きます」
店「だったら三千院の拝観料のお釣りで払ってもらったらいいですよ」

なるほど。三千院の拝観料を1万円札で払えば、飯代の1,200円が崩れるはず。それをあとから払いに戻ってきてくれればいい、と。

拝観料で崩すにしろ、周辺のほかのお店で崩すにしろ、いずれにせよ一旦、無銭飲食の状態で店を出るしかないですね……。仕方ないとはいえ、ちょっと変な感じです。

もし僕がこのまま店に戻らず帰ってしまえば完全に無銭飲食になるなと思いつつ、夕方になってしまいましたが、茶屋の営業時間内に戻って飯代を支払いました。そしたらおばあちゃんがビニール袋いっぱいのせんべいを持って待っていてくれました笑

三千院を拝観

とりあえず説明を読む。三千院の名前の響きだけで来たので、 三千院が何たるかあまりわかっていない(勢いだけで来てごめん)  

三千院の説明書き
三千院の参道

というわけで、ここが三千院。

三千院の御殿門
梶井門跡三千院

入り口で拝観料を払って靴を脱ぎ、一方通行の案内にそって冷え切った板張りの廊下を歩く。三千院は有名な観光スポットですが、1月中旬の平日ということもあり人はほとんどいません。静寂に包まれた三千院。

回廊をぐるっとまわりながら展示を見ていく。内部は撮影禁止なので写真はありません。ただ周囲や建物の外観、庭園などは撮影OKみたいです。こちらは庭園「聚碧園(しゅうへきえん)」。もう少し暖かかったら縁側に座ってぼーっとしていたいところ。

三千院の聚碧園

内部をゆっくり見学して道順に進むと、一旦外に出ました。外には1,200年前(平安時代末期)からあるという往生極楽院。このあたりでは一番古い建物っぽいですね。この本尊が国宝とのこと。

三千院の往生極楽院

気づいたらもうずっと外。三千院の裏手にあたる山側エリア?でいいのでしょうか。庭園みたいなところを散策。

京都大原三千院
三千院のわらべ地蔵
三千院

勝手神社って初めて見ました。勝手とは? 特徴的な名前です。この記事を書きながら調べてみると、奈良県吉野にある神社のようですね。もちろん”自分勝手”みたい意味の勝手ではなく、勝つ・勝利的な意味合いっぽいです。たぶん。

勝手神社

時刻は夕方になってしまい、三千院のさらに奥にある来迎院はもう閉まっていて入れず。

せっかくここまで来たからには入りたかったのですが、まぁこういった時間配分のマイペースさも一人旅の良さということです。

来迎院
来迎院の参道口
来迎院

もう少し知識がある状態で訪問すると楽しそうだなと思いつつも、いつもうっすい知識でブラブラ散策してしまいますね……。まぁ神社仏閣は落ち着くのでいいです。時期を選べば(選ぶというか、行楽シーズン等を外せば)人が全然いないので散策しやすい。写真も撮りごたえがあります。

洛北の色褪せまくった散策マップがありました。このあたりは山なのでハイキングも良し、自転車で走るのも良し。また自転車を持って来てみたいところ。

洛北エリア散策ハイキングガイド

というわけで、大原バス停から京都に帰還。JR京都駅から新幹線に乗って帰るのですが……まだまだ時間があったので、一旦適当に河原町あたりでバスを降りてぶらつきながらJR京都駅まで歩きます。

夜の阪急京都河原町駅

まだ通ったことがない道を歩こうと思い、商店街の中を適当に歩いていたら、錦天満宮という古い神社を発見。適当に歩いていた商店街にこんな神社があるこれだから京都散策はやめられませんわ。

錦天満宮
錦天満宮

京都散策はこちらも

三千院の御殿門

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