大雨のビーナスラインで「霧の霧ヶ峰高原」へ。あと諏訪湖がいい眺め: 蓼科~霧ヶ峰~諏訪湖【連載2/2】

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セール情報:2024/03/18 更新
〜前回のあらすじ〜

松本駅からロードバイクで美ヶ原へ!激坂を抜けると、そこは牧歌的なパノラマが広がっていました。
絶景の「美ヶ原ライド」へいざ。予期せぬナイトライド&初の獲得標高3,000m超えで死す: 美ヶ原~霧ヶ峰~蓼科【連載1/2】

前回、松本駅から美ヶ原に登ったまではいいものの、その後は時間がなくなり霧ヶ峰〜蓼科(たてしな)をナイトライドで何も見ずに通過。

しかし霧ヶ峰あたりの景色も素晴らしいはず。そう思って、今回は白樺湖~霧ヶ峰~諏訪湖あたりを走ろうと思いました……が、あいにくの雨と霧!景色のいい写真は何ひとつありません(´;ω;`)ブワッ

何も見えない信州の高原をざざっと振り返ります。

目次

今回のサイクリングルート

蓼科〜白樺湖〜霧ヶ峰〜諏訪湖〜上諏訪駅まで。

距離:44km
獲得標高:815m

蓼科温泉、最高かよ……

朝5時から露天風呂に直行。かの武田信玄もいくさの疲れを癒したと言われる蓼科温泉。身に染みる〜〜!

風呂のあと、ちょっとだけホテル内を散策。「山と渓谷」が置いてあるなんて、さすが信州のホテルですw

山と渓谷の雑誌

自転車で旅行するときはいつも素泊まり4~5000円とかの格安宿に泊まるのですが、今回は朝夕飯付きで、しっかりした風呂があるちょっと良いホテルにしてみました。せっかくの夏休みなので。せっかくの夏休みなので!大事なことなので二回言いました

昨日、晩飯をめちゃくちゃ食べたのに、朝起きたらやっぱりお腹が空いています。朝食もバイキング。信州味噌を使った味噌汁うまい……。

ホテルの朝食バイキング

この分量×2を頂きました(食べ過ぎ)

そういえば昨夜と今朝のご飯で、生まれて初めて1人バイキングというものを経験しました。

店員と客に変な目で見られるのかな……1人でバイキング!?うっそー、ぼっちなんてありえなーい!バイキングはみんなで楽しむものだよねー!プークスクスwwwって見られるのかなとか思っていましたが、意外とイケる気がします。

周りはほとんど家族連れ(夏休み中で小さな子も多かった)ということもあってか、自分のことなんか誰も見ていません!w そんなものです。バイキング満喫しました。

渓流

部屋から見える渓流

白樺ビール

昨夜飲んだビールの空き缶

鏡で自撮り

ウェアの上下の色が合っていない気がする

本日分のカロリーをあり余るほど摂取したので、さっそく出かけましょい。

ホテル前の渓流

ホテル前の渓流

ロードバイク

素晴らしい泊まり心地でした。

蓼科温泉 蓼科グランドホテル滝の湯

蓼科グランドホテル

ビーナスラインをゆく!

完全に雨です本当にありがとうございました!

雨のビーナスライン

ひとまずビーナスラインを通って白樺湖へと向かう道すがら。ポツポツと降り出した雨は次第に強くなり、路面をしっかり濡らすまでになりました。

夏といえど、標高1,600m付近で雨に降られるとダウンヒルが寒い!一応、薄手のウインドブレーカーを持ってきて正解でした。ささっと羽織り、白樺湖に到着

もともとは農業用水を確保するための人造湖なんですね。どうやら真ん中に島があるようです。

白樺湖

白樺湖の湖畔

……うん、白樺湖は晴れているときのほうがイイかな!

そのままビーナスラインを進んで霧ヶ峰に向かおうとしますが……、もう道をザバザバ流れるぐらい雨水が降りしきってる!はっきり言って土砂降りじゃないですか!!

雨のビーナスライン

道路に貯まった雨水に突っ込まないよう気を付けて走りながら、脳内会議で「諏訪湖のほうに抜けて帰ろう。景色も何も見えないし」ということが可決されました。

とりあえず、通過地点となってしまった霧ヶ峰高原です!!

