榛名山と赤城山ヒルクライム! 紅葉と神社を見てきた
上毛三山のうちのふたつ、榛名山と赤城山。その景色の良さはもちろん、ヒルクライムレースとしても有名な場所。
そう言えばそろそろ紅葉が見頃のはず! しかもこの日は圧倒的快晴の予報! そんなノリで行ってきたレポです。東京駅から新幹線に乗れば結構近くてアクセスもいい。
(※榛名山・赤城山ヒルクライムの試走ではなくポタリングですが、道中の雰囲気ぐらいはわかるかもしれません)
今回のサイクリングルート
高崎駅→榛名山→赤城山→前橋駅までのルート
距離:114km
獲得標高:2,667m
おじさんに撮ってもらった1枚w
東京駅始発6時8分の新幹線に乗り込み、6時58分に高崎駅着。思ったより近い。
出やがったな、ぐんまちゃん(群馬県のゆるキャラ)
高崎駅前で輪行解除していると、犬の散歩中のおじさんに「これ自転車?どこまで走るの?せっかくだから写真撮ってあげるよ!」と声をかけてもらい撮ってもらった1枚。こんにちはどうも僕ですwwww (顔にTwitterアイコンを重ねています)
(一瞬シクロワイアード撮りが頭をよぎったのでこの立ち位置になったが、普通のおじさんを前にちょっと恥ずかしくなりサドルに所在なさげな手を置くに留まった図)
榛名山へ
さて、まずは榛名山(標高1,449m)へー!
10月下旬の午前7時はすっかり冷え込んでいてアームウォーマー&レッグウォーマーでは寒いぐらいでしたが、9時ぐらいになると気温が一気に上昇。榛名山への上り坂に差し掛かるとさらに暑くなり、アームウォーマーは装備解除!
朝夕と昼の寒暖差が大きい時期ですからね。しかもこの日は快晴なのでどんどん気温が上がっていきます。
そしてここは榛名山であり、あの有名なヒルクライムレース「榛名山ヒルクライム、通称ハルヒル」のコース!
道路標識に混ざってこんな看板が出てