2020年度、Amazonアウトドア用品の年間売上ランキング!
(集計期間:2020/1/1~12/3)
2020年にAmazonでもっとも売れたアウトドア用品のランキングです。ハズレが少ないと思われるので、アイテム探しにお役立てください。
1位〜5位
- BUNDOK(バンドック) ソロベース BDK-79TC パップテント 軍幕 収納コンパクト 【1人用】
- コールマン(Coleman) アウトドアワゴン レッド
- GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 245 Music Black Red
- BUNDOK(バンドック) ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC 【1人用】 カーキ色 ワンポール テント
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミ ロールテーブル
6位〜20位はタップで開いてご覧ください。
山梨県の本栖湖にある「浩庵(こうあん)キャンプ場」でキャンプしてきました。最高のキャンプ場でしたね…!
この記事では浩庵キャンプ場のトイレや風呂・薪・自販機や売店といった施設情報について、自分の備忘録にも誰かの参考にもなるように書いておきたいと思います。
※訪問時(2019年10月9〜10日時点)での情報になります。訪問時によっては内容が変わっている可能性もあるかもしれないいのでご了承ください
浩庵キャンプ場の良さと概要
よく晴れた10月初旬、浩庵キャンプ場で1泊してきました。最高のキャンプ日和…!
そんな浩庵キャンプ場の公式サイトはこちら。
ここからはテントサイトで1泊する前提で話を進めていきます。
まずテント泊の予約はできません。というか予約というシステムがそもそもありません。当日に受付をしてテントを設営する流れになります。
そのうえフリーサイト(好きな場所にテントを張ることができるシステム)ですから、当日早めに行って好きな場所にテントを張らなければなりません。要するに「早いもの勝ち」です。
なので混雑する時期は早めに行くに越したことはない…ということになりますね…。混雑時にテントサイトが満員だと…どうなるのだろう…いずれにせよお隣さんと相当近い間隔でテントを設営することになりそうです。
テント泊の受付は8:00〜20:00。
なので当日8:00に行けば受付→入場できる可能性が高そうですね。ただしチェックアウトが10:00なので、前日に宿泊した人が10:00頃にキャンプ場を出ていくことを考えると…、10:00ぐらいに行っても良いのかなぁという気もします。
また公式サイトの「よくある質問」によると、土曜日やお盆、連休などは入場待ちの渋滞が発生するため、6〜7時頃から受付・入場を開始する場合があるそうです。それくらい早朝から並んで受付を済ませる人がいるほど人気があるキャンプ場ってことですね。
- チェックイン…8:00〜20:00
- チェックアウト…10:00

朝の景色は最高でした
料金について。
僕はバスを乗り継いでソロキャンプをしてきたので、「大人1人 + テント設営料」で1,600円でした。
車で行くとプラス1,000円で、合計2,600円といったところ。
- 大人…600円
- 小人…300円
- テント設営料1張…1,000円
- 駐車場1台…1,000円
- キャンピングカー1台…2,000円
- バイク1台…300円
日帰りについてはデイキャンプが可能。(混雑時はデイキャンプ不可になる可能性あり)
宿泊 + デイキャンプで利用すると、チェックアウトを17:00まで伸ばすことができます。ゆっくりしたい場合はデイキャンプを追加するのも良さそう。
- 大人…400円
- 小人…200円
- テント設営料…500円
- 駐車場…500円

ソロキャンプしてきました
また浩庵キャンプ場の標高は約900mです。これだけ標高があると、寒暖差に注意したほうがいいですね。
僕はキャンプのベストシーズンといって過言ではないほどの秋晴れに恵まれた「10月9〜10日」に1泊しました。昼間は半袖でも過ごせるほど暖かかったのですが、夜になるとダウンジャケットを着込んで焚き火に当たらないと寒いぐらいまで冷え込みました。
春・秋はウェア選びに気をつけましょう。寒暖差がほんとに大きいです。

ピントがあっていなくて申し訳ないけど、素晴らしい星空が見られるかも
以上が「浩庵キャンプ場」の大まかな情報です。
テント泊のほかにキャビン(コテージのような建物)での宿泊も可能。冷蔵庫やトイレ、キッチンが付いているようなので、場合によってはキャビン泊を検討してもいいかもしれませんね。
では続いて、僕が見てきた施設情報について。
浩庵キャンプ場の施設情報
テントサイトは湖畔と林間がある
テントサイトは、湖畔側と林間側にわかれます。
湖畔側だと湖と富士山の目の前に設営できて、絶景を堪能できるのが良いですね。
ただし地面が結構斜めになっているのが気になります。場所によってはちゃんと夜寝られるかな?ってぐらい斜めだったりします。テントや椅子が傾くので、座ったり寝たりするのが大変そうですね…。湖側に足を向けてちょっと踏ん張りながら寝る感じになるのかな…。
また湖側に行くほど小石と砂が混じったような地面のところもあるので、場合によっては車がスタックするかもしれません。ご注意を。

