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- 2025/0/1/23(木)23:59まで
ガーミン「Edge 520J」が良かった! 簡易ナビ可能、スマホ連携もできる優秀なヤツ
ホント買ってよかった。ガーミンのあるライド。
ガーミンのサイクルコンピューター「Edge 520J」を購入し、数回使ってみたのでレビューを。
初めてのサイクルコンピューターでしたが、セッティングは簡単でした。機能も満足。やっぱりスピードや距離、斜度がわかると自転車に乗るのが面白くなりますね。
次期モデル「Edge 530」と、「Edge 830」が発売されました。
詳細
▶Edgeシリーズより新世代のサイクルコンピュータ登場 『Edge 530』、『Edge 830』を2019年夏に新発売! | プレスリリース | Garmin | Japan
大まかな特徴
・ディスプレイが2.3インチから2.6インチに拡大
・駆動時間が15時間から20時間に増加
・ナビ機能強化
これから購入するなら、新モデルのEdge530/830が良いかな…と思います。
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GARMIN(ガーミン) EDGE 830(Amazon)
新旧モデルで共通点も多いので、以下のEdge520のレビュー記事も参考にどうぞ。
目次
計測できる項目、スペックなど!
「Edge 520J」は、ガーミン製サイクルコンピューターの中では、「Edge 1000J」、「Edge 820J」に次ぐラインナップモデル。
そのぶんお値段も「Edge 1000J」、「Edge 820J」に次ぐ感じです。記事執筆時では本体のみで3万5,000円ほど。ケイデンス・スピード・心拍計センサー付きモデルだと4万8,000円ほどですね……。
しかしそれだけあって、機能性はかなりのもの。自転車に乗るのが楽しくなる機能満載です。
今回購入した「Edge520Jセット」の付属品一覧。本体・説明書・ケイデンスセンサー・スピードセンサー・心拍計・マウントです。
計測できる内容は以下。サイクルコンピューターの中には斜度や心拍数に対応していないものもありますが、「520J」はバッチリ対応しています。
- 走行中のスピードをリアルタイム表示
- 平均スピード
- 最高スピード
- 走行距離
- 走行時間
- リアルタイムで斜度表示
- 高度上昇値
- 高度下降値
- 最低高度
- 最高高度
- 走行中のケイデンスをリアルタイム表示
- 平均ケイデンス
- 最高ケイデンス
- 気温
- 心拍数
- 消費カロリー
端末のスペックです。バッテリーは15時間持ち、日常防水を備え、重さは60g。
- サイズ(W×H×D): 4.9 x 7.3 x 2.1 cm
- ディスプレイ: 3.5 x 4.7 cm
- 解像度: 200 x 265 pixels(カラー)
- 重量: 約60g
- バッテリータイプ: 充電式リチウムイオンバッテリー
- 稼働時間: 約15時間(標準的な使用形態において)
- 防水: 日常生活防水(IPX7)
- 受信性能: 高感度GPSチップ採用(GPS/GLONASS/みちびきに対応)
- 気圧高度計:○
- タッチパネル: X
- ベースマップ: X
- ナビゲーション機能: X
- 外部microメモリ: 非対応
そのほかの特徴!スマホとの連携や、センサー類との接続が可能です。
- スマホ専用アプリとBluetooth接続可能
- スマホの着信・通知をEdge520J画面上で表示
- ANT+対応の心拍計・パワー計と接続可能
- シマノDi2と接続してギア段階やバッテリー残量を確認可能
- ワークアウト管理
- セグメント(仮想レースシステム)対応
- Stravaセグメント対応
- パワー計の利用でFTP(機能的作業閾値)測定可
- パワー計の利用で左右のパワーフェーズ測定可
- バーチャルパートナー対応
- 簡単な地図を表示
- タッチパネルではない。操作は物理ボタンのみ。
大体必要な機能は備わっているかな、という印象です。人によっては使わない機能まであるかもしれません。
でも機能豊富で困ることはないというか、自転車に乗れば乗るほど、いろいろな項目を計測したくなったりしますw パワー計とか電動コンポとかが気になってきたりしますw そのとき今使っているサイクルコンピューターが対応していれば導入がラク。新しいことをすぐに始めることができるな、と。このメリットがデカイと感じました。
なので「Edge 520J」はちょっと機能充実し過ぎかなと感じるかもしれませんが、長い目で見るとこれぐらいでいい気がしています。
セッティングが簡単!
