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「GIRO EMPIRE VR90」の感想。軽量SPDシューズで、デザイン性も高い
ロードバイクに乗り始めてからSPD-SLシューズを使っていたのですが、利便性と興味本位でSPDシューズに手を出してしまいました。いわゆる歩きやすいほうのビンディングです。
購入したのは「GIRO EMPIRE VR90」。レビュー/インプレ記事です!
「GIRO EMPIRE VR90」の見た目・デザイン性
これが「GIRO Empire VR90」。黒赤、というか黒オレンジ的な色を選びました。
ちなみに黒色の靴ヒモも付属していました。最初からこのオレンジ色の靴ヒモが通してあったのでこのままですが、黒だともっと引き締まった見た目になりそう。
正面から見ると普通の靴っぽい雰囲気で、街乗り用でも違和感ないデザイン。
左右のアウトサイド側(小指側)に「GIRO」の文字。
さらに靴ひもの中頃にGIROのロゴが入ったゴムバンドが付いていて、この役割は…⇓
結んだヒモをココに通すことで、走行中にヒモが暴れないようにできます。
走っているときにヒモがクランクに引っかかったりしたらシャレになりませんもんね汗
かかと側はこんな感じ。GIROのロゴがワンポイント。
靴の裏。アウトソールの材質はカーボン。
クリート取り付け穴は4つで、前後の位置を選べます。
クリート付けるとこう。ちなみにペダルはクランクブラザーズの「エッグビーター3」にしました。それの付属クリートです。
もちろんこのまま歩いてもクリートは削れません!
カカトのほうは、ゴム製のアウトソールでした。SPD-SLはここがプラスチックだったりしますが、やっぱりさすがSPDシューズ、歩きやすいようにできてる。
そういえば、この赤黒は一世代前のモデルカラーみたいで、どうやら今は廃番っぽいですね……。
カラーラインナップについては赤黒のほかに、ブルー/ブラック、レッド/ブラック、ブラック/グリーンがある模様。ブルーとレッドなんかはメタリック系っぽくて、これはこれで良さ気です。
「GIRO EMPIRE VR90」の付属品
付属品は以下の4つ。
- シューズケース
- 靴ひも(黒)
- 中敷きが3種類
- トースパイク
やっぱりMTB向けシューズなので、汚れた靴はこのケースに入れて持って帰れよってことでシューズケース付属なんですかね?でもこういうの地味に嬉しいw
トースパイクというのは、つま先用のスパイクのこと。こんな突起が左右2本ずつで用意されていて……、
自由に着脱可能。取り付けてみました、これが……⇓
こう。
マウンテンバイクで路面がぬかるんでいる場所を走ったりするならコレでグリップ力を上げてね、ということですね。
中敷きについては、3種類も入っていたので以下で簡単に説明します⇓
インソール(中敷き)が3種類付属
オフロードシューズらしいな〜と思ったのが、3種類も付属しているインソール(中敷き)。
インソールの土踏まずのところがですね……、
マジックテープで、ビリっと剥がせます。
この剥がせる土踏まずの部分が3種類付属。
赤・オレンジ・キミドリとあって、違いは何かというと……、
厚さです。
赤:分厚い
オレンジ:普通
黄緑:薄い
という感じ。オフロードの荒れ具合によって調整できるわけですね。
「GIRO EMPIRE VR90」、SPDシューズにしては軽い
重さは、公式サイトによると片足345g(サイズ42.5)。
▶GIRO EMPIRE VR90
実測で317.5g(サイズ41。クリート込)でした。かる!
といっても靴の重さってピンと来ないですよね。SPDシューズにしては軽いほうだと思います。例えばadidasのスタンスミスは確か片足350gぐらいのはずなので、普通のスニーカーと同じぐらいの重さですかね。
当然ながらSPD-SLシューズはもっと軽くて、GIROやフィジークなどのハイエンドモデルだと片足210〜230gぐらいでしょうか。
「GIRO EMPIRE VR90」のざっくばらんな感想
とりあえず「Empire VR90」で近所をポタリングしたり、西伊豆スカイラインに行ったりました。
1月の西伊豆スカイラインでは雪の上を歩いたりしましたが、まぁ普通に歩けました!
こんな雪の上を…、
こう⇓
しっかりグリップするし、SPD-SLシューズのような歩きづらさは皆無。ぶっちゃけほとんどスニーカーと同じ感覚でした。寒いときのシューズカバー(パールイズミ製)も問題なく装着可能。ほとんど違和感らしい違和感なし。
ちなみに使っているペダルは、クランクブラザーズの「エッグビーター3」なのですが、これはまた別記事で紹介しようと思います。
▶クランクブラザーズのSPDペダル「エッグビーター3」感想。見た目やメリット・デメリットなどをまとめた
走行中についても、あまり問題はありませんでした。
強いて言えば、足元がSPD-SLよりちょっと重いような気がする……いや気のせいかな?程度w
クリートの固定力は当たり前ですがSPD-SLに比べると確実に弱いです。SPD-SLだと結構ガッチリ固定されますし、外すときもしっかり足首をひねらないといけません。
SPDはグリ?みたいな感触で簡単にハマりました。SPD-SLみたいなバチン!!ってあのデカイ音はまずしない。グイ?パチ?みたいな小さな音と感触でハマります。外すときは、足首をほんのちょっとひねるだけ。かなり立ちゴケしづらいんじゃないかな〜。
本当に簡単に外れるので、思いっきり引き足でペダリングすると力で外れてしまいそうな気がしなくもないです。でも今のところ僕の引き足程度では全然外れませんw
まぁクリート着脱の感触についてはペダルとクリートの話なので別記事で。
サイズは41を購入。日本サイズに直すと26cmぐらいですかね。普段のスニーカーはちょっとゆとりを持って26.5cmぐらいを選んでいる僕ですが、これは41でピッタリ(ゆとりなし)でした。
あとこれまで履いていたダイヤル式のSPD-SLシューズより、靴ひものほうがフィット感があるように思います。特につま先側をしっかり固定できる印象。
ハードな路面を走るオフロード自転車用シューズということで、GIROもダイヤル式ではなく靴ひもを採用したのかな。僕は今のところロードバイクでの自転車旅とかポタリングで使うつもりなのですが。でもこうなるとSPDシューズを存分に駆使できる新たな自転車も欲しくなりそうですね。あっ、ここたぶん別の沼の入り口だ。
価格は¥32,000(税抜き)。
実は前々からもしSPDシューズを買うなら、普段ロードバイクにSPD-SLシューズで乗っているので別にSPDシューズは必要ではないんだけど、もし!SPDシューズを買うなら!このGIRO「Empire VR90」がカッコイイな〜〜と思って目をつけていたところ、2017年のブラックフライデーセールで安くなったので手が滑って購入してしまいました\(^o^)/
一応Amazonでも取り扱っているっぽいですが、価格がかなり高いです(記事執筆時)。ネットで手に入れるならTokyo Lifeなどの国内販売店かWiggleなどの海外通販が良さそう。ただ靴は一度履いてみないと選ぶの難しいし、実店舗という選択肢も捨てがたいですね。
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