湖畔サイトは斜面になっている
林間側だと富士山は見えづらいですが、これはこれで落ち着いた雰囲気が良いかなぁと思います。

林間サイトはこんな感じ
今回、僕は湖畔と林間のちょうど中間ぐらいにある中途半端な場所にテントを設営しました。
湖まではちょっとだけ距離があるし、どうしても他人のテントが目に入ってしまうけど、地面が平らで設営しやすいのが良かったです。
この中途半端な場所はちょっと狭めなので、大人数用のテントを設営するは難しいかもしれません。僕も両隣もソロキャンパーでした。1〜2人なら悪くない場所だと思いますね!

湖畔と林間の間あたりの狭い場所に設営
ちなみに平日(2019年10月9~10日)に行ったところ、7、8割ほどの埋まり具合という感じ。まだ余裕はあるけど平日にしては人が多く、やっぱり人気のキャンプ場だなと思いました。
平日でこれなら、土日や連休になると非常に混雑するのも納得できますね…。
ペグを打つ地面について
テントをどこに設営するかによって変わってきそうです。
湖畔サイトは砂利と砂という感じなので、長めのペグ(30cm〜ぐらい?)があったほうが安心かなと思います。特にタープを張るならば長いほうが良さそうですね…。
林間サイトなら、一般的な15〜20cmぐらいのペグで大丈夫そうです。
僕は湖畔と林間サイトの中間ぐらいの位置に、一般的な15cm程度のペグで問題なく設営できました。
混雑時は、湖畔と林間のどちらに設営できるかわかりません。基本的には人気のある湖畔サイトから埋まっていくと思いますが…、できれば湖畔サイトにも林間サイトにも対応できるペグを持っていくのが良さそうですね。
トイレ事情
まずトイレ・炊事場・シャワー室は1箇所に集まっています。
浩庵キャンプ場のトイレはこの1箇所のみ。離れた場所にテントを設営すると、用を足すのがちょっと大変かも…?
こちらは男子トイレですが普通に綺麗です。
風呂・シャワーについて
風呂・シャワーについては、大きく3つの選択肢がありそうです。順番に説明します。
①:セントラルロッジで入浴できる
受付を行うこの建物に風呂があります。
利用時間は10::00〜20:00まで。料金は大人500円、小人300円。
テントサイトから歩いて行ける距離なので、気軽に利用できそうです。でもおそらくそれほど大きくはない風呂だと思うので、混雑時は大変かも。時間をずらして早めに入浴するなど、工夫したほうがいいかもしれません。
②:2分100円のシャワーがある
こちらでシャワーを浴びることができます。トイレと炊事場の隣にあります。
全部で6室ありますが、時期によって使える数が変わるみたいですね。僕が訪れた10月は2室だけ利用可能でした。
24時間利用できるのも嬉しいところ。
2分で100円ですが、シャワーのお湯を止めている間はタイマーもストップするようです。つまりお湯を出している合計時間が2分間で100円ということですね。
③:温泉に行く
ちょっと遠いけど、温泉があります。
おそらく一番近いのは、「富士眺望の湯ゆらり」。距離は約15.9km。
利用時間は10:00〜22:00(最終入館21:00)とのこと。
次に近い温泉は、「富士西湖温泉いずみの湯」。
距離は約16.2km。上記とほとんど変わりませんが、どちらにせよ浩庵キャンプ場から温泉までは片道16kmほどかかるということです。
利用時間が時期によって変動するので、詳しくは公式サイトでご確認ください。
薪の販売
受付を行ったセントラルロッジで薪が販売されています。
ただし時期によっては(混雑が続いている時期など)在庫が常にあるとは限らないような気がしますね…。万全を期すなら持参したほうがいいかもしれません。
価格は以下。
- 薪・大…920円
- 薪・小…600円
- 木こりのろうそく(スウェーデントーチ)…1,530円
ちょっとお高めのような気もしますが、近くで薪が手に入るのはここだけですね。
自販機・売店など
このセントラルロッジが売店も兼ねています。入口付近に自販機もあります。
ただし値段はちょっとお高め。例えばカップヌードルカレーは260円でした。ここは標高も高いですし、価格が上がるのは仕方ないですね。

