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キャットアイ「VOLT800」と「VOLT400」の比較。用途に応じたライトを選ぼう
自転車用の定番ライト「キャットアイVOLT800」を買ったので、これまで使っていた「VOLT400」と比較してみる記事です。
ライトを買うときにVOLTシリーズの中では、この「800」と「400」の2つで迷いませんか?
勝手な想像だけど迷う人結構いそうな気がしまして(というが自分がわりと迷った)。価格と機能面でちょうどいいのは「VOLT400」だけど、夜遅くなったときやナイトライドのことを考えるとちょっと背伸びして「VOLT800」買っておいたほうがいいのかな〜みたいな!
僕はロードバイクにハマっていく中でどちらも購入したので、それを踏まえて簡単に比較などを。
キャットアイより、後継モデルの「VOLT800 NEO(2023年1月末~2月発売予定)」と「VOLT400 NEO(2022年12月末~1月発売予定)」が発表されました。
USB Type-C端子の採用、対向への眩しさを軽減した配光のままハンドルの上下に取付けが可能など、さまざまなアップデートが加えられています。
見た目を比較
この記事を書いている時点でVOLT400は1年ほど、VOLT800は半年ほど使用しました。
最初はとりあえずVOLT400で十分だろうな〜と思っていましたが、乗っている時間が長くなるにつれてスペックにやや不安を覚えたので、VOLT800を購入したという流れ。
(※購入時期が違うので、今もまったく同じデザインとは限らない点ご了承を)
大きさについて
やはりVOLT800のほうが若干大きいです。が、言うほど差はありません。ちょっとだけVOLT800のほうが大きい程度。
上から見るとこれくらいの差。右のVOLT800のほうがちょっと長いです。
左:VOLT400
右:VOLT800
横に並べると、もはや大きさの違いはあまりわからないレベル。
重さについて
公称値では以下(どちらもカートリッジバッテリーを含む重さ)
VOLT400……120g
VOLT800……140g
その差たった20g。両方を持ち比べるとVOLT800のほうが重いです。でもほんとちょっと重いだけ。
というわけで本体サイズ・重要については、そこまで大きな差はないです。実際、両方使ってみてもVOLT800はデカくて重い、という感覚はほとんど無いですね。
あとは使用時間や光量で選ぶことになりそうです。というわけで最も大事なライトのスペック!⇓
スペックを比較
使用時間と、明るさの一覧です。
先の2ライトに加えて、もう1ランク上の「VOLT1700」も念のため表に加えています。
VOLT400 | VOLT800 | VOLT1700 | |
---|---|---|---|
ハイ点灯 | 3h (400lm) | 2h (800lm) | 2h (1700lm) |
ミドル点灯 | 8h (100lm) | 3.5h (400lm) | 5h (500lm) |
ロー点灯 | 18h (50lm) | 8h (200lm) | 15h (200lm) |
ハイパーコンスタント (点灯しながら点滅) | 11h | 7.5h | 12h |
点滅 | 60h | 100h | 150h |
※充電時間 | 6h | 5〜9h | 5.5〜15h |
意外でしたが、全体的な使用時間についてはVOLT800よりも400のほうが長いのですね。どちらも使っているクセに今知りましたw
明るさの見え方
実際の明るさの見え方については、キャットアイ公式サイトで見比べることができるので、そちらでご確認を。
こんな感じでVOLT400/800の明るさを比較可能。
VOLT800のハイ点灯は明るい……!
バッテリーは互換性あり
バッテリーはどちらも取り外し可能で、「VOLT800/VOLT400/VOLT300/VOLT50とも互換性あり」とのこと。
公式サイトの製品概要に記載がありました。
付属バッテリーの容量は
・VOLT400……2200mAh
・VOLT800……3400mAh
と異なるのですが、互換性はあるようです。
確かに手持ちのVOLT400/800のバッテリーを入れ替えてみたら、問題なく動きました。
ということはVOLT400に、800用の3400mAhのバッテリーを付けると使用時間が伸びるのかな……?ちょっと記載が無いようですし、試してもいないので分かりません汗
何にせよバッテリー交換式というのはいいですね。走行中に点灯しなくなったらバッテリーだけ交換すればいいですし。バッテリーの劣化にも簡単に対応できますし。
こちらがVOLT800付属の3400mAh⇓
こちらがVOLT400付属の2200mAh⇓
マウントも互換性あり
またライトを自転車に取り付けるマウント(アダプタ?ブラケット?)も互換性あり。
これ結構便利で、その日のライドに合わせて持っていくライトを選ぶことができます。
注意:充電しながらは使えない
モバイルバッテリーで充電しながら走れば長時間使えるじゃーん!と思っていたあなた。
どうやら充電すると点灯・点滅しない仕様みたいです。手持ちのVOLT400/800どちらも同じでした。
充電ケーブルが絡まって事故の原因になったり、雨でのショートを避けるためでしょうか。
とりあえずモバイルバッテリーで充電しながら使う作戦は不可です!
