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登山用インナーの機能性に衝撃。モンベルの「ジオライン」速乾性が凄い

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モンベル「ジオライン」レビュー記事のアイキャッチ

登山を始めて思ったことがある。登山用のインナーってすげー!!

こんにちは、僕は登山初心者です。最近山に行くことが多くなり、登山用のベースレイヤーというものを着だしたところ、その凄まじい機能性に驚いたので記事しようと思いました。

みなさんもワイシャツやポロシャツなんかを着るときは、その下にインナーを着るかと思います。エアリズムとかヒートテックとか(UNIQLOのやつ)。僕もそういう感覚で着だしたのですが、登山用ベースレイヤーはまったく違う!速乾性がすごい!

目次

登山用ベースレイヤーは機能性が凄い。すぐ乾く。

登山ではベースレイヤー(アンダーウェア・インナーのこと)が重要だと言われています。

なぜなら登山でかく汗を素早く吸収し(吸汗性)、汗冷えする前に拡散させる(速乾性)役割をベースレイヤーが主に担っているから。汗・ムレを効率的に体の外へ放出することで、快適な着心地を保ってくれるんですね。

また標高が高くなると風が冷たいので汗冷えを起こしやすくなります。汗を発散させることで汗冷えを防ぐのもベースレイヤーの重要な役割。汗冷えによる低体温症などを防いでくれるというわけですね。

……以上が、登山初心者が把握しているベースレイヤーについて^^; ほかにも繊維の違いによる優劣とかあるっぽいけど、だいたいこんな感じ!

とりあえずモンベルの「ジオライン」を買ってみた

それでですね、このベースレイヤーというやつは各社が様々な商品を販売しているわけです。いろいろ見ながら迷って決めたのが、モンベルの「ジオライン」という商品。

ジオラインのパッケージ

パッケージしわしわでごめん

これを購入した理由!比較的安めだから。(4,000〜5,000円するベースレイヤーがザラだけど、これは2,800円〜。)

普段から夏はエアリズム・冬はヒートテックとUNIQLOばっかり着ていましたが、登山ではダメだろうと思い、安めのこいつを購入です。結果的にはかなり満足!(ほかのベースレイヤーを知らないからだけど)

という訳で、何がどうすごいのか説明します!

速乾性がすごい。ホントにすぐ乾いてサラサラに

すぐ乾く。「え?さっきまで死ぬんじゃないかと思うほど汗だくだったよね?もうサラサラなんですけど」ってなります(ちょっと大げさか)。なんにせよ、個人的にはこの速乾性に1番びっくりしました。エアリズムとかヒートテックだとこうはいかないですよ。

モンベル公式サイトによると、濡れた状態から乾燥するまでにかかる時間は約30分とのこと!棒グラフでスポーツ系アンダーウェアなんかと比較されています。

ジオラインの速乾性について棒グラフ

今までスポーツは結構してきたので、スポーツ系インナーは何枚か着たことがあります。だからこそジオラインの速乾性に驚いたというか。

登山じゃなくても、夏のBBQとかイベントとか、かいた汗をできるだけ早く発散させて着心地よく過ごしたいときにも良い選択肢だと思いますよ。

ラインナップが豊富。季節や登る山にピッタリの1枚が見つかる

とりあえずメンズ上半身用のラインナップだけ見てみましょう。ほかにもタイツやトランクス・ブリーフ、ウィメンズ用と多種多様なので。

サイズ展開は、XS/ S/ M/ L/ XL。身長165cm標準体型の僕はSサイズでピッタリでした。またもちろん、半袖と長袖が用意されています。

そして生地の薄さでもラインナップが細かく分かれているのが特徴。

  • シェイプ(薄手):フィット感が高い
  • クールメッシュ(薄手):真夏用
  • ライトウェイト(薄手):オールシーズン使える汎用モデル
  • ミドルウェイト(中厚手):適度な保温力があるモデル
  • エクスペディション(厚手):保温性を重視したモデル

