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- 2024/12/02(月)9:59まで
異次元の絶景! 晴天の四国カルストをゆく自転車旅【四国ライド連載2/4】
四国カルストは別世界(確信)
今回の四国ライドのメインとも言える「四国カルスト」へ行ったときの様子をまとめています。
愛媛県と高知県との県境に位置する、標高約1,400mのカルスト台地(Wikipediaより)。岩と草原が広がる景色は、ちょっと日常からかけ離れているというか、個人的には他では見たことのない幻想的風景でした。この一帯だけ世界が違う……!
今回のルート
愛媛県は松山から出発して四国カルストへ。その後、四万十市のほうへ抜けるルート。
四国カルストのアクセスの悪さw
四国ライド2日目、天気予報通り絶好の快晴。
松山駅近くの宿から、四国カルストへ向かいます。松山の朝は車のほか、路面電車と通勤・通学自転車が主な移動手段といった感じ。
ところでこの四国自転車旅に出発する前にGoogleマップを見ていて思ったことは、四国カルストのアクセスの悪さ!w
まず最寄り駅なんてものはありません。車やバイク、スポーツ自転車とかじゃないと行けないでしょう。しかもめちゃくちゃ辺鄙なところにあるので、四国カルストまでの道のりもそこそこ長くなります。
今回は松山から四国カルストまでロードバイクで約80kmほど走ることにしましたが、コレ全然普通だと思います。目的地まで片道80km。アクセスの悪さは保証しますw
まぁそんなこと言っても仕方ないですね。
松山からしばらく走ると車も人も少なくなり、さっそく山に突入。どんどん登る!昨日のしまなみ海道は平地がメインだったから、正直登りがたのしー!(頭おかしい)
ひとまず標高720mの三坂峠を超えて……
山と川に挟まれた道路に出ると、高知という感じがする
(これ伝わるでしょうか…w)
水が綺麗すぎるwww
川の中州にそびえ立つ、この巨大岩は一体……!
老朽化のために通行できない吊橋。
5月ですが天気が良すぎてもはや夏w
サワガニが道を歩く5月の四国。
コンビニで冷凍ペットボトル買っておいて本当に正解でした。フレームバッグに入れて数時間走っていると程よく溶けてきます。冷たくて最高だー!
そんなこんなで結構サクサク進んで四国カルストに近づいてきたのですが……、あれ?ガーミンを見ると現在地の標高がそれほど高くないことに気付かされます。四国カルストって標高1,400mだよね?まだ700〜800mぐらいだけど?
ははーん。なるほどこれはアレだな、直前で一気に斜度がきつくなるタイプだ!(当たり)
というわけで、直前になってから斜度がグンと上がりますw しかも道も狭くなる!
だけど四国カルストは確実に近づいている……!
絶景の四国カルストに到着!
標高が上がってきたのを実感する景色になってきました。四国の山々よ。
登りきるとそこには……
ああぁ〜〜〜!!!
到着!!
凄まじい。登りの道中はまぁ言ってしまえば普通の登り道なのですが、登りきった瞬間から視界が一気に開けて別世界が現れる感じ。
四国カルストは、日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつ。標高は約1,400m、東西の幅は約25kmとのこと。(Wikipedia)
ちなみに日本最大のカルスト台地は山口県の秋吉台ですが、もっとも標高が高いのは四国カルストです。ヒルクライマー歓喜。
正直ハンガーノック気味だったので、姫鶴荘で昼ごはんに。
いやほんと、松山の街を出るとコンビニがマジでありませんw 自販機でコーラ飲んだりしてたけど、それではちょっと足りないかも。ちゃんと補給食持っていかないと(持ってたけど足りなかった)……。
それにしても岩と草原。
岩は石灰岩なんだとか。侵食されたような割れ、ヒビがあります。
この眺望……!
牛の楽園。
惜しむらくは、アクセスが悪いために長居しづらいことでしょうか。
今晩泊まる宿もまた四国カルストからは遠いですからw 早めに出発しないと日が暮れてしまいます。いっそのこと姫鶴荘などを利用し、四国カルストで一泊するという旅程もありですね。
そのほうがこの絶景を満喫できる……!
今回は四万十市のほうまで行く予定にしたので、非常に、ホントひじょうに名残惜しいですが、下ります。
でも次は姫鶴荘で一泊だなw
おまけ:有名な四国の酷道439号線!
明日は四万十川をポタリングしながら沈下橋を巡る予定。
そのために四万十市(中村駅付近)に向かおうとしていた僕が、気付いたら通っていたのは……、
国道439号線。通称「酷道ヨサク」!
日本屈指の知名度を誇る酷道だそうで、実際その酷さは噂に違わぬレベル。道幅はだいたい一車線ちょっとで、車がすれ違うのもひと苦労です。
さらにブラインドカーブだらけ。一応カーブミラーはありますが、それでも減速必須です。スピードは本当に出せない道ですね。それに地理的にもこんなところで正面衝突したら、病院に運ばれるまで何時間かかるかわかりませんし。
ただ、景色はそこそこ楽しめたり。
ナチュラルに岩肌が露出していたり、苔だらけだったりと、秘境感があって楽しめました。
でもスピード出せないから通過するのにめっちゃ時間かかるw
結構走ったな〜と思ってGoogleマップ見たら、信じられないほど進んでいませんでした。いやほんとにw まったく距離が伸びないw このペースだと暗くなるし、街灯なんてまったくないし。
というわけで、土佐大正という駅から輪行で四万十市(中村駅)に向かったのでした。
距離:152km
獲得標高:2,144m
つづきの記事はコチラ
▶四万十川に沿ってサイクリングしながら沈下橋を巡るだけの簡単なお仕事【四国ライド連載3/4】
その1:▶尾道~しまなみ海道~道後温泉ライド! 晴天の瀬戸内海と島々を巡る自転車旅【四国ライド連載1/4】
その2:▶この記事
その3:▶四万十川に沿ってサイクリングしながら沈下橋を巡るだけの簡単なお仕事【四国ライド連載3/4】
その4:▶香川県うどん屋巡りライド。 うますぎる……、香川のうどんは世界一ィィィ!!【四国ライド連載4/4】
記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:SIGUMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM(レビュー記事)