どのシチュエーションで、どのライトを使う?
どういう乗り方をするのかで、どのライトを選ぶか決めるのが良さそうですよね?
街灯のある明るい街中を走る場合
通勤通学などで使う場合は、VOLT400か、それより小型のライトで問題ないかなと思います。
街中ならミドル点灯(100ルーメン、8h)でも明るいです。
夜の街中を数時間しっかり走るつもりなら、400ルーメン前後あるライトを選んだほうが良さそうですかね。
真っ暗な田舎道、山道を3時間ほど走る場合
街灯がろくにない真っ暗な道だと、個人的な感覚としてはVOLT400のミドル点灯(100ルーメン)は非常に厳しかったです。
ハイ点灯(400ルーメン)にすると、わりとしっかり路面が見えるようになりました。でも3時間も走ると、ハイ点灯の使用時間ギリギリなんですよね……。
というわけでライト2つ以上あるとより安心かと。2灯体制。
VOLT400 + VOLT800
VOLT400 + VOLT1700
VOLT800 + VOLT1700
などなどを組み合わせて走るか、交換用バッテリーを持っておくのがいいかなと思います。
真っ暗な田舎道、山道をガッツリひと晩走る場合
VOLT1700みたいな超大容量ライトがあると便利かと思います。加えて2灯、3灯体制も必須かと。
ハンドルに1〜2灯、ホイールハブに1灯、みたいな装備でしょうか。ヘルメット用ライトも良さそうです。休憩時にモバイルバッテリーでライトを充電する運用になりますかね。
何を買うべき?
これからロングライドもナイトライドも走りまくるぜ!という人なら、最初からVOLT800を買っておいてもいいんじゃない?というのが個人的な感想です。
本体サイズ・重量はそれほど変わらないし、この場合は大は小を兼ねると言えそう。
僕はVOLT800を購入してからメインライトはこれになってしまい、ナイトライド等で明かりを増やしたいときはVOLT400をプラスαで使う、という運用になりました。
ちなみにVOLT800とVOLT1600(当時)、どちらを買うかめちゃくちゃ迷いましたw
800買うぐらいなら、もう1600あったほうが何かと便利じゃないかと。当時は価格差も2,000円程度でした。ただし重さは倍ぐらいある。まぁ何だかんだでさすがに1600はオーバースペックかなと思って最終的に800を選んだのですが……。
今ならVOLT1600ではなく、2017年夏にアップグレード版として発売されたVOLT1700になりますかね。
光量アップに加え、工具なしでのバッテリー交換が可能になり(VOLT1600ではアーレンキーが必要だった)、電池残量を3段階で表示できるようになったそうです。
ライト選びって意外と悩みますよね。でもケチるところではないと思いますし、特に街灯の少ない場所を走るなら多少オーバースペック気味でもいいかもしれません。
もちろんキャットアイのほかにも様々なライトメーカーがあります。特にカッコイイのはknog(ノグ)、LEZYNE(レザイン)、fabric(ファブリック)などでしょうか。
それぞれAmazonの検索結果へ飛びます。
自分の乗り方に応じたものをぜひ。安全、大事。
キャットアイより、後継モデルの「VOLT800 NEO(2023年1月末~2月発売予定)」と「VOLT400 NEO(2022年12月末~1月発売予定)」が発表されました。
USB Type-C端子の採用、対向への眩しさを軽減した配光のままハンドルの上下に取付けが可能など、さまざまなアップデートが加えられています。
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