ジオラインの種類一覧表

どんな山に挑むのか、どんな季節に登るのか、その日の天候・気温などによって最適な一着が選べるというわけですね。

ちなみに僕は汎用性の高そうな「ライトウェイト(薄手)」の半袖タイプを購入しました。色は黒(ほかに白とシルバーあり)。

ジオラインの写真

汗臭くなりにくい

繊維に銀イオンが織り込んであり、ニオイの元となるバクテリアを減少させる防臭加工が施されているとのこと。確かに、自分で着ていて汗臭さは感じませんでした。でも自己レビューだから参考にならないなこれw

それに長く使い続けて、どれぐらい効果が持続するのか見てみたいところですね。まだ10回も着ていないので…^^; 長く着ていると防臭効果も落ちてくるかもしれません。使い始めである今のところは防臭効果が効いていますよ!ということで。

以上、良いところを上げてみました。なるほど確かに登山で使うには非常に優れた製品なのですが、ちょっと気をつけたほうがいい点も見えてきたのでそっちも書きたいと思います。

柔軟剤は使っちゃダメ

洗濯にはすこーし気を使うかもしれません。「柔軟剤のご使用はお避けください」と、しっかり注意書きされています。

普段着の洗濯に柔軟剤を使っている場合は、分けて洗うことになりますね。ちょっと面倒くさいかも。

洗濯方法についての注意書き

なので、もし普段着として使おうと思っている人に対して言えることとしては、いくら汗っかきでも普段着には向かないかなぁ、です。わりと気軽に適当にガシガシ洗えるUNIQLOのほうが良くないですか?w

普段着の洗濯に神経使うのは大変ですよ…。適当に洗ってジオラインの機能性が落ちるほうが嫌ですし。

まとめ

でも気になったのはそれくらいです!

結果的にはこれで満足。値段も…まあもうちょっと安いと嬉しいですけど、ほどほどですし。毎日山に登るわけじゃないですから、1枚あればかなり役立つと思いますよ。

また上記でもチラッと書きましたが、登山だけでなく、夏のイベント用(フェスやコンサート、BBQなど)にも良さそうな気がします。この速乾性に伴う着心地の良さ、アクティブな人はぜひお試しあれ。

※ジオライン中厚手とスーパーメリノウールを新たに購入したので、記事末に追記しました!

【追記】ジオライン(中厚手)と、メリノウールを追加購入

上記でレビューしたのはジオライン(薄手)でしたが、新たに以下の2つをを購入したので追記レビューです。

  • ジオライン(中厚手)
  • スーパーメリノウール(薄手)

どちらも長袖で、冬用として入手。

ジオライン(中厚手)について

ジオラインの厚さラインナップで言うと、赤文字のところに該当します。

  • シェイプ(薄手):フィット感が高い
  • クールメッシュ(薄手):真夏用
  • ライトウェイト(薄手):オールシーズン使える汎用モデル
  • ミドルウェイト(中厚手):適度な保温力があるモデル
  • エクスペディション(厚手):保温性を重視したモデル

つまり、そこそこ分厚いジオライン。それが「中厚手」。別名、M.W.(ミドルウェイト)と表記されています。

ジオライン中厚手のパッケージ

こんな生地感。実際、生地は確かに厚めです。

ジオライン中厚手の生地感

上記で紹介したジオラインの薄手と中厚手を触ってみると、厚さの違いは一目瞭然。

左が薄手の生地で、右が中厚手の生地です。(写真が分かりづらくてすみません……)。

中厚手は、薄手の2倍ぐらいの厚さがありそうな感じ。冬用インナーであることが明らかな厚さ。

ジオラインの薄手と中厚手の生地の違い

実際、確かな保温性がありました。素材はポリエステル100%。

中厚手(ミドルウエイト)は、モンベル公式サイトによると以下のように説明されています。

適度な保温力を持ち、素早く汗を吸水拡散して素肌を常に乾いた状態に保ちます。登山やツアースキーなど、行動と休憩を繰り返すアクティビティに最適。一年を通して活躍します。
引用:モンベル | オンラインショップ | 素材で選べるアンダーウエア

