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白沢洞門(嶺方峠)〜白馬。トンネルを抜けて北アルプスを見に行くライド
お久しぶりです。長野県の白沢洞門(白沢峠・嶺方峠とも呼ばれる)を通り、白馬までロードバイクで走ってきました。
5月末に訪れた、2泊3日の1日目。快晴のなか北アルプスがよく見えました。距離が短めでゆっくりできたのも良かった。
▼YouTube動画もあります。
今回のルート:長野駅〜白沢洞門〜白馬
長野駅から国道406号線を通り、白沢洞門を経由して白馬まで。
財布を紛失しかけて10時半スタート
どうして……。最近、朝まともな時間に起きられる自信がなかったから長野駅付近の快活クラブの鍵付き個室に前泊したのに……、朝起きたら財布がない!
財布はジャージの左後ろポケットに入れると定位置を決めていたのに、朝起きてジャージを着たら、後ろポケットが妙に軽い。快活クラブの狭い部屋を見渡しても、財布がどこにもない。探すべき場所はさほどないはずなのに。
最後に財布を出したのはいつ? 記憶を思い返しながら歩いた道順をたどり、昨晩寄ったラーメン屋やコンビニに行って「財布の落とし物ありませんでした?」と聞いてまわるも成果なし。というかラーメン屋もコンビニもスマホ決済で財布は出していないから紛失しないはずなのに、一体どこに消えたんだ……。最終的に交番で落とし物の書類を提出。あまり落とし物とかしないタイプで、人生で初めて本格的に財布を紛失しました。クレカはスマホケースに入れていたのが、不幸中の幸い。
これは旅が始まる前から終わったなと思いながら快活クラブの個室に戻り、念のためもう一度すみずみまで探してみると、なぜか輪行状態で持ち込んだ自転車の下から出てきました……。ホッとして気が抜けたのと凡ミス過ぎる恥ずかしさでもうどうしようもないです。交番には見つかった旨を電話しました。
朝8時ぐらいに財布がないことに気付き、顔面蒼白で昨日行った店とかまわって交番にも行ってもなくてこれは終わったなと思ってたら泊まった部屋から出てきた…めちゃくちゃ凡ミスだけど今年一番焦った…助かった… pic.twitter.com/wLVqSBdvO6
— ゆう (@escapetrip_jp) May 24, 2022
紛失しかけた財布はこれ
▶Raphaの財布「RAINPROOF ESSENTIALS CASE」レビューと、僕の財布の中身
というわけで、前泊したのに10時半スタートです!遅い!
まったく知らずに訪れたのですが、善光寺は7年に1度の御開帳の時期だったようで、ひときわ賑わいを見せていました。
善光寺のご本尊は「絶対秘仏」とされ、完全に非公開だそうです。ただし7年に1度だけ、ご本尊の代わりである「前立本尊」が公開され、特別に拝めるのがこの「御開帳」の時期。
絶対秘仏というちょっと心くすぐるワードにときめいちゃった人や普通に興味ある人は、善光寺の御開帳公式サイト・秘仏(Wikipedia)などをどうぞ。僕も詳しいことは知らないので、今これらのサイトを見ながらこの記事を書いています。
善光寺の参道からそれて国道406号線へ。
10時半という遅いスタートだけど、白馬までならそれほど距離もないし登らないため(距離44km、獲得標高939mだった)、まだかなり余裕があります。交通量も少なめで走りやすかったですね。
5月ということで新緑が眩しい。標高600〜1,100mぐらいあるので、ちょっと涼しいかなと思って薄手のメリノウールを着てきたけど、もはやほぼ夏で暑い。個人的にどちらかといえば寒い思いをするほうが苦手なので、ほんの少し暖かめのウェアを選ぶことが多いけど、それにしてももうちょっと夏仕様で良かったね。
鬼無里
鬼の無い里と書いて「鬼無里(きなさ)」。わざわざ鬼が無いなんて書くぐらいだから、昔は鬼がいたことの表れでもありそう。今は伝説が息づく山間ののどかな場所です。
湖沼伝説・遷都伝説・鬼女紅葉伝説といった言い伝えが残る趣深い地区。伝説について詳しくは鬼無里観光サイトがわかりやすいかな。気になる人はどうぞ。狭い地域に伝説が3つも残っているなんて珍しい。
なんとなく鬼女紅葉伝説を推している印象。この看板をいくつか見かけました。
鬼無里の旅の駅がごはん処。長野なので蕎麦を。
鬼無里あたりから、長野県一周サイクリングルート「Japan Alps Cycling Road」に入りました。この目印が目を引きます。あとは道なりに進んでいくだけ。
トンネルを抜けると白沢洞門
鬼無里の標高が約680m。ここから400mほど登って、白沢洞門は標高1,100m。山間の集落と田園風景を抜けて、いくつかのトンネル・洞門をくぐっていく。
登っているときは木々に囲まれていて眺望はないのですが、少しひんやりした真っ暗なトンネルを抜けた途端に風景がガラッと変わり、雄大な北アルプスが目の前に現れます。この見晴らしの良さ。
おお〜! このあたりが定番の風景ですかね。雲が少なくていい天気。写真とかで見たことはあったけど、こういう壮大さは実際に行ってみないとわからないものがある。
絶対右に曲がらせる標識。トンネル出てすぐ右カーブ&下りなので、標識の重要性を感じる。
5月末、北アルプスの積雪はこれぐらい。もう少し早いタイミングで来てもいいような気がします。さすがに7月とかに入ると残雪なくなるかな。
今通ってきた白沢洞門。
快晴の白馬
下れば白馬まですぐ。再びアルプスが目の前に迫ってくる感じのダウンヒルがおもしろい。
スタバ併設のおしゃれスノーピークが、2020年7月にオープンしていました。名称は「スノーピークランドステーション白馬」。買い物・食事・宿泊ができるみたいです。
それにしてもこの景色。どこを走っても北アルプスが眼前にある白馬の良さ。
というわけで財布を紛失しかけた遅いスタートでしたが、距離44kmだったので、のんびり走って白馬の宿「白馬八方温泉 まるいし」に到着。
日本酒「信州亀齢(しんしゅうきれい)」。人気のある地酒でなかなか手に入らないそうな。申し訳ありません頂いております。
翌日は戸隠に向かって、宿坊(旅館・民宿に近い)に泊まる予定!
走った記録
距離 | 44.3km |
獲得標高 | 939m |
装備メモ
バッグ類
- フレームバッグ…APIDURA
- サドルバッグ…FAIRWEATHER
ウェア(時期は2022年5月)
- 半袖ジャージ
- 薄手メリノウール長袖
- レーパン
- レッグウォーマー
- Empire VR90