自転車への取り付け作業は、本当にすぐに終わりました。
僕が購入したのは、「本体・ケイデンスセンサー・スピードセンサー・心拍計」のセット品。ここでは「ケイデンス・スピードセンサー」の取り付け方法をご紹介します。細かい調整とかホント不要で、びっくりするぐらい簡単です。
まずこちらがケイデンスセンサー。3種類の長さのゴムバンドが付属。
このゴムでクランクに取付けるだけ!センサーが足に当たらないよう、クランクの裏側に取り付けました。
反対側から見るとこう。黒くてデカイ虫がくっついてるように見えるかもですが、これがケイデンスセンサーです。
次はスピードセンサー。
これもゴムで後輪のハブに取り付けだけ!
スピードセンサーと言えばセンサーとマグネットがセットになっており、センサーをフロントフォークに、マグネットをスポークに設置する、みたいなイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかしこいつは違います。後輪のハブにゴムで留めるだけ。
導入の敷居が低い。これなら誰でも取り付けられます。
着脱が簡単ということは、ホイールを交換する際のセンサー着脱も簡単ということ。沼にハマり、今後たくさんのホイールを購入することになってしまっても安心です(ニッコリ)
また操作性がいい、というかセンサーに対して余計な操作が省かれているのも嬉しいところ。各センサーにスイッチなどはなく、走り始めると自動的に本体と接続し、一定時間動きが止まると自動的に電源オフになる仕様です。
だから乗る人はセンサーを意識する必要がありません。本体の電源を入れたら走り出すだけ。あとは自動的に各センサーが接続し、ケイデンスとスピードを表示してくれます。めちゃくちゃラク!
本体の設置場所は2パターン
付属のマウントは2種類。
ステムの上に設置するマウントと、
ハンドルからせり出すマウントが用意されています。ライトなどの位置関係もあると思いますし、お好きなほうで。
「Edge 520J」を実際に使ってみて
実際どうなのよ、と。
走行中はスピードや距離・ケイデンスなどを表示する使い方がメインになります。画面を最大8分割でき、好きなところに好きな項目を表示可能。
現在のリアルタイムなスピード・ケイデンス・斜度・走行距離なんかが見れるのは、やはり楽しいです。
具体的には35km/hを維持〜とか、鬼ケイデンスごっことか、俺今15%の坂登ってるぜうひひひ死ぬキツーなどなど、様々な楽しみ方が可能。サイコンを導入したことで変態ローディに一歩近づいたのは間違いない。
操作はタッチパネルではなく、本体周辺に配置された7つの物理ボタンのみ。わりとしっかり目のクリック感があるので、グローブをした指でも押せるかと思います。
スマホとBluetoothで接続することにより、着信をサイコン上に表示させることが可能。僕はライド中に着信が来たとしても、後で掛け直せばいいかな的なスタンスなので使っていませんが、家族や仕事関係からの常に電話がかかってくるような状態の方には重宝するかも。
Bluetooth接続中でも、スマホのバッテリーにはそれほど影響ないです。スマホをハンドルに取り付けて、ナビとして使うことに比べたら雲泥の差。バッテリー全然減りません。
あ、このサイコン、ナビとして必要最低限の機能はあります。あらかじめルートを設定しておけば、すごく簡易的な地図を表示可能。こういう感じです。
地名はおろか道路さえまともに表示されないレベルなので、ナビという点ではスマホに軍配が上がりそう。ただ個人的には、これぐらい簡易的な地図でもあまり問題ないかなと感じています。おおまかにどちらに向かっていて、道が合っていると分かれば何とかなるなと。
それにもしルートをそれると、「オフコース」という文字と警告音で教えてくれますし。目的地に着ければOKだと思っているので、十分です。
専用アプリ「Garmin Connect™ Mobile」連携が楽しい
走り終わってデータを本体に保存すると、自動的にスマホにもBluetooth経由で走行データが送信されます。
スマホからは専用アプリ「Garmin Connect™ Mobile – Garmin」で、データを確認可能。こいつがなかなか便利。
アプリから非常に詳細なデータを確認できます。
平均スピードや移動時間などを参考すれば、今後のライドの予定も立てやすそう。単純にログを見返すという楽しさもあります。
スピードや高度をグラフで表示できるなど、ログの見返し方はいろいろ。
またSTRAVAとも連携できます。(STRAVAとはランニングやサイクリングのログを記録し、ユーザー同士で共有できるサービス)
「Garmin Connect™ Mobile – Garmin」にデータをアップロードすると、自動的にSTRAVAへもアップロード可能。STRAVAユーザーの方も使いやすいかと。
PCからの走行データを確認、ルート作成が便利!