霧の霧ヶ峰高原とロードバイク

霧の霧ヶ峰高原……

アルプスの看板と濃い霧

あれが八ヶ岳連峰か〜〜〜

今日ほど名は体を表している日はないでしょう。霧ヶ峰高原のドライブイン「霧の駅」。

霧ヶ峰高原のドライブイン「霧の駅」

霧ヶ峰高原の看板

諏訪市のキャラがネットで叩かれるか叩かれないかギリギリのラインを攻めているような気がしないでもないですが大丈夫でしょうか(余計なお世話)

諏訪市のキャラ

このあたりでキヤノンの一眼レフが雨水にあたりすぎて動かなくなりました。めちゃくちゃ焦る……!さすがに濡らしすぎましたか。急いでサドルバッグに収納しました。

バッテリーを抜いて帰宅後に自然乾燥させたら問題なく動くようになりましたが、このときの焦りっぷりときたら……。というか復活したのもすごいよキヤノン……!

さらに、ライトも点灯しなくなりました。このレックマウントでキャットアイの「Volt400」を上下逆さまに装着していたところ、どうやら充電口から水が侵入してしまったようです。充電口を塞ぐゴムカバーがほんのちょっとだけ浮いていたみたい。雨のときはしっかりゴムカバーを押し込まなきゃね……。

レックマウント(REC-MOUNTS)がひたすらカッコいい。GARMINのサイコンとCATEYEのライトをまとめるマウント

で、結局はこのライトも自然乾燥で復活しました。ほっと胸をなでおろしましたけど、心臓に悪い……w

レックマウントとサイコンとライト

ライトがつかなくなる

そんな雨の中でも問題なく動き続けたガーミンの「Edge520J」は、よく頑張ったほうでは。改めて確認してみると、このサイコンは「IPX7」という防水等級で、9段階中の上から2番目の防水レベルみたいです。

端的に説明すると以下。

特定条件下で一時的に水没しても浸水せず機器に悪影響の出ない「防浸形」を示す等級
引用:IPX7とは – IT用語辞典 Weblio辞書

▶ガーミン「Edge 520J」が良かった! 簡易ナビ可能、スマホ連携もできる優秀なヤツ

ちなみにこのとき持っていたiPhone 7も同じく「IPX7」。Googleマップを見るたびに何度も雨にさらしましたが、まったく問題なし。ガジェット類はこれぐらい水に強いと安心ですね。

さてさて、霧ヶ峰を通過したら、あとは諏訪湖まで下るのみです。

霧の中を諏訪湖まで下る

霧の中を諏訪湖まで下る

とはいえ路面はウェット。標高1,925mの霧ヶ峰高原から、標高759mの諏訪湖まで、1,100m近くをダウンヒルすることになります。気を付けながらスタート。

これは僕の技術なんかよりも完全にデュラエースのおかげですね、こんな濡れた状況でもしっかりとブレーキが効きました。ブレーキシューはめっちゃ削れた気がしますけど。長い長い下りでしたが、危なげなくダウンヒル完了。

▶デュラエース(DURA-ACE 9000)に交換・換装した感想など。105と比べてみて

ほぼ下りきった頃、諏訪湖が見えてきました。

諏訪湖を一望

そして立石公園へ。諏訪湖を一望できる有名スポットです。さすがに素晴らしい眺め。

立石公園から見る諏訪湖

立石公園と諏訪湖

……さ、というわけで時刻は午後3時。本来ならまだまだこれから走りたいところなのですが、昨日の獲得標高3,000m超えの疲れもあり、本日の雨もあり、帰宅という運びになりました。

本当ならサクサク走って高ボッチ高原まで行きたかったんですよね。そのためのルートも準備してサイコンに入れてあったというのに。だが仕方ない!天気と体の疲れには勝てませんね。上諏訪駅からスーパーあずさで横浜に帰宅。

どうせ長野にはまた来るんですから。まだまだ行っていない山や高原がたくさんあります。次は乗鞍岳かな……w なんてことを帰りの電車の中では既に考え中なのでした。

今回は雨に阻まれた霧ヶ峰、翌年にリベンジしました。最高の霧ヶ峰がここに。
草原と山と入道雲猛暑の霧ヶ峰ライド! 最高に夏って感じのサイクリング【連載1/2】

走った記録

距離:44km
獲得標高:815m

こちらはStrava。

記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:SIGUMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMレビュー記事

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この記事を書いた人

ネイビーのANCHOR RNC7に乗ってます。自転車、キャンプ好き。旅好き。カメラかついで自転車に乗ってます。カメラはα7C。

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