【施設情報】「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」の施設情報まとめ:風呂・トイレ・料金・標高など
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジでキャンプした際に見てきた、「施設情報」と「広大なフリーサイトの様子」をまとめました。
富士山が一望できる最高のキャンプ場で、訪問を検討している人も多いかと思います。
訪問前に風呂やシャワー・トイレ・薪・周辺コンビニなど、事前に知っておくと計画を立てやすいかと思うので、この記事に書き残します。これから訪問する人の参考になれば。
※訪問時(2020年11月13〜14日時点)での情報になります。現在では内容が異なっている可能性もありますのでご了承くださいませm(_ _)m(トイレや風呂、薪など大きく変わることはないとは思いますが^^;)
「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」、最高でした
雲ひとつない快晴の日にキャンプしてきました。最高……!
富士山が見えるキャンプ場の良さが詰まってる。
というわけで、この記事では「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」の施設情報や事前に知っておきたい情報などをまとめました。
テント泊する前に、一度ご覧ください。
予約は電話で
予約は電話で。Web予約はありません。
電話してテントサイトの空きがあれば、予約完了です。
電話番号:0544-54-1151
で、無事に電話予約したあとの流れが、ちょっと特殊。
公式サイトから「申込書」をダウンロードして、必要事項(名前や住所など一般的な事項)を記入のうえ、郵送かFAXで送付しないといけません。
郵送かFAXで書類を送付……。ちょっと手間がかかりますね。PDFをメールに添付して送信、などの選択肢もあれば嬉しいのですが……。
ちなみに僕は書類送付の必要があることをまったく知らず、訪問2日前に電話しました。
電話口で「郵送かFAXで書類を送ってもらえますか?」と言われたのですが、2日前だと郵送はもう間に合わないし、FAXは持ってないしどうすれば……。
ということをキャンプ場の方に伝えたところ、「では当日、受付で記載してください」ということになりました。もしかしたらレアケースかもしれませんが、こういうパターンもあるかも? ただ正直ホッとしましたね。予約できて良かったですし、書類も何とかなりました。
- 電話で予約
- 申込書をダウンロードして記入
- 郵送かFAXで送る
- 郵送もFAXもできない場合、当日記入もいけるかも
チェックイン時間
チェックイン/チェックアウト時間について。
チェックイン | 13:30〜 |
チェックアウト | 〜12:00 |
日帰り入場料(500円)を支払うことで、早い入場(9:30〜)と遅い退場(〜16:00)が可能になります。
フリーサイトなので、繁忙期は早めに入場してテントを張るのもアリかもしれません。
料金
スノーピークやモンベル会員の人は、割引があります。
通常時 | 繁忙期 | |
---|---|---|
一般 | 2,300円 | 2,760円 |
スノーピーク・モンベル会員、村民 | 2,070円 | 2,480円 |
繁忙期については、公式サイトのご利用案内でご確認ください。
大まかにGW、7月〜11月末の土日祝、お盆、年末年始などが繁忙期となっていました。
「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」の施設情報
僕の訪問時(2020/11/13〜14時点)での情報です。一覧で見るとこんな感じ。
キャンプ場の風呂 | 有り (※ただしコロナの影響で利用不可かも) |
---|---|
キャンプ場のシャワー | 有り (※ただしコロナの影響で利用不可かも) |
近くの温泉 | 有り |
トイレ | 有り |
トイレの綺麗さ | ★★★★★ かなり綺麗 |
売店 | なし |
自販機 | 有り |
近くのコンビニ | 2箇所有り |
薪の販売 | 有り 1束460円 |
炊事場 | 有り |
ペグを打つ土壌 | 良好 硬すぎず柔らかすぎず |
スマホの電波状況 | 良好 |
ゴミ捨て場 | なし |
チェックイン時間 | 13:30〜 |
チェックアウト時間 | 〜12:00 |
ネット予約の有無 | なし 電話予約のみ! |
施設はキレイで充実。
続きでは、訪問時の写真を交えながら1つずつ記載しています。
訪問時(2020/11/13〜14)の情報をもとに執筆しています。現在の正しい情報は公式サイトをよくご確認ください。
▶富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ
風呂とシャワーあり
大浴場とシャワーあり!
(※しかしコロナの影響で使えない場合があります)
- 富士山が見える大浴場!
- シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤーの備え付けがあり
- 利用時間…16:00~23:00
- テント泊の人は入浴料500円
- 宿泊棟の利用者は無料
- シャンプーなどの備え付けなし
- 利用時間…24時間
- ただし冬季(12月~2月)の間、シャワー利用不可
- シャワー利用料…210円
ただし僕が訪れた時期(2020/11/13〜14)は、コロナの影響で「テント泊の人は大浴場もシャワーも利用できない」という状況でした。
コロナが憎い…!けどこればっかりは仕方ありません。大浴場やシャワーの利用可否については公式サイトを確認するなり、問い合わせるなりしてから訪れたほうが良さそうです。
近隣の温泉施設あり
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジからもっとも近い温泉は、「あさぎり温泉 風の湯」。
距離は約2.5km。車ならあっという間に着きそうです。
「あさぎり温泉 風の湯」は、毎週火曜日が定休日。営業時間は10:00〜22:00までとのこと。
トイレは清潔!
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジのトイレ、非常にキレイでした。
土足禁止なので、靴を脱いでスリッパを履かないといけないのがやや面倒ですが、このおかげで清潔さが保たれているのでしょう。
個室にはトイレットペーパーもあって助かりました。
自販機あり。売店なし
自販機はありました。でも数は多くないようです。
お酒の販売なし。普通のドリンクのみ販売。
売店はありません。受付も売店は兼ねていませんでした。
近所にスーパーマーケットもないので、食料品などの買い物は事前に済ませておいたほうが良さそうです!
ただし、コンビニはわりと近いところにあります。
周辺のコンビニあり
周辺コンビニは2箇所。どちらも車ならすぐです。
一番近いコンビニは、「ファミリーマート 白糸の滝店」。
距離は約3.3kmほど。
2つ目は「セブン-イレブン 富士宮朝霧高原店」。
距離は約5.1kmほど。
こういうキャンプ場付近のコンビニは、薪も売っているかもしれません。
富士山YMCAは薪を販売していますが、コンビニで調達しても良いかもしれませんね。
薪の販売あり。1束460円
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジでは、薪を1束460円で販売していました。
ただ電話対応して頂いたスタッフさんの話だと、在庫はいつも確実にあるとは限らないみたいです。
入荷のタイミングや利用者の数によって、なくなることもあり得るのだとか。あらかじめ買った薪を持参するか、早めに訪れて薪を確保しておくのが確実かもしれません。
薪の燃え残りは、かまどに捨てて良いとのことでした。
ちなみに薪の支払いは、チェックアウトの際に利用数を自己申告して支払います。ちょっと珍しいシステムですね。
使うたびに支払うわけではないので、夜中に薪が切れても薪置き場から持ってくれば焚き火を続けられます。
炊事場はお湯が出る
炊事場はこんな感じ。
なんとお湯が出ます。寒い日にはうれしい…!
スポンジやタワシも備え付けがあり、洗い物しやすい炊事場です。
ペグを打つ土壌は良い
ペグは問題なく刺さると思います。硬すぎず柔らかすぎず、ちょうど良さそうですね。
天候などで硬くなっている場合を想定して、念のため鍛造ペグなどを持っていくに越したことはないと思います。
ゴミ捨て場はない
ゴミ捨て場はありません。
まぁこれはどこのキャンプ場でも似たようなものですね。ゴミは持ち帰りましょう。
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジに行く前に「知っておきたい情報」
ここからは知っておくと良さそうな情報をまとめました。
車はテント横に停められないとかとか、事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。
- フリーサイト(好きな場所にテントを張れる。早いもの勝ち)
- テントの横に車を停めておくことはできない。テント・荷物の搬入、搬出時のみ、車をテントサイトに入れられる。宿泊中、車は指定の駐車場(受付近く)に停めておく。
- それなりに起伏(斜面)がある
- スマホの電波状況は良い
- 直火NG。焚き火台が必要
- 禁煙(喫煙場所あり)
広大なフリーサイト
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジは、東京ドーム9個分の広さを誇るフリーサイトです。
めちゃくちゃ広いフリーサイト。
要するに早いもの勝ちなので、富士山がしっかり見えるような良い場所にテントを張りたいと思ったら、できるだけ早めに到着したほうが良さそうです。
まぁ大体どこでも富士山は見えるのですが、意外と木や建物がジャマで見えづらい場所もチラホラあったり。
もちろん富士山が見える場所からテントで埋まっていきます。なので、良いロケーションにテントを張るなら早く着くに越したことはなさそう。
車はテントの横に停められない
車で訪問できます。
しかしテントの横には、車を停められません。
テントや荷物の搬入・搬出時のみ、サイト内への車で乗り入れが許可されています。
荷物を降ろしたら、車は受け付け付近の駐車場まで移動させる必要があります。
電車とバスで行く方法【アクセス】
ほとんどの人は車やバイクで行くと思うけど、僕は電車とバスで訪れました。
アクセスは意外と簡単。
まず電車で「富士宮駅(ふじのみや駅)」まで行きます。乗換検索アプリなどで、最寄り駅から「富士宮駅」まで検索してみてください。
富士宮駅からは富士急バスで約30分、「まかいの牧場」で降ります。
富士宮駅からのバス時刻表は以下。コロナの影響で一部運休があるため、よく確認しておくことを強くオススメします。
▶路線バス – 富士急バス
このページ内の「新富士駅~富士宮駅~本栖入口~風穴~河口湖駅~富士山駅」路線です。一部運休をよくご確認ください。
▶新富士線日本語202007_時刻_002
PDFが開きます。
「まかいの牧場」で富士急バスを降りたら、富士山YMCAまでは徒歩15分ほど。
ただし、まかいの牧場から富士山YMCAに行く歩道は狭く、また車の通行量も多いのが難点です。大型トラックも多く、ちょっと歩きづらい道ですね…。
最後の歩道だけ注意して歩けば、意外とすんなりたどり着ける……ような気がします。
どうしても電車とバスで訪れたい方は、検討してみても良いかもしれません。
- 電車で「富士宮駅」まで行く
- 富士宮駅から富士急バスで約30分、「まかいの牧場」で降りる
- まかいの牧場から徒歩で約15分
- 富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジに到着!
