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シグマ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」レビュー! 安くてF2.8通しの標準ズームレンズ
すごく満足!
画質が良くて値段も手頃、そんな「ちょうどいい標準ズームレンズ」を探して見つけたのが、この「シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」!
F2.8通しという明るさ、3万円でお釣りがくる値段。カメラ素人がカメラ素人向けにレビューしたので、ご覧くださいませ。
(※キヤノン、ニコン、ペンタックス、シグマ、ソニー用をラインナップ。この記事ではキヤノン用を使用。)
シグマ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」外観レビュー!
まずはザッと見た目から。
最近のシグマは真っ黒なレンズが多いけど、これはやや古めの2010年発売ということもあってか、ゴールドの文字・ラインが目を引くデザインです。
オートフォーカス・マニュアル切替えスイッチ、手ぶれ補正ON/OFFスイッチ、ズームリングのロックレバーはこの辺りに集合。
変なクセもなく、扱いやすい配置かなと思います。
レンズは大口径の77mm。
ありがたいことにフード付属です!
別売りのレンズもありますからね〜、付属しているのは地味にうれしい。
さらにレンズケースも付属!こんなに付属品多いのは珍しくないですか?ありがたい!
ベルトとかに通せるよう、背面には引っ掛けるところもあります。付属品、充実してる。
一眼レフ「CANON EOS 70D」に装着してみたところ。
標準ズームレンズなので、サイズ感はこんなもんじゃない?って感じ。大き過ぎず、小さ過ぎず。標準ズームレンズらしいサイズではないかと!
レンズの重さが565gなので、EOS 70Dと合わせると1,320g。良くも悪くも一眼レフらしい重さですね。
レンズフィルターを一緒に買った
レンズに傷がつくと悲しすぎるじゃないですか。だからとりあえず付けておく派。
フィルター経は77mmです。
スマホに保護フィルムを貼るのと同じようなもの。レンズにも保護フィルターを。
シグマ「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」の性能
画角について
まずズームレンジは17-50mm。35mm換算で25.5mmから75mm相当の画角になります。
APC-S専用なのでやや広角から中望遠ぐらいまで対応といったところ。標準ズームレンズという分類になるので、使いやすい画角かと思います。
例えば17mmだとこれぐらいの画角。たいていの景色であれば不便なく収まっています。ただし広角なので端がちょっとだけ歪みますが、よっぽど神経質にならない限りは気にならない程度かなと。
これ以上広い画角で撮影したい場合は、超広角レンズが必要かと思います。例えば僕は「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM(レビュー記事)」を使っています。10mmの画角となるとめちゃくちゃ広いので、気になる方はレビュー記事をどうぞ。
そしてズーム側の50mmだとこれぐらい。
35mm換算で75mm相当です。中望遠ぐらいになりますね。
自分の手に持ったモノも、このようなボケ感で撮影できます。スタバの飲み物なんかをインスタにあげたい人も使えると思う。
手をいっぱいまで伸ばせば撮影できる距離感なので、そこまで怪しい体勢にもなりませんw
F2.8通しだからボケる。夜景もある程度いける
そして大きな特徴は「F2.8通し」。
広角側17mmでも望遠側50mmでも、F2.8の明るさで撮影できます。F2.8であれば十分ボケますよね。
F2.8なら暗いところでもシャッタースピードを速くできるのがメリット。
夜景も三脚なしの手持ち撮影で、まぁ頑張れば出来ないこともないと思います。それでも脇締めて体幹で構えて、シャッター切る瞬間は息を止めて撮影しましょうw どうしても夜景だとブレるときは簡単にブレるので。
(ブレなくしっかり撮影したいときは三脚持っていこうね!)
あとは手ぶれ補正あり。夜景などを撮るときはちょっと助けになるかな。
重さなど
そのほかもろもろの細かいスペックは以下です。
- 重さ565g
- 全長91.8mm
- 最短撮影距離28cm
- 7枚羽根の円形絞りの採用
重さ565gというのは……、人によっては重く感じるかもしれませんね。今持っているレンズの重さと比べてみると実感しやすいかも。
撮ってきた
新しいレンズを手にするとテンションが上がるのは避けられません。ε= \_○ノ ヒャッホーウ!!
そんなノリで撮影した写真の中から適当にいくつかピックアップ。
迷ってる人向けに候補レンズを挙げときます
この「シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」を購入するにあたって検討していたほかのレンズ候補をあげておきます。
いや〜正直迷ったんですよね。以下4本!
シグマ「Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」
こちらは17-70mmまで対応したズームレンズ。この記事でレビューしている「17-50mm」よりもうちょっとズームできます
主な違いなF2.8通しではないところ。ズームするとF値が大きくなる、一般的なズームレンズの仕様ですね。
17-50mmよりも新しい2013年発売モデルです。公式サイトによると従来より30%のコンパクト化に成功したとのことで、重さも465gと軽め。
でも僕は古くて重くてもF2.8通しの17-50mmを選んでしまいましたけど!
タムロン「SP 24-70mm F2.8 Di VC USD」
こちらはタムロン!フルサイズ対応の24-70mm、手ぶれ補正つき、F2.8通しズームレンズです。なかなか良さ気なスペック。
良さ気なスペックに比例して、値段はAmazonで9万7,300円ほど(記事執筆時)、重さはずっしり825g。
タムロンは使ったことがなかったので気になったのですが、個人的もう少し広角が欲しかった点と重い点で今回は見送り。でもタムロンのボケ感は興味があります。
キヤノン「EF-S18-135㎜ F3.5-5.6 IS USM」
2016年に発売されたキヤノン純正レンズ。標準ズームレンズではなく、高倍率ズームレンズにカテゴライズされますかね。
これ最後まで買おうか迷ったんですよね。でもやっぱりF値がちょっと大きいかな……、と思い断念。
新開発の超音波モーター「ナノUSM」搭載により、フォーカスレンズの駆動速度が最大約4.3倍に向上したそうな。
重さは515g。
シグマ「24-70mm F2.8 DG OS HSM Art」
そして2017年2月21日に発表されたシグマの新製品が、フルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ「24-70mm F2.8 DG OS HSM Art」。
F2.8通しのズームレンズです。ズーム域など、こちらのほうが好みであれば選択肢に入りそう。
ただし発売日・価格ともに未定(記事執筆時)。重量は1,020gとのこと。
気になるなら発売まで待つのもありだと思いますが……、でもレンズは欲しい時が買い時やで!と無責任なことを言っておきますね。
※追記。2017年7月7日に発売されました
フルサイズ対応。希望小売価格(税別)は19万円で、Amazonだと13万ちょっとぐらいになっていました。(ちなみに13万あったら……キヤノンだとLレンズの「EF24-105mm F4L IS II USM」も買えそうですw)
▼シグマ公式サイトでの商品情報は以下
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | SIGMA GLOBAL VISION
自分の用途を考えれば自ずと決まる
どこへ持って行き、何を撮るか。
僕の主な用途は「サイクリングと登山での撮影」。メインの被写体は風景になるので、やや広角寄りが欲しいところでした。あとはできるだけ画質が良いことと、軽いこと。
まあ画質と軽さに関しては、どちらかを取ればどちらかが犠牲になるトレードオフの関係かと思いますが、できるだけいいバランスで両立してくれそうなレンズがあれば……、と探して見つけたのがこの「シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」でした。
そりゃあ欲を言えば望遠も欲しいですけどねw 圧縮効果を使ったアングルとか好きなので!でも今回は風景を撮る!ということでコレに。
あとは安かったことで背中を押されましたかね。約2万8,000円(記事執筆時)。お値段、大事。