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「浩庵キャンプ場」の施設情報まとめ。風呂やシャワー、薪、混雑具合などを見てきた
山梨県の本栖湖にある「浩庵(こうあん)キャンプ場」でキャンプしてきました。最高のキャンプ場でしたね……!
この記事では浩庵キャンプ場のトイレや風呂・薪・自販機や売店といった施設情報について、自分の備忘録にも誰かの参考にもなるように書いておきたいと思います。
※訪問時(2019年10月9〜10日時点)での情報になります。訪問時によっては内容が変わっている可能性もあるかもしれないいのでご了承ください
浩庵キャンプ場の概要と良さ
よく晴れた10月初旬、浩庵キャンプ場で1泊してきました。最高のキャンプ日和……!
そんな浩庵キャンプ場の公式サイトはこちら。
Web予約できる
ここからはテントサイトで1泊する前提で話を進めていきます。
まずテント泊の予約はできません。
2021年7月よりWeb予約制になりました! 以前は、混んでいる時期は前日から並ぶ必要があるなど、入場すら難しいことがありました。予約制になったことで入場はスムーズにできるでしょう。
ただし、実際にテントを張る場所は早いもの勝ち。フリーサイト形式ですね。区画サイトではありません(テントを張る場所までは予約できない)。
予約ページはカレンダー形式。
直感的に操作できて、予約しやすいですね。ちなみに、9月時点で来月(10月)の土日祝はほぼ予約で埋まっていました。さすが人気のキャンプ場。
このほか利用人数や車両の有無、テント数、タープ数を入力し、「料金計算ボタン」をタップすると、料金を計算できます。とても便利。
平日料金なら、2人で一泊二日、テント1張で3,600円ぐらいでしょうか。
あとは氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを記入して予約します。
キャンプサイトは2箇所
浩庵キャンプ場には、キャンプサイトが2箇所あります。
富士山が見えるのは「浩庵キャンプ場」のサイトなのでご注意を。
- 浩庵キャンプ場……富士山が見える
- 浩庵テント村(第2キャンプ場)……富士山は見えない
それぞれの場所について。
まず「浩庵キャンプ場」はこちら。多くの人がイメージするのも、ゆるキャンに登場したのも、このキャンプサイトです。僕もここに泊まりました。
「浩庵テント村(第2キャンプ場)」はこちら。
浩庵キャンプ場から道なりに3kmほど。位置的に富士山は見えないでしょう。そのぶん空いていることが多く、森の中でゆっくりできるサイトのようです。
チェックイン・チェックアウト
テント泊の受付(チェックイン)は、7:30〜20:00。
かなり幅のある時間設定です。
チェックイン | 7:30〜受付開始 8:00開門〜20:00閉門 |
チェックアウト | 10:00 |
Web予約時にチェックイン時間を決めることになります。
チェックアウトは10時まで。
またレイトチェックアウトを選択すると、チェックアウト時間が17時までになります(1泊2日 + デイキャンプという扱い)。
料金
平日か休日か、またチェックイン時間によって料金体系が細かく変化します。
土日の一泊二日でテント泊する人が多いかな?と思うので、そのときの料金を置いておきます。
公式サイトの表現通りだと、「割増料金1(休日・祝日・繁忙期など)」に該当します。
割増料金1(休日・祝日・繁忙期など)
チェックイン 7:30〜15:00 | チェックイン 15:00〜20:00 | ||
---|---|---|---|
大人(中学生以上) | 1人1泊 | 900円 | 800円 |
小人(小学生) | 1人1泊 | 600円 | 500円 |
テント設営料 | 1張1泊 | 1,200円 | 1,100円 |
タープ設営料 | 1張1泊 | 700円 | 600円 |
スペースのみ(テント・タープなし) | 1泊 | 700円 | 600円 |
駐車場 | 1台1泊 | 1,200円 | 1,100円 |
キャンピングカー | 1台1泊 | 2,400円 | 2,200円 |
バイク | 1台1泊 | 800円 | 700円 |
ここから平日料金だと少し安くなります。
連休最終日や日曜は、少し割り増しになります。
詳しくは浩庵キャンプ場公式サイトでご確認ください。
▶ 浩庵キャンプ場
ここに「レイトチェックアウト・デイキャンプ」料金を追加すると、チェックアウトを17:00まで伸ばせます。ゆっくりしたいときに良さそう。
標高と寒さ
浩庵キャンプ場の標高は、約900m。これだけ標高があると、寒暖差に注意したほうがいいです。
僕はキャンプのベストシーズンといって過言ではないほどの秋晴れに恵まれた「10月9〜10日」に1泊しました。昼間は半袖でも過ごせるほど暖かかったのですが、夜になるとダウンジャケットを着込んで焚き火に当たらないと寒いぐらいまで冷え込みました。
春・秋はウェア選びに気をつけましょう。寒暖差が非常に大きいです。
以上が「浩庵キャンプ場」の大まかな情報です。
テント泊のほかにキャビン(コテージのような建物)での宿泊も可能。冷蔵庫やトイレ、キッチンが付いているようなので、場合によってはキャビン泊を検討してもいいかもしれませんね。
では続いて、僕が見てきた施設情報について。
