フィジークのハンドル「Cyrano(シラノ) 00」レビュー。完成車のハンドルと比べるとビックリするほど軽くなったー!
完成車の付属パーツをひっぺがしては交換を繰り返すことで、順調に自転車沼へと沈みつつあります…。
タイヤ、ホイール、サドル、シートポスト、ステムと交換し、次に着手したのはハンドル。
フィジークの「Cyrano(シラノ) 00」に交換しました。完成車についてたハンドルは結構重かったんですけど、これでぐっと軽くなりましたね。
インプレとかじゃなくって素人目線のふわっとした感想記事ですけど、同製品を検討している人の参考にでもなればと思い、簡単にご紹介を。
フィジークのハンドル「Cyrano 00」の見た目
デカイ箱きたー!
フィジーク(fizik)の「Cyrano(シラノ) 00(ゼロが2つ)」、カメレオンモデルで、サイズは400mm。素材はカーボンです。個人的には初めてのカーボンハンドル。どのようなものか、期待が高まります……!
ハイ パフォーマンス プロフェッショナル サイクリング コンポーネンツ!!
はい、肝心の中身はこんな感じです。手に持ってみたら……、かるっ!
いや今使っているハンドルが重いのか。当たり前だけど、完成車のハンドルに比べると明らかに軽いです。持った瞬間にわかるレベル。
製品名は「Cyrano(シラノ) 00」のカメレオンモデルです。
シラノ?カメレオン?という方向けに、簡単に説明すると……、
まず「Cyrano(シラノ) 00」はフラグシップモデルという位置付け。シリーズ内で一番いいやつです。
もうね、ハンドルなんて頻繁に交換するもんじゃないと思いましたし、せっかくならフラグシップモデルにしようじゃないかと。消耗品でもない限り、長く使うものは良いものを買いたいと思っている今日このごろです。こと自転車製品に関しては。安物買いの銭失いをしないように。まあ値段との折り合いがつけばだけど……。
いや違いますね。折り合いをつけるのです。無理矢理にでも!そうでもしないといつまで経っても手に入らないわ……。
そしてカメレオンモデルについての説明。
フィジークは、体の柔軟性に合うようにサドルやハンドルを以下の3タイプで展開しており、これを「スパインコンセプト」といいます。
- スネーク…(前屈したときに指が足の爪先に付く柔軟性がある人)
- カメレオン…(前屈したときに指が足の爪先に付かない人)
- ブル…(前屈したときめっちゃ体が固い人)
今回のカメレオンは、硬くも柔らかくもなく、標準的な柔軟性の人向け、という感じでしょうか。
つまり「Cyrano(シラノ) 00」のカメレオンモデルは、
フィジークのラインナップ内のフラグシップモデルで、標準的な柔軟性をもつ人向けのハンドルという感じです。
重さはカタログ値で175g(420mm)。
今回は400mmですが、実際に測ってみると179.5gでした。もちろん台座に使った缶の重さを省いた状態です。参考までに。
そのほかのスペックは以下。数値は400mmのものになります。
- クランプ径…31.8mm
- リーチ…80mm
- ドロップ…130mm
- シャロー形状
……余談ですが、完成車(ANCHOR RNC7です)についていたハンドルがこちら。
クロモリロードなので、クランプ径を合わせるためにスペーサー的なものを噛ませていたのかな……。正直ハンドル交換でもしないと気付かないところでした。
ちなみに重さはなんと406g。ということで227gの軽量化となりましたとさ。
フィジーク「Cyrano 00」を自転車に取り付け!
さっそく取り付けました。
ついでにバーテープ交換も初めて実施。
そのときの奮闘はこちらの記事にw めっちゃ緊張しながら巻いた。
ちなみに交換したバーテープもフィジークで、厚さ2.5mmの「ENDURANCE」という製品です。フィジークのハンドルにフィジークのバーテープ。
フィジーク「Cyrano 00」交換後の感想など
自転車の前のほうがかるーい! ハンドルを持ち上げると明らかに軽くなったのがわかるー!
ホントざっくばらんに言うとそんな印象です。
ハンドリングとかカーボン素材による振動吸収性とか言われると…、素人ゆえにロードバイクの経験値が低く、比較効果的なインプレッションをお伝えできないのがもどかしいところですが……。
あと素人的な感想としては、ハンドルのサイズは交換前も後も400mmで違和感なし。下ハンも普通に握れて問題なし。初めてのカーボンハンドルということで、トルクだけはきっちり測って取り付けました。割れたら泣く。
そもそもロードバイクのハンドル選びって、自分に合うサイズ・形状であることがまず大事で、それをクリアしたらあとは軽いに越したことはないという感じでしょうか。重いハンドルにメリットないですよね……。まあそうはいってもステムやフォーク、フレームとの関係性もありますし、ハンドルというパーツ1つを見て論じるのはややナンセンスっぽい気も?
ライド姿勢もそれほど変わった感じはしません。厳密には変わっていないハズがないんだけど、素人には分からないレベルでした。漕いだときのスピードや疲労感の変化も、あまり実感なし。
とにかく軽さだけは実感できます。以前のハンドルが重すぎただけかもしれませんが、「Cyrano 00」にしてからハンドル部分が明らかに軽い。別に軽量化に心血を注いでる人じゃないのですけど、それでも嬉しいポイント。
というわけで交換した得たメリットと言えば、軽さと、あとハンドル交換についての知識(クランプ径やハンドルの種類を調べるいい機会になった)、そしてハンドル交換という自転車いじり自体の楽しさ、といったところでしょうか。新しいパーツを取り付けるというのは単純に楽しいものです。
なんにせよ、性能的に週末メインのホビーライダーには十分満足です。
おまけ
気付いたら自転車がフィジークだらけになっていた……。