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富士スバルラインで富士山五合目へ! 最高の天気でくっきり富士山ヒルクライム (※ハンガーノックで半死)
快晴で最高の富士山。
山梨県側から富士山五合目(標高2,305m)まで続く道「富士スバルライン」をロードバイクで登ってきました。
富士スバルラインは有料道路なのにロードバイクでも走ることができる珍しい道。料金所から約24kmの道のりを、ゴールデンウィークの快晴のなか登りました。控えめに言って最高。(ただしハンガーノック気味にさえならなければ)
今回のルート
御殿場駅から山中湖を通過して富士スバルラインを登坂。登りきったら河口湖までおりて、甲府駅まで抜けるルートです。
どうやら途中でガーミンの操作をミスったらしく、山中湖から富士スバルラインの入口までワープしちゃってますが、大体⇓のような道のり。
御殿場駅から快晴の富士スバルラインへ!
2017年5月4日、快晴
始発で御殿場駅に到着。ゴールデンウィークということもあり、早朝にも関わらず電車内は思ったより人が多めでした。でも輪行には支障ないレベル。
いきなり駅前から富士山がガッツリ見えていて、これはキタ!と。久しぶりに絶好の富士山を見ることができそうです。
開始直後からずーーーっと緩やかな登り。
富士スバルラインが待ち構えているので、飛ばさす焦らず進みます。それにちょっと横を見れば富士山がいつでも見えるような位置で、もう楽しくて仕方ない。
しばらくすると道の駅「すばしり」に到着。実はここも富士スバルラインと同様に富士山をロードバイクで登ることができる道、「富士あざみライン」の入口です。
調べてみると「富士あざみライン」は全長11.4kmで標高差1,200m。えっとつまりですね、短いくせにもの凄く登るということで、平均斜度10%、最大斜度22%にもなるそうです。壁かよ。
▶参考:第14回 富士山国際ヒルクライム(静岡県 駿東郡小山町 ふじあざみライン(須走口登山道))
ま、まぁ今日は富士スバルラインに登るのでスルー。でもたぶん今度きます()
そして山中湖。初めて来ました。
何というかこの、湖独特の、のどかさよ……。
湖畔の木陰でぼーっとしていたい。
ゴールデンウィークですが、山中湖の周りにはまだ桜がチラホラと。
山中湖は、富士五湖の中でもっとも高い標高980m。この日本全体でも3位の高さだそうです。Wikipediaによると。なるほど5月に桜が咲いてるわけです。
それと山中湖の周囲には無料駐車場がポツポツあった印象。
トランポ(自転車を車に載せて運ぶこと)など、うまく利用すれば面白いかも。キャンプや釣りで来ても良さそう。
山中湖を通過したら、あとは富士スバルラインの料金所まで一直線……だと思っていたんですけど、「富士散策公園」という絶好の富士山ロケーションに出くわしてしまいまして。
今日はたぶん今までで一番きれいな富士山が見れた日だと思う。お手本のように雪が残り、快晴の青空に霞まずくっきりした輪郭の富士山は。いいよーいいよ今日の富士山。
あとは富士スバルラインの料金所までもう少し。木が生い茂ってきて、富士山に近づいてきた感ある……!
富士スバルライン金所から五合目へ!しかしハンガーノック気味に…
富士スバルライン到着ー!
料金所の標高は1,088mとのこと。ここから五合目の2,305mまで、約24kmの道のりで1,217mアップします。
自転車もこの車の列に混ざって並び、料金を払います。初めてなので正直驚きましたw 料金は軽自動車・125cc以下のバイク・自転車は200円。軽自動車と同じ料金なんですねww
料金所のおっちゃんもロードバイク乗りの扱い方をわかっているらしく、ここ並びなさいよ!みたいな感じでかるく誘導してくれました。実際、料金所の周りにロードバイク乗りがめちゃくちゃいましたからね。このコースで大会もあるぐらいだし、やっぱり人気のヒルクライムスポットなんだなぁと。
でね、そんなことよりもこの時点で問題があったので言っていいですか。僕ちょっとお腹が減っていました。この時点で補給食も尽きてます。
これヤバイんですよ。
このときは、「周りにコンビニや自販機も見当たらないし、登っていけばどこかにトイレとか自販機とかあるだろう、そこでコーラでも飲もう」って軽く考えて登りはじめたんですけど、大きな間違いでした。
実際、五合目までの間にトイレは2,3箇所あったんですけど、自販機はない!!