浩庵キャンプ場の施設情報
「浩庵キャンプ場」のテントサイトについて、施設の情報をまとめました。
トイレ | ★★★★★ かなり綺麗 |
キャンプ場の風呂 | 有り ※ただしコロナの影響で入浴不可の可能性も |
キャンプ場のコインシャワー | 有り |
近くの温泉 | 有り |
薪の販売 | 有り |
自販機 | 有り |
売店 | 有り |
周辺コンビニ | 2箇所有り |
ペグを打つ土壌 | 砂利・砂・土 |
スマホの電波状況 | 良好 |
現地の写真とともに、順番に記載します。
※訪問時(2019年10月9〜10日時点)での情報になります。訪問時によっては内容が変わっている可能性もあるかもしれないいのでご了承ください
風呂・シャワーについて
風呂・シャワーについては、大きく3つの選択肢がありそうです。順番に説明します。
①:セントラルロッジで入浴できる
受付を行うこの建物に風呂があります。
※コロナの影響で入浴できない可能性があります。詳しくは公式サイトをよくご確認ください。
利用時間は10:00〜20:00まで。料金は大人500円、小人300円。
テントサイトから歩いて行ける距離なので、気軽に利用できそうです。でもおそらくそれほど大きくはない風呂だと思うので、混雑時は大変かも。時間をずらして早めに入浴するなど、工夫したほうがいいかもしれません。
②:2分100円のシャワーがある
こちらでシャワーを浴びることができます。トイレと炊事場の隣にあります。
全部で6室ありますが、時期によって使える数が変わるみたいですね。僕が訪れた10月は2室だけ利用可能でした。
24時間利用できるのも嬉しいところ。
2分で100円ですが、シャワーのお湯を止めている間はタイマーもストップするようです。つまりお湯を出している合計時間が2分間で100円ということですね。
③:温泉に行く
ちょっと遠いけど、温泉があります。
おそらく一番近いのは、「富士眺望の湯ゆらり」。距離は約15.9km。
利用時間は10:00〜22:00(最終入館21:00)とのこと。
次に近い温泉は、「富士西湖温泉いずみの湯」。
距離は約16.2km。上記とほとんど変わりませんが、どちらにせよ浩庵キャンプ場から温泉までは片道16kmほどかかるということです。
利用時間が時期によって変動するので、詳しくは公式サイトでご確認ください。
トイレの綺麗さ
まずトイレ・炊事場・シャワー室は1箇所に集まっています。
浩庵キャンプ場のトイレはこの1箇所のみ。離れた場所にテントを設営すると、用を足すのがちょっと大変かも?
こちらは男子トイレですが、じゅうぶん綺麗でした。
自販機・売店など
このセントラルロッジが売店も兼ねています。入口付近に自販機もあります。
ただし値段はちょっとお高め。例えばカップヌードルカレーは260円でした。ここは標高も高いですし、価格が上がるのは仕方ないですね。
また炊事場・トイレの隣にも自販機があります。テントサイトからだとこちらのほうが近くて便利。
周辺のコンビニについて
コンビニは遠いので、あらかじめ食料や飲み物は準備しておくほうがいいです。
もっとも近いコンビニは「ヤマザキYショップ精進湖店」で、距離は約9.4km。ただしコンビニと言っても営業時間は6:00〜20:00のようなので注意してください。
まぁいずれにせよ浩庵キャンプ場のゲートは20:00に閉まり、それ以降は車両の出入りが出来なくなるので、もしヤマザキYショップに行くなら20:00に帰ってこられるように出発する必要がありますね。
次に近いコンビニは「ファミリーマート富士宮朝霧店」で、距離は約14.5km。
こちらは24時間営業みたいです。一応地図も載せておきます。ファミマのほうが好きな人はどうぞ。
薪の販売
受付を行ったセントラルロッジで薪が販売されていました。
ただし時期によっては(混雑が続いている時期など)在庫が常にあるとは限らないような気がしますね……。万全を期すなら持参したほうがいいかもしれません。
価格は以下でした(※2019年10月9〜10日時点の価格)
- 薪・大…920円
- 薪・小…600円
- 木こりのろうそく(スウェーデントーチ)…1,530円
ちょっとお高めのような気もしますが、近くで薪が手に入るのはここだけですね。
テントサイトは湖畔と林間がある
テントサイトは、湖畔側と林間側にわかれます。
湖畔側だと湖と富士山の目の前に設営できて、絶景を堪能できるのが良いですね。
ただし地面が結構斜めになっているのが気になります。場所によってはちゃんと夜寝られるかな?ってぐらい斜めだったりします。テントや椅子が傾くので、座ったり寝たりするのが大変そうですね…。湖側に足を向けてちょっと踏ん張りながら寝る感じになるのかな…。
また湖側に行くほど小石と砂が混じったような地面のところもあるので、場合によっては車がスタックするかもしれません。ご注意を。
林間側だと富士山は見えづらいですが、これはこれで落ち着いた雰囲気が良いかなぁと思います。
今回、僕は湖畔と林間のちょうど中間ぐらいにある中途半端な場所にテントを設営しました。
湖まではちょっとだけ距離があるし、どうしても他人のテントが目に入ってしまうけど、地面が平らで設営しやすいのが良かったです。
この中途半端な場所はちょっと狭めなので、大人数用のテントを設営するは難しいかもしれません。僕も両隣もソロキャンパーでした。1〜2人なら悪くない場所だと思いますね!
