初めての輪行袋に、モンベルの「コンパクトリンコウバッグ」を購入しました。
サイクルジャージの後ろポケットにも入る文字通りのコンパクトさ、エンド金具が不要という収納のしやすさが特徴。僕のような初心者でも、簡単に素早く輪行状態にできました。
すでに10回ほど試し、輪行状態にするまで10分切れるぐらいになってきたので、メリット・デメリットなどをレビューします!
目次
サイクルジャージにも入るコンパクトなサイズ!
こちらがモンベルの「コンパクトリンコウバッグ」。手のひらサイズ……は言い過ぎですが、それでもかなり小さいです。
モンベルはアウトドア・登山用品を扱うブランドですが、自転車用品も結構出しているんですね。ジオラインのインナーではお世話になっています。
輪行状態にするとこんな感じ。公式サイトの透かし画像が分かりやすいかと思います。
ハンドル・サドルが下になるという、自転車を逆さまにする収納状態。このためフレームのフォークエンド部分(後輪ホイールの軸を受けるところ)を保護するためのエンド金具な不要です。
できればエンド金具を付けて保護するに越したことはないのでしょうけど、まぁ面倒くさいという気持ちにはなりますよね……。
とにかくラクに早く輪行状態にしたい方にはこのモンベル製輪行袋はオススメですが、万が一に備えてしっかり自転車を保護したい方には向いていないかも。ラクさを取るか自転車保護を取るかのトレードオフ。
コンパクトリンコウバッグの付属品を見てみる
これだけコンパクトで、エンド金具も不要な「コンパクトリンコウバッグ」の付属品を簡単にご紹介。
- 輪行袋本体(収納袋一体型)
- フレームと本体を固定するバンドが3本
- 肩がけようのバンド1本
以上です。シンプル!
また、袋の裏側には輪行方法が記載されているので、出先で困ることもなさそうです。輪行に慣れるまでは見返すことになりそう。
どうやって輪行状態にするの?
もうこれは、こちらの動画を見ていただくのが早いと思います。理解も早いと思いますし、何より動画も早い(!?)
約10万回近く再生されていました(記事執筆時)。手際の良さが素晴らしく、めちゃくちゃ参考になります。
僕もすでに何度か輪行しているので、その際に撮った写真を交えながら輪行方法を簡単にご紹介。
まず前後輪を外し、付属している3本のベルトで本体に固定。
3本のベルトで固定する場所は、説明書きによると大体このあたり。
あとは肩がけベルトを前後に取り付けたら……、
上から輪行袋を被せます。
あらかじめ地面に敷いた輪行袋の上に自転車を置いて袋をずり上げるタイプではなく、上からファサっと被せます。
そしたら裾にあるゴムを絞って完成。
メリットとデメリットはどうよ!?
メリットをザッと挙げると以下でしょうか。前述したことと被りますが……。
- ジャージの後ろポケットに入るぐらいコンパクト
- エンド金具不要。最小限の手数で輪行できる
- 収納袋を裏返せば輪行袋になる(一体型。収納袋を別に持たなくていい)
ではデメリットは何か。すぐに思いつくのは以下かなと思います。
- ハンドルとサドルが汚れやすい
- 輪行袋の生地がちょっと薄い?
- エンド金具がない分、運搬時に気を使うかも?
1つ目の「ハンドルとサドルが汚れやすい」というのは、自転車を上下逆さまにするため、ハンドル(特にブラケット部分)とサドルが地面と接触して汚れやすいということ。僕のハンドルとサドルなんて白色ですから、どうしても汚れが目立ちます……。サドルカバーだけでも買おうかなと検討中(汗)
また輪行袋の生地が若干薄いかもしれません。丁寧に扱わないと破れそうな気がしなくもない。今のところ10回ほど輪行したぐらいではどこも破れていませんが、自信満々に頑丈とも言えない気がします。
※2019/03/22追記…厳密に数えてはいませんが、現時点で輪行を30回以上繰り返しても破れはありません。丁寧に扱えばそう簡単には破れなさそう。
個人的にはそういったデメリット以上にコンパクトさ、輪行のラクさにぐっときました。とりあえずジャージの後ろポケットに突っ込んでおけば、いつでも輪行で帰れるという安心にも繋がるかと。
ちょっと余談ですけど、輪行ができるようになるとロードバイクでの行動範囲が一気に広がりますよね。ホント輪行を覚えないのは勿体無いとさえ思います。家から半径50〜100kmぐらいを走っていてもいつか絶対飽きますが、輪行をマスターすれば日本中へ行くことができる。実際これで箱根や熊本に行くことができ、大自然の中を気持ちよく走ることができました。これぞロードバイクの醍醐味かと思えるほど。
熊本駅から輪行!
まあ何が言いたいかと言うと、輪行はホント覚えて損ないですよ!と。
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