1500円…ではないぞ!(ゆるキャン△ネタ)
また炊事場・トイレの隣にも自販機があります。テントサイトからだとこちらのほうが近くて便利。

トイレ近くの自販機
周辺のコンビニについて
コンビニは遠いので、あらかじめ食料や飲み物は準備しておくほうがいいです。
もっとも近いコンビニは「ヤマザキYショップ精進湖店」で、距離は約9.4km。ただしコンビニと言っても営業時間は6:00〜20:00のようなので注意してください。
まぁいずれにせよ浩庵キャンプ場のゲートは20:00に閉まり、それ以降は車両の出入りが出来なくなるので、もしヤマザキYショップに行くなら20:00に帰ってこられるように出発する必要がありますね。
次に近いコンビニは「ファミリーマート富士宮朝霧店」で、距離は約14.5km。
こちらは24時間営業みたいです。一応地図も載せておきます。ファミマのほうが好きな人はどうぞ。
スマホの電波状況
スマホの電波は4Gがバッチリ入ります。
万が一の連絡はもちろん、Twitterも余裕ですね!
洪庵キャンプ場の朝です pic.twitter.com/uYlss5bqKC
— ゆう (@escapetrip_jp) October 9, 2019
その他
コインロッカー、コインランドリーといった施設は見当たりませんでした。
たぶんなくても大丈夫だと思うけど…、一応ないよ!ってことを記載しておきます。
浩庵キャンプ場の注意事項・ルールなど
みんなが気持ちよく利用するための注意事項がいくつかあるので、あらかじめチェックしておくと良さそうです。
- 直火OK
- ゴミは持ち帰る(ゴミ捨て場等なし)
- ゲートは8:00〜20:00まで開放(それ以外の時間は車の出入りができない)
- 車のアイドリング禁止
- 花火は21:00まで。ただし爆竹、打ち上げ花火、笛ロケットなど大きな音の花火は禁止
- ペット入場可
- 音響機器の使用は避ける
- ラジコン・ドローン禁止
- モーターボート、水上オートバイ禁止
- 本栖湖での遊泳禁止
- 水上レジャーはOK。ただし救命胴衣の着用必須
大まかにまとめると、他人の迷惑にならないよう静かに過ごしましょうって感じですね。
ゴミは捨てられないので、各自で持ち帰ることになっています。場内でのゴミの焼却も禁止されているので、あらかじめゴミ袋を持参して持ち帰りましょう。
遊泳禁止なのは意外かもしれません。本栖湖は急に深くなっているうえ、最大の水深は121mにもなるとか。富士五湖の中で最も深い湖だそうです。そのうえ水温も低いということで、遊泳は禁止となっていました。
あと直火OKなのは嬉しいですね。焚き火好きには最高です。
ただ後片付けを考えると、何だかんだで焚き火台を使うほうがラクかも? まぁせっかくなので直火を楽しむのも浩庵キャンプ場の醍醐味ですね。

直火OKです(僕は焚き火台使ったけど)
余裕があったら「中ノ倉峠の展望台」に登ってみるのもいいかも
登山道を30分ほど登りますが、「中ノ倉峠の展望台」に行くと素晴らしい景色が待っています。まったく舗装されていないのでスニーカーなどで登りましょう。(ガチ登山靴じゃなくても大丈夫だと思う)
晴れているとこんな感じ。
このあたりで撮影された景色が、千円札に採用されている富士山の図柄だそうです。
浩庵キャンプ場からも非常に近いです。
入口は、セントラルロッジからほど近いトイレの横。ゆるキャン△でなでしこが眠っていたトイレの横ですね!

このトイレの横が中ノ倉峠の入口
30分ほどの登山になりますが、余裕があったら(あと天気が良かったら)行ってみるのも楽しいと思います!
まとめ:浩庵キャンプ場、行こう
浩庵キャンプ場、最高でしたね…!
しっかり晴れてくれたので素晴らしい富士山が拝めました。

素晴らしい朝日が忘れられない
本栖湖と富士山というロケーションからもともと人気のあるキャンプ場だったようですが、ゆるキャン△でさらに有名になったようです。
土曜や連休などはかなり混雑するみたいですが、何とか都合を付けて行ってみる価値のあるキャンプ場だと思います…!

秋晴れの空と富士山と本栖湖
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キャンパーの聖地とも言われる「ふもとっぱらキャンプ場」も最高でした…!

東京ドーム9個分の広さ、「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」もいいですよ。
