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GoProをロードバイクにマウントする方法4選。僕はこうやって撮影しています
動画撮影は楽しいぞ。
GoProでサイクリング動画を撮りたいと思っている人が増えているような気がします。僕もそのうちの1人で、GoPro動画を「自分のYouTubeチャンネル」に投稿するようになりました。
ただ、GoProでサイクリング動画を撮影するときに迷うのが「GoProのマウント方法」。
どこにマウントすると良い映像が撮れるのか、どんなアングルになるのか、何が必要なのか……、わからないことが多いと思うので、自分の経験をもとにこの記事にまとめました。
同じように、GoProでサイクリング動画を撮りたいと思っている人の参考になれば幸い。
GoProをロードバイクにマウントする方法
GoProをロードバイクにマウントする方法は、主に以下4種類。
主観的な評価になってしましますが、「おすすめ度・メリット・デメリット」を簡単にまとめました。
おすすめ度 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
チェストマウント | ★★★★★ | 腕まで映るのでサイクリング感が出る | 左右の景色が腕に遮られる |
ハンドルバー/シートポストマウント | ★★★★ | 疾走感が出やすい。ハンドル/シートポストなど様々な場所に装着できて融通が効く | 視点が低く、まわりの風景が映りづらい |
ステムキャップマウント | ★★★★ | 疾走感が出やすい。見た目がシンプル | 視点が低く、まわりの風景が映りづらい |
ヘルメットマウント | 持っていないので無評価 | 視点が高い。まわりの風景がよく映る | 撮影してますよ感が出る。 GoPro背面ディスプレイを見たいときは一度外す必要があって少し面倒くさい |
この4つをそれぞれもう少し詳しくご説明。
チェストマウント
「チェストマウント」は、GoProを胸に装着するマウント。
両肩・背中・胴をまたいでベルトで固定します。
撮影時のアングルはこんな感じ。
ハンドルと両腕が映り込み、サイクリングらしい動画が撮れます。GoPro広角撮影のおかげで、映像もダイナミック。
チェストマウントは体に装着するマウントなので、走行中は体に余計なものを付けている違和感があるかなぁと思っていましたが、個人的には取り越し苦労でした。まったく違和感なし。
あとGoProが結構揺れますが、手ブレの心配はありません。GoProの手ブレ補正は凄い! まったく揺れない映像が撮れます。
ただ腕がそこそこ大きな面積を占めるので、左右の景色が映りづらいのがちょっとデメリットかも。
あとマウントを体に装着するため、夏は汗が染み込むのは気になるところ。(ほかのマウントはロードバイクに装着する)
僕はこのチェストマウントを多用しています。やっぱりサイクリングっぽい動画を撮影できるのが良いところですね。
僕が使っているのはGoPro”非純正”のマウントですが問題なく使用でき、しかも純正より安くいのが良いところ。
詳細なレビュー記事はこちらです。
ハンドルバー/シートポストマウント
GoProをハンドルもしくはシートポストに装着するマウント。
ハンドルに取り付けると、視点がやや左(もしくは右)に偏ってしまい、動画で見たときのアングルがやや不安定になるのはちょっとデメリットでしょうか。
できるだけ自転車の中央にGoProをマウントしたほうが、安定感のある動画にはなります。
自転車の中央にマウントしたい場合、このようにステムに装着するのが良さそうです。ただしステムの太さにはご注意を。GoPro純正品の場合、装着できるのは直径9mm〜35mm。ステムに装着するとロードバイク中央からのアングルになり、映像に安定感がでます。
前方の景色はよく映りますが、視点が低いので左右の景色はあまり映らないかも。
さらにシートポストにも取付可能。ここに取り付けると、後ろの撮影することになります。
グルーブライドで後ろを人を撮影したいときに便利。
「ハンドルバー/シートポストマウント」は視点が低く、左右の景色が見えづらいのがやや気になるところ。
僕が使っているのはGoPro純正品。実は土台部分が360°回転するので、使い勝手は良いです。
詳細なレビュー記事はこちら。
ステムキャップマウント
ステムキャップ部分をGoProマウントに変換できるアイテム「ステムキャップマウント」。
位置的に上記の「ハンドルバーマウント」とほぼ同じようなアングルになります。
「ステムキャップマウント」からの視点はこんな感じ。
自転車中央からのアングルになり、ハンドル・サイコン・両手が映り込みます。アングルは低めなので、スピード感のある映像になりますね。
アングルの低さは、デメリットにも繋がります。
前方の景色は問題なく撮影できますが、視点が低いため左右の景色はあまり映らないですね。山に登ったときの眺望、海沿いを走ったときの美しい海の景色はちょっと撮影しづらいです。
前方を広く映したい、疾走感のある動画を撮りたい場合には、良いマウントですね。
このステムキャップマウントにはGoPro純正品が存在せず(ちょっとニッチすぎて存在しない)、選ぶならレックマウント製のものが良いかと思います。
ヘルメットマウント
これだけは使ったことがないので、想像の話になってしまいます。申し訳ないです…!