PCからは、Webサービス「ガーミンコネクト」上で走行データなどを確認できます。
この「ガーミンコネクト」との同期も非常に簡単。
↓
Bluetooth接続しているスマホに走行データが自動転送される
↓
同時にWebサービス「ガーミンコネクト」上にも同期される
だから同期作業とか不要!ガーミンコネクトにログインしたら、もうそこには走行データがアップロードされている、という状態です。すばらしきシステム。
そしてPCで作成してルートデータをサイコンに送信できる機能もすごく便利。ルートラボのように中継地点をクリックしていくだけで、このようなルートを作成できます。
作成したルートは、サイコンに送信(PCとサイコンをマイクロUSBで有線接続で。Garmin Expressというソフトが必要)すると簡易的なナビとして使用可能。
作成したルートは、パソコンとEdge520JをマイクロUSBで接続すれば送信できます。(Garmin Expressというソフトが必要)
このように簡易的なナビとして使用可能。
あるいはWebサービス「ガーミンコネクト」と同じID・パスワードでログインしたスマホアプリ「Garmin Connect™ Mobile – Garmin」を開いてみると……、パソコンで作成したルートがここにも表示されます!
そしてEdge520JとスマホをBluetoothで接続した状態で右上のボタンをタップすると、ルートがEdge520Jに送信される仕組み。
Edge520Jをパソコンと有線接続するよりも、スマホとBluetooth接続してルートを送信するほうがラクで良いと思います。僕はもっぱらこのやり方で作成したルートを送信しています。
サイコンは少しオーバースペックぐらいでもいいんじゃない
設置してすぐに「今どれだけスピード出てる!」、「今これだけの距離を走った!」がひと目で分かる楽しみを実感。もうしばらく使ううちに、斜度や平均スピード・ケイデンス・消費カロリーが気になり始めました。
何が言いたいかというと、サイコンを使うことで計測したい項目・数値化したい自分の実力、なんかがどんどん増えていくということ。
週末に乗る自転車のためだけに、こんな小さなデバイスに3万5000円(センサー付きだと4万8,000円。僕はセンサー込みを買った)も出すなんて……、と正直思い、1万円ほどで購入できるサイコンも検討したのですが……、斜度の計測に未対応だったり、スマホとの連携が今ひとつだったり。
低価格のサイコンを買って後々不満を溜めるよりも、最初から自分にはちょっとオーバースペックかなと思えるぐらいのサイコンを買っておくのが正解かと思いました。楽しむための趣味のアイテムが安物買いの銭失いになって不満を溜めるなんて、本末転倒というか。乗ってるうちに計測したいこと、やりたいことが増えてくると思いましたし。
というわけで、安定のガーミン先生は検討の余地ありそうです。特に長い目で見れば見るほど。主に懐具合との葛藤の末、投資ということで自分を納得させたかいはありました。
次期モデル「Edge 530」と、「Edge 830」が発売されました。
詳細
▶Edgeシリーズより新世代のサイクルコンピュータ登場 『Edge 530』、『Edge 830』を2019年夏に新発売! | プレスリリース | Garmin | Japan
大まかな特徴
・ディスプレイが2.3インチから2.6インチに拡大
・駆動時間が15時間から20時間に増加
・ナビ機能強化
これから購入するなら、新モデルのEdge530/830が良いかな…と思います。
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