それなりに起伏(斜面)があるキャンプ場。平らな場所を確保したい
それなりに起伏(斜面)があるので、テントを張る場所はちゃんと選びたいところ。
できれば早めに到着して、平らな場所を確保したいですね…。
標高は約650m。春秋冬は寒さ対策を
「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」の標高は、約650m。
標高が100m上がるごとに気温は0.6度下がるため、標高650mということは「平地より気温が約3.9℃ほど低い」ということになります。
特に春秋冬の夜は、想像以上に冷えこむはず。秋冬用のシュラフや防寒具を持っていったほうが良さそうです。
僕が11月13〜14日にテント泊した感想としては、昼間は秋晴れの日差しで、体を動かすと少し汗ばむ程度には暖かかったのですが……、太陽が沈むと一気に冷え込みました。ダウンジャケットの上に風を通さないウェアを着込み、焚き火で暖を取らないといけないぐらいに。
寒暖差がものすごかったです。寒さ対策を万全に。
ちなみに僕が持参したシュラフ・マットは以下。これにダウンジャケットを着てシュラフに潜り込んだら、とても温かくて安眠できました。
- ウレタンマット…THERMAREST 「Zライト ソル」
- インフレータブルマット…THERMAREST 「プロライト S」
- シュラフ…モンベル「ダウンハガー800#2」
- 枕…SEA TO SUMMIT「エアロウルトラライトピロー」
やや余談ですが。
富士山YMCAの近くにある「ふもとっぱらキャンプ場」にも、4月5〜6日に訪問しました。この春先の時期も、昼と夜の寒暖差がものすごかったです。昼間が暖かいからと油断せず、夜の寒さに備えた装備を。
▶「ふもとっぱらキャンプ場」で見てきた施設情報まとめ。トイレ、風呂、薪、飲み水etc
スマホの電波状況は良い
スマホの電波もしっかり通じます。
僕はdocomo電波網の格安SIMを利用しており、問題なく通じました。画像付きツイートも余裕ですね!
富士山YMCAキャンプ場の朝 pic.twitter.com/ob3zytH9gl
— ゆう (@escapetrip_jp) November 13, 2020
直火はNG。焚き火台を持っていこう
焚き火するなら、バーベキューコンロや焚き火台が必要です。
せっかくの芝生が台無しになってしまうので、直火はNG。
それにしても焚き火はいいですよね……。
上述したように薪は1束460円で販売されているので、ぜひ焚き火しましょう(焚き火推し)
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジの場所
一応、富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジの場所を貼っておきます!
国道139号線沿いですね。
付近には「まかいの牧場」や「富士ミルクランド」などの施設があります。
動物と触れ合ったり、ソフトクリームやジェラートを食べたりできるかと!
ゆるキャンの舞台だよ
アニメ・ドラマどちらも11〜12話は、「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」が舞台になっています。クリキャンの回ですね。
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジのキャンプ動画もあわせてどうぞ
僕が訪れた際に撮影してきた動画です。
トークはなし、なんとなくキャンプ場の雰囲気がわかるかな?という感じの動画になっています。
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ、素晴らしかったです
いいキャンプ場でした…!
僕が訪れた日は雲ひとつない快晴で、肉を焼いて焚き火して、富士山と星空を見て、素晴らしい体験ができました。
やはり人気キャンプ場だけあってシーズン中は混雑するみたいですが、予定や天気予報を見つつ、ぜひ訪問を検討してみてください。
最高のロケーションでキャンプできます。
富士山YMCAのレポ記事もよろしければどうぞ。
キャンプ場の情報はこちらも
▼ふもとっぱらキャンプ場にも行きました。
▼浩庵キャンプ場にも行きました。