GoProをヘルメットに取り付けるマウントもあります。湾曲したベースマウントをヘルメットに両面テープで貼り付けるだけなので、準備は簡単。
非常に高いアングルで撮影できるので(自分の目線よりも高い)、周囲の景色を写すには最適だと思います。
ただ、頭からぴょこんとGoProが突き出している見た目は、好き嫌いが分かれるかも(汗)
またGoPro背面ディスプレイで映像やバッテリー残量を確認したいときは、一度ヘルメットを脱ぐか、手探りで頭上のマウントからGoProを外す必要がありそうです。これがちょっとめんどくさそう……。
【作例】GoProマウントでこんなサイクリング動画が撮れる
実際に僕がGoProで撮ってきたサイクリング動画を置いておきます。
伊豆半島や……
三浦半島を走ってきました!
ほかにも、こちらのYouTubeチャンネルで動画をアップロードしています。よろしければご覧ください。
自分好みの映像が撮れるGoProマウントを選ぼう
最後にもう一度、「おすすめ度・メリット・デメリット」を表にまとめるとこんな感じ。
おすすめ度 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
チェストマウント | ★★★★★ | 腕まで映るのでサイクリング感が出る | 左右の景色が腕に遮られる |
ハンドルバー/シートポストマウント | ★★★★ | 疾走感が出やすい。ハンドル/シートポストなど様々な場所に装着できて融通が効く | 視点が低く、まわりの風景が映りづらい |
ステムキャップマウント | ★★★★ | 疾走感が出やすい。見た目がシンプル | 視点が低く、まわりの風景が映りづらい |
ヘルメットマウント | 持っていないので無評価 | 視点が高い。まわりの風景がよく映る | 撮影してますよ感が出る。 GoPro背面ディスプレイを見たいときは一度外す必要があって少し面倒くさい |
僕は主に2つのマウントシステムを利用
結局、僕自身はどのマウントをどのように運用しているのか、という話。
もっとも使用頻度が高いのは、チェストマウントとステムキャップマウントの2つです。
チェストマウントは腕・ハンドル・前方・左右と「広範囲の景色」が映るところが気に入っています。腕やハンドルが映り込むことで、自転車を漕いでいる様子がよく伝わりますね。アングルもある程度高い位置にあるため、周囲の雰囲気を伝えやすいです。
ステムキャップマウントは腕を映さずに前方だけ撮影したいときに便利。とにかく前方のこの景色を収めたい!というときに重宝しています。
また僕は「GoPro Max」を使っていまして、360°動画撮影では「あらかじめ360°全方位を撮っておき、あとから編集でカメラワークを決められる」点が便利です。編集でカメラワークを変更……ピンとこない人もいると思うので、詳しく知りたい人は「「GoPro Max」レビュー。最高に遊べる360°アクションカメラが楽しいぞ!」の記事をご覧ください。
要するにサイクリング中は360°動画で全方位を収録しておき、「編集で見せたい方向にカメラワークを変更する」わけです。
これが便利。チェストマウントでもステムキャップマウントでも、360°動画で撮っておけば、あとから見せたい方向のカメラを向けて切り出せるわけです。
GoProで撮るサイクリング動画は楽しいぞ!
というわけで、GoProをロードバイクにマウントする方法についてでした。
もちろんGoProは手ブレ補正がものすごいので、ロードバイク動画も非常になめらかな映像になります。どんな映像を撮りたいのか考えつつ、自分に合ったマウント選びの参考になれば幸いです。
GoProで撮影したサイクリング動画をYouTubeに上げているので、もしよかったら見ていってください。