標高2,020mの大沢駐車場ってところまで登ると、やっと自販機&売店があります。つまり料金所の1,088mから次の補給ポイントは2,020mまで、約930mUP間がなにも補給できません。
僕はそれを知らずに甘い考えでスタートしたせいで、途中でハンガーノック気味に……。ぶっ倒れはしませんでしたけど、クランクを回すのがホントめちゃくちゃしんどくなりました。ここまでのハンガーノックになったのは初めてorz
人間の体って、エネルギーがなくなるとホント動けなくなるんだな……、ということを初めて身をもって痛感。電池消耗したミニ四駆のスピードが少しずつ落ち、やがて止まる、みたいに自分の出力が落ちていくのがハッキリとわかりました……w
途中からは頭の中はメシのことでいっぱい。ラーメンカレーラーメンカレー…………なんか塩っ気のあるもの食いてぇ!
だから途中でこの看板が見えたときは、ほんとなんか変な声でた。
とにかく駆け込んで、自販機ですぐコーラ。3秒でコーラ。
これほど尊いコーラは見たことがない
あと売店の肉巻きおにぎりとココアで、なんとか生き返りました。そこそこギリギリなぐらい、エネルギーが枯渇したなぁ……。
ちょっと余裕が出たので辺りを見回すと、標高2,020mだけあって素晴らしい景色。あれは……南アルプスー!?
というわけで、今からちょっと大事なことを言いますw
補給が足りないかなと思いながらスタートすると、登っている最中にハンガーノックになるかもしれません。ヒルクライムなら補給食の用意は当たり前で、これを怠った自分の責任と甘さなんですけど、とりあえずみんなは気をつけてくれよなってことで……。
初めて富士スバルラインに挑戦する人は、僕の失敗を活かしてくれよなってことで……。
富士山五合目に到着!
先ほどの大沢駐車場から富士山五合目まではあと少し。斜度よりも車やバスが多いので、お気をつけて。
そのうえ景色はどんどん良くなるので、お見逃しなく。絶景!
そして五合目に到着!
記念のやつ
何だかんだありましたが、ゴールです。
五合目は大賑わいでした。まず観光客が多い。お土産屋や食事処も多数。
富士山五合目にある「小御嶽神社」
乗馬ができるみたいで、馬がいましたw
さきほど緊急避難的にメシを食いましたが、五合目でもダメ押しのメシ!
ライスを富士山に見立て、ルーと福神漬をマグマと溶岩に例えた「噴火カレー」という縁起でもないメニューを選択。ほんと縁起でもねえ。おかげで完全に復活しました。
結局、料金所から富士山五合目まで、2時間半ぐらいかかったのかな……(休憩込み)。
下りは確か1時間ぐらいでした。結構ゆっくり下ったので、速い人はもっともっと速いはず。
富士スバルラインから河口湖経由で甲府駅まで
富士スバルラインをダウンヒル。
あとは河口湖を半周しつつ、甲府駅まで抜けて輪行で帰る計画。しかしこの日は富士山が完璧すぎて、写真撮りまくりで全然進みませんwww
河口湖と富士山。
富士山が本気出しすぎてる……!
仮に富士山が見えないアングルでも、河口湖単体でこの良さがあるから侮れない。
河口湖からは県道719号線を通って甲府駅まで。
これ長野をサイクリングしているときにも思ったことですが、山梨も周りを山に囲まれていて、夕暮れどきの美しさがもうね素晴らしい。
あ、そういえば富士スバルラインを登っているときはあれだけハンガーノックになったのに、カロリーを補給したあとは河口湖をまわって甲府駅まで、元気いっぱい走り抜けることができました。
人間の体ってすごいというか、単純ですねぇ。エネルギーが切れたら動かないんですよ(当たり前)。どれだけ機材を変えようが走り方を意識しようが、体のエネルギーがなくなったら動かない。なるほどです。
ルートな・距離・獲得獲得などまとめ
ガーミンの操作をミスったらしく、途中でルート計測できていない箇所があるけど、大体以下のような感じに。
距離:128km
獲得獲得:2,390m
記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:SIGUMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM(レビュー記事)