保温性をもたせながらも、汗をかく状況が想定されており、かいた汗を素早く効率的に拡散させることを目的としたインナー。という感じですね。

スーパーメリノウール(薄手)について

そしてスーパーメリノウールの薄手・長袖のレビューです。

スーパーメリノウール」はジオラインと似たようなインナーですが、大きな違いは”素材”。

  • ジオライン……ポリエステル100%
  • スーパーメリノウール……ウール92%、ナイロン8%

スーパーメリノウール薄手のパッケージ

メリノ”ウール”というぐらいですから、羊毛が使われています。あのセーターとかで使われるウール(厳密には違いはありますが)を、アウトドアウェアのインナーとして使うの?と思われるかもしれません。

しかしアウトドアウェアのインナーに、ウールが使われることがよくあります。

モンベルの「スーパーメリノウール」も保温性が高くて暖かさが持続し、汗の放出まで機能するインナーです。

スーパーメリノウールの生地感

スーパーメリノウールの生地感

実際に着てみた感想としては……今回選んだ薄手(L.W.)だったら秋口もしくは春先など、ちょっと肌寒い時期に着るインナーになりそうな気がします。確かに暖かいのですが、薄手はその通り薄い! 過度な期待は禁物です。

真冬に暖かさを求めて着用するなら、スーパーメリノウールの中厚手(M.W.)もしくは厚手(EXP.)のほうが良いと思います。

スーパーメリノウールの薄手

メリノウールとはいえ、薄手は薄いよ!w

あ、それともし冬の普段着用インナーとして使うつもりならば……正直、UNIQLOのヒートテックのほうがいいと思いますよw コスパ的に。

それにスーパーメリノウールがUNIQLOを圧倒的に凌駕するほど暖かいか?と聞かれると……、そんなことないと思います。UNIQLOのヒートテックも十分暖かいんですよ。

今ってヒートテックも3種類の厚さラインナップがあって、もっとも分厚い「超極暖ヒートテック」なんて安くて暖かいです。

もちろん登山など汗をかくアクティビティのインナーとして探しているならメリノウールなどをオススメしますが、通勤通学などのそれほど汗をかかないシチュエーションの普段着としてはヒートテックで十分ですw

ジオラインとスーパーメリノウールは何が違うの?

同じインナーですし、ジオラインもスーパーメリノウールも、厚さのラインナップは「薄手・中厚手・厚手」がメインです。

どういう状況でどちらを使えばいいのか迷いませんか?僕はすごく迷いました。

非常に簡単に説明すると、以下のような違いが見えてきそうです。

 
【保温性】
ジオライン < メリノウール

【汗の放出性】
ジオライン > メリノウール
 

つまり、

それほど汗をかかないアクティビティ(例:ゆったりと登山・ハイキングをするときなど)は、保温性に秀でたメリノウール。

保温性も欲しいが、活動中は多くの汗をかくアクティビティ(例:ロードバイクなど)は、汗をしっかり放出できるジオライン。

というイメージでしょうか。

まぁこう書きましたけど、気温や風、活動内容、その人の寒さの感じ方などなど本当に状況によりけりで、一概には言えないのがインナーの難しいところかと思います……。

何種類か買って実際に着ていくと、だんだんと自分の状況に応じたちょうどいいインナーの着方が見つかると思います。例えばメリノウールとジオラインを重ね着して調整してもいいんじゃないでしょうか。僕もよくやります。

そうやって快適なインナーの着方が見つかると、アウトドアがもっと楽しくなると思いますよ。

モンベル「ジオライン」レビュー記事のアイキャッチ

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