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雪の回廊 in 「八幡平アスピーテライン」ライド! 岩手〜秋田を結ぶワインディングロードへ【連載2/3】
北上展勝地の桜が満開だったよ!馬車と桜のトンネルが相性良すぎ。
▶みちのく三大桜名所「北上展勝地」ライド! 桜のトンネル〜岩手山まで 【連載1/3】
4月下旬からゴールデンウィーク頃にかけ、全国各地では様々な山岳ルートが冬期通行止めを解除します。
「八幡平アスピーテライン」もそのひとつ。ネットで見た開通報告ニュースには素晴らしい雪の回廊の写真も貼られていて……、あ、今週の日曜はちょうど天気もいいみたいだし行きます行きます!
というわけで。2018年初の山岳ルート&雪の回廊ライド!
この日のサイクリングルート
東北をめぐる2泊3日ライドの2日目。岩手県八幡平温泉郷からスタート。
八幡平アスピーテラインで雪の回廊を満喫し、日本一水深がある田沢湖を経由して角館まで。
八幡平アスピーテラインの「雪の回廊」!
ここは岩手県八幡平市にある八幡平温泉郷。ちなみに八幡平の読み方は”はちまんたい”です。ずっと”はちまんだいら”って読んでた。
温泉郷の宿なので、朝から岩手山を一望できる露天風呂に浸かりながらぼーっとします。最高ですねこのために生まれてきた
いい宿でした。
さて本日は雪の回廊がある「八幡平アスピーテライン」へ。2018年は4月15日に冬期通行止めを解除しました。
宿と八幡平アスピーテラインの入り口は目と鼻の先。入り口前に大きめの売店があるので補給もばっちりなはず。今日も岩手山がしっかり見えてるー!
八幡平アスピーテラインの入り口です。ここの標高は500mほどで、頂上の約1,600mまで約1,100mほど登ることになります。
写真では見えづらいかもしれませんが、「只今の気温 19℃」という表示が。
4月下旬ですよ? ココ標高500mぐらいで、まだ朝の9時すぎですよ? ちょっと夏日すぎない?w
岩手山を望みながら登る。あっついw
スノーシェルターがいくつかあり、中は無風でサウナ状態でした。4月下旬の山だからさぞ涼しいだろうという予想は裏切られ、完全に汗だくでのヒルクライムとなっています。
そういえば「アスピーテ」とは、
ドイツの火山学者シュナイダーによる火山の分類で、楯状(たてじょう)火山のこと。
引用:アスピーテとは – コトバンク
だそうです。楯(たて)を伏せたような形をしていることからアスピーテラインになったそうな。
まぁ走っていても楯状かどうかは全くわからないのですがw とりあえず標高が上がってきて、少しずつ積雪が見られるようになってきました。いいよいいよこの感じ!
スノーシェルター内もひたすら登る。
八幡平アスピーテラインの全体的な斜度は、7〜11%あたりが多かったような気がします(僕の感覚値です)
おっとここが八幡平アスピーテラインの正式(?)な入り口っぽい。「開通」の文字が踊るのぼり。
積雪の量もかなり多くなってきました。
両端の雪がいい感じに積もっています。これは来るぞ……そろそろ来るぞ……
雪の……
回廊ー!!
たかーい!! 予想よりもよっぽど高い。立派な雪の回廊です。見応えある。
しかし、これはまだまだ序盤でした。もうここから先は銀世界で……
ここが今回のベストシーンかもしれません。雪の高さと、空の青さ。
見える山は岩手山。南部片富士という異名をもつだけあり、今見えている側だけだと非常に富士山っぽく見えます。
そういえば自転車乗りにとって雪の回廊と言えば、「渋峠」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。渋峠は僕も昨年行きました。最高でした。
単純に今年は違う場所の雪の回廊を見に行こうというわけで八幡平アスピーテラインを選んだところ、これが大正解。
しかしこちらは渋峠と違い、自転車乗りの姿が少ない! 天気の良い日曜にも関わらず、この日見かけた自転車乗りは合計3人でした。ついでに車も少なめだったように思います。 この日はたまたま少なかったのか……? それともいつもこんな感じ?
まぁ個人的には人も車も少なく、走りやすかったので良かったと言えば良かったのですがw アクセスのしやすさなど色々な理由があると思いますが、もうちょっと混んでるかなと思いきや結構空いていたので……みなさんも八幡平アスピーテラインどうでしょう?w
というわけで登頂! さすがに寒いのですぐにジャージを着用しました。
ちなみに登っているときは
・薄手のメリノウール長袖インナー
・そのうえに半袖ジャージ
・ロングのレーパン
でした。
県境である。
とりあえずカレー食べよう……! お腹減りすぎた。ゆで卵が地味に嬉しいぞ。
秋田県へダウンヒル! みちのく小京都「角館」へ
ここからは秋田県側へ。
Stravaの標高グラフを見ていただければわかるのですが、八幡平アスピーテライン頂上の標高1,530mから600mあたりまで下り、もう一度950mまで地味に登らされてから、あとは地上までながーい距離をかけてくだる、という感じ。
おそらく宝仙湖。玉川ダムの呼び名のほうがメジャーなのかも。いい水の色だ。
ぐいぐい下る!
そして田沢湖〜! 日本一深い湖です。もっとも深いところで水深423mとのこと。
また辰子伝説というものが伝えられていて、湖畔には金ピカの辰子像があります。観光ガイドブックとか見ると絶対載ってるやつです。今回は場所的に対岸だったので見ずに終わりましたけど……
田沢湖を見終わってそのまま進むと、水芭蕉の群生地を発見ー!
たぶん水芭蕉です。花はまったく詳しくないうえ記憶があいまいだったので、この記事書く時にネットで確認したのでたぶん水芭蕉です。
場所は「刺巻湿原」だったかと思います。なかなか見応えある。こうやって良さそうなところを偶然見つけるとテンション上がるよね。
そしてこの旅行の最終地点「角館」。読み方は”かくのだて”です。読める気がしない……。
到着してみると……おおー! ここ良さそうだ!
つづきです(次で最後)
▶みちのく小京都。武家屋敷「角館」と桜ポタリング【連載3/3】
走ったルート・距離・獲得標高などまとめ
距離:121km
獲得標高:1,842m
Stravaはこちら。
つづきはコチラ(次で最後)
▶みちのく小京都。武家屋敷「角館」と桜ポタリング【連載3/3】
記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:SIGUMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM(レビュー記事)