ちなみに平日(2019年10月9~10日)に行ったところ、7、8割ほどの埋まり具合という感じ。まだ余裕はあるけど平日にしては人が多く、やっぱり人気のキャンプ場だなと思いました。
平日でこれなら、土日や連休になると非常に混雑するのも納得できますね…。
ペグを打つ地面について
テントをどこに設営するかによって変わってきそうです。
湖畔サイトは砂利と砂という感じなので、長めのペグ(30cm〜ぐらい?)があったほうが安心かなと思います。特にタープを張るならば長いほうが良さそうですね…。
林間サイトなら、一般的な15〜20cmぐらいのペグで大丈夫そうです。
僕は湖畔と林間サイトの中間ぐらいの位置に、一般的な15cm程度のペグで問題なく設営できました。
混雑時は、湖畔と林間のどちらに設営できるかわかりません。基本的には人気のある湖畔サイトから埋まっていくと思いますが…、できれば湖畔サイトにも林間サイトにも対応できるペグを持っていくのが良さそうですね。
スマホの電波状況
スマホの電波は4Gがバッチリ入ります。
万が一の連絡はもちろん、Twitterも余裕ですね!
洪庵キャンプ場の朝です pic.twitter.com/uYlss5bqKC
— ゆう (@escapetrip_jp) October 9, 2019
その他
コインロッカー、コインランドリーといった施設は見当たりませんでした。
たぶんなくても大丈夫だと思うけど……、一応ないよ!ってことを記載しておきます。
浩庵キャンプ場の注意事項・ルールなど
みんなが気持ちよく利用するための注意事項がいくつかあるので、あらかじめチェックしておくと良さそうです。
- 直火OK
- ゴミは持ち帰る(ゴミ捨て場等なし)
- ゲートは8:00〜20:00まで開放(それ以外の時間は車の出入りができない)
- 車のアイドリング禁止
- 花火は21:00まで。ただし爆竹、打ち上げ花火、笛ロケットなど大きな音の花火は禁止
- ペット入場可
- 音響機器の使用は避ける
- ラジコン・ドローン禁止
- モーターボート、水上オートバイ禁止
- 本栖湖での遊泳禁止
- 水上レジャーはOK。ただし救命胴衣の着用必須
大まかにまとめると、他人の迷惑にならないよう静かに過ごしましょうって感じですね。
ゴミは捨てられないので、各自で持ち帰ることになっています。場内でのゴミの焼却も禁止されているので、あらかじめゴミ袋を持参して持ち帰りましょう。
遊泳禁止なのは意外かもしれません。本栖湖は急に深くなっているうえ、最大の水深は121mにもなるとか。富士五湖の中で最も深い湖だそうです。そのうえ水温も低いということで、遊泳は禁止となっていました。
あと直火OKなのは嬉しいですね。焚き火好きには最高です。
ただ後片付けを考えると、何だかんだで焚き火台を使うほうがラクかも? まぁせっかくなので直火を楽しむのも浩庵キャンプ場の醍醐味ですね。
余裕があったら「中ノ倉峠の展望台」に登ってみるのもいいかも
登山道を30分ほど登りますが、「中ノ倉峠の展望台」に行くと素晴らしい景色が待っています。まったく舗装されていないのでスニーカーなどで登りましょう。(ガチ登山靴じゃなくても大丈夫だと思う)
晴れているとこんな感じ。
このあたりで撮影された景色が、千円札に採用されている富士山の図柄だそうです。
浩庵キャンプ場からも非常に近いです。
入口は、セントラルロッジからほど近いトイレの横。ゆるキャン△でなでしこが眠っていたトイレの横ですね!
30分ほどの登山になりますが、余裕があったら(あと天気が良かったら)行ってみるのも楽しいと思います!
まとめ:浩庵キャンプ場に行こう
浩庵キャンプ場、最高でしたね……!
しっかり晴れてくれたので素晴らしい富士山が拝めました。
本栖湖と富士山というロケーションからもともと人気のあるキャンプ場だったようですが、ゆるキャン△でさらに有名になったようです。
土曜や連休などはかなり混雑するみたいですが、何とか都合を付けて行ってみる価値のあるキャンプ場だと思います……!
浩庵キャンプ場についてはこんな記事も
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