阿蘇山一周ロードバイク旅。〜博多の太宰府天満宮に寄り道編〜【連載1/5回】
阿蘇の大地に試される……!
普段のすみかである横浜から熊本駅まで新幹線で輪行し、阿蘇山の周りをロードバイクでぐるっと一周する「ロードバイク旅」をしてきました。
大型サドルバッグに荷物を詰め込み、大自然を身一つで走る気持ち良さったらもう!2泊3日で阿蘇山の南側から攻め、北上して大歓迎やミルキーロード、ラピュタの道へ行ってきた様子を全5回の連載でぬるぬるとお届けします。
バイクパッキング装備で新幹線輪行!
スタートは横浜駅。ここから新横浜駅へと乗り継ぎ、博多駅を目指します。
まだ日の出前。真っ暗な中、ロードバイクを輪行状態にして改札へ。ちなみにこんな感じのバイクパッキング装備です。アピデュラのフレームバッグとサドルバッグが主装備!
新幹線で自転車を輪行する場合は最後尾の座席の後ろにあるスキマに置くのが定石、ということを念頭において座席を探し、始発の次のチケットをゲット。
1番後ろの座席を確保し、スキマに輪行状態のロードバイクを収納しました。なんとか無事に輪行できそうで一安心。
この新横浜から博多まで約5時間。今のところ人生で1番長い新幹線旅がはじまりました。まぁ朝早かったこともあり、すぐに寝ましたけど。そう、新大阪駅で団体ツアーのおばちゃん達が乗ってくるまではねwww
おばちゃんが元気すぎて!しかも座席間をウロウロしてみんなでお菓子の渡し合いしてるもんだから、目が覚めてしまった。僕も関西出身ですが今は横浜にいるので、コテコテの大阪のおばちゃんに遭遇したのは久しぶり。もしかするとイライラせずに済んだのは、朝早くに出発できて余裕があったからかもしれません。
という感じで博多駅に到着。
なんかよく分かりませんが、エヴァコラボに力入れすぎじゃない博多駅?
初号機がデカイ。
それにしても新幹線に5時間も乗ってたから、あんなに朝早く出発したのにもう昼前。
さっそく博多ラーメン食べるつもりでしたが、すでに駅チカのお店はかなりの列を作っていたので(さすが本場の博多ラーメン……!)、仕方なくコンビニでオニギリを補給。
ひとまずロードバイクで太宰府天満宮に向かいます!
学問の神様は圧倒的な人気
博多駅から太宰府天満宮までは距離にして17kmほど。ロードバイクであればあっという間です。
輪行を解除して、一目散に太宰府天満宮へ!
着いたよー!
この参道の賑わいっぷり。かの有名な太宰府天満宮だけのことはあるわ……!観光客、外国人の方が多い。
この参道には、お土産屋や食べ歩きできるアイスなどの軽食店がズラリ。
完全にこの参道を歩きながら知ったのですが、どうやら「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」というのが太宰府天満宮の名物らしく。
梅ヶ枝餅を売っているお店がたくさんありました。なるほどなるほど食べます。モナカのような生地の中に、甘すぎないサッパリ目の餅が入っている感じでしょうか?
梅ヶ枝餅うまい。
そしてめっちゃオサレなスタバもあります。「スターバックス 太宰府天満宮表参道店」とのこと。何この木の組み方!このように太宰府天満宮は参道だけでも楽しめるところが盛り沢山です。
もちろん境内も見どころがたくさん。
まず見えてくるのが心字池と、そこに架かる3つの橋でしょうか。特に朱色でアーチを描いた独特な橋は目を引きます。
この3つの橋は「太鼓橋・平橋・太鼓橋」というそうで、それぞれ過去・現在・未来を表しているとのこと。各橋を通って御本殿に向かうのが参拝ルートなのだとか。(参考:| 太宰府天満宮)
すると見えてくるのが御本殿なのですが……、
その脇にいらっしゃるのが、なんと麒麟像。あの空想上の生き物の麒麟です。
そして牛!
この御神牛の頭を撫でると知恵を授かる、という信仰があるそう。みんなココで頭撫でまくりです。そういえば京都の北野天満宮にも同じく牛がいたのを思い出して、やっぱり縁が深いんだなと実感。
このような初心者向けウンチクを知っているだけでも、見方が変わりそうです。
もちろん何も知らずにただ参拝するだけでも、荘厳な雰囲気を存分に味わえる場所だと思います。
かと思えば、「だざいぶ遊園地」とかが併設されていて、もう太宰府天満宮マヂよくわかんない……ってなること請け合い。懐が深いな太宰府天満宮は!
博多駅付近で一泊
とりあえずこの日は博多駅付近で一泊してフィニッシュです。
博多駅に戻って有名ラーメン店「初代だるま」にて博多ラーメンをいただき、
なんと1人でもつ鍋が食べられる「元祖博多麺もつ屋」で……、
もつ鍋をいただきます。もつ鍋が1人でも食べられるなんて、博多はぼっちに優しすぎる。
(よく見たらラーメン食ったあとに麺入りのもつ鍋食ってるんだなぁ……)
博多に来たらメシ食わないと、という強迫観念に駆られた末路がこれでした。
_人人人人人人人人人_
> 実質走ってない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
続きます。
次回、本来の目的地”阿蘇”を南から攻める!
次の記事
▶阿蘇山一周のロードバイク旅。〜グリーンロード(ケニーロード)から阿蘇山一周を目指す編〜【連載2/5回】