富士山とススキを見に行くライド。 足柄峠〜明神峠・三国峠〜山中湖パノラマ台

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セール情報:2024/10/07 更新

天気予報を見ていると今週末は明らかにライド日和だなぁ、という天気の日があります。それがこの日でした。

富士山がよく見えそうだったので周囲の峠を巡りつつ、前々から行こうと思っていた山中湖のパノラマ台へ。

目次

本日のルート

足柄峠〜明神・三国峠〜山中湖パノラマ台〜道志みち

激坂と悪名高い「足柄峠」へ

神奈川県の「小田原駅」まで輪行し、まずは静岡と神奈川の間にある「足柄峠(あしがらとうげ)」を目指します。

走り出してすぐに富士山がチラ見え。予報通りのいい天気。

富士山がチラ見え

ロードバイクを後ろから撮影

足柄峠は、ほとんどの区間が常に斜度10%以上の激坂峠として悪名を轟かせているようです。僕は今回2回目のヒルクライムになるのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプなので一度目の記憶はあまりありません。懲りずにまた来てる。

峠の距離についてはスタート地点をどこにするかによってバラツキが出ますが、なんとなくこのあたりからが足柄峠の本番のような雰囲気でしょうか?(ここに来るまでも登るんだけど) ここからの距離は約6.6km。

足柄峠の入り口らしき場所

足柄峠のワインディングロード

斜度12%。ずっとこんな感じです。

2月終わり頃ですがこの斜度と良い天気のおかげで汗が。ちょっとウェアを着込みすぎたかな。ウェア選択が難し。

斜度12%の標識

足柄明神の前を通過。

足柄明神

そして到着、足柄峠。標高759m。

足柄峠の頂上

昔話・童話の金太郎が熊と相撲をとっていたのがこの足柄峠だったとかで、金太郎にまつわるものが色々あったり。

金太郎の石像

登っているときは汗かいたけど止まると寒い! 足柄峠には自販機があるので缶コーヒーでも買って、コンビニで買ったブラックサンダー(冬は溶けないのがいい)で一息入れようと思っていたのですが、思ったより寒いのでそそくさと撤退。

前回、足柄峠を登ったときは時間的な都合で来た道を戻りましたが、今回は静岡側へダウンヒル。つまりここからは未知の場所。

なぜ前回は来た道を戻ってしまったのか。なんてもったいないことをしたのか。地理的にどう考えても静岡側に下るべきですよ!

足柄峠から見る富士山

松と富士山

このあたりは「金太郎富士見ライン」だそうで、その名の通りとしか言いようが無い景色が続きます。

金太郎富士見ライン

ワインディングロードと富士山

ロードバイクと富士山

誓いの鐘と富士山

カーブと富士山

電柱と富士山

足柄峠をダウンヒルして少し進むと、道の駅「ふじおやま」を発見。ちょうどお昼なのでご飯に。

道の駅ふじおやま

道の駅の中にレストランがありました。

せっかく富士山の近くまで来たので富士山カレーもわるくないなぁ、などと考えていたとき目に飛び込んできたのがこれ。

塩カツラーメン

!?

他のメニューラインナップはいたって普通なのに、これだけ異彩を放ちすぎ。

メニュー名は「塩カツラーメン」とあります。写真を見ると、塩ラーメンにトンカツが乗っているように見えますね。何これ? ありそうで…やっぱりない組み合わせ。食いしん坊がフィーリングだけで作りました的なメニューは嫌いじゃないので即注文。

実際に来たのがこちら。

塩カツラーメン

麺が見えない

見本よりもカツがでかいパターンかー!(喜) 麺が見えないのでサルベージしていきます。

塩カツラーメンの麺

トンカツが乗った塩ラーメンなのか、塩ラーメンに沈められたトンカツなのか、よくわかりません。あっさり目の塩ラーメンと、衣がスープを吸い込んだ肉厚のトンカツ。これはもう何なん。あっさりとこってりで意外とバランスがいいかも? 僕は好きですしお腹いっぱいになることはわかりました!

この道の駅「ふじおやま」には富士山からの水が湧き出ています。もちろん飲める。ボトルに入れたら出発。

道の駅ふじおやまの水

ふじおやまのサイダー

夏はこっちかな

死の「明神峠・三国峠」

満腹のお腹を抱えて向かうのは、またもや激坂と名高い「明神峠・三国峠」。満腹で登るところじゃない。

斜度は常時10%以上と言って差し支えないと思います(平地になる部分もあるにはある)。Googleマップで調べてみると、距離は約6〜7kmぐらいっぽい。

明神峠・三国峠の坂

常時10%の坂を耐えていくと、出ましたこのドーナツ状の地面〜〜。

さらに斜度が上がる。15〜20%ぐらいだったような……。

明神峠と三国峠のドーナツ坂

斜度に加えてこのドーナツ坂

よく「明神峠・三国峠」とセットになっていますが、実際に登ってみるとセットの意味がわかります。明神峠どこなん……。

「明神峠」というバス停があったので、このあたりがそうなのかな。峠って登りと下りの境目を指すことが多いかなと思うのですが、明神峠については境目じゃなくてずっと登ってそのまま三国峠に着くイメージ。明神峠のハッキリとした場所がわかりませんでした。

というか何よりもこのあたりめちゃくちゃキツくて、明神峠のことなんかどうでもよくなっている人が多いんじゃないでしょうか!? 登りはまだまだ続く。

明神峠のバス停

斜度16%の標識!

斜度16%の標識

斜度16%の坂を登るときのキツさは斜度16%分だぜ。これ以上の説明ができませんが、こんな意味のない説明でも坂を登ることが多い自転車乗りにならだいたい伝わってしまうような気もします。

ここまで急な斜度だと、僕の場合は踏み込みの一つひとつにしっかり体重を乗せないと回せません、なんかそんな感じ。もしかしなくても歩いたほうが速いのでは!?

そして山梨県へ……。

山梨県への入り口

山中湖パノラマ台。富士山とススキ

着いた……!!

富士山とススキ

山中湖パノラマ台はススキが有名なので、秋に訪れる人が多いようですね。

今回は2月でしたが、ススキ感がまだ残っていました。でも”穂”のふわふわしたところは流石に落ちていますね。

一面のススキ

一面のススキその2

このあたりが山中湖パノラマ台っぽい景色。名前負けしない素晴らしいパノラマです。

山中湖パノラマ台からの景色

山中湖パノラマ台からの眺め

ススキといえば秋ということで、本当は2018年11月頃にライドしに行こうと思ってこのルートも準備していたのですよね。しかしその11月! 突然の頚椎椎間板ヘルニア(首がめっちゃ痛いやつ)で動けなくなりまして! この時期に来ることになったわけです。

富士山とススキとロードバイク

ススキとロードバイク

道志みち通って帰宅

明神峠・三国峠と道志みちは2020年東京五輪ロードレースコースに組み込まれているので、このような垂れ幕がチラホラ。

というか東京五輪でプロは全長234kmのコースのうち200km走ったあとに明神峠・三国峠を登ることになるらしく、もうわけがわかりません(凄すぎ)。

走ったルート・距離・獲得標高などまとめ

距離:127km
獲得標高:2,411m

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記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:EF24-105mm F4L IS II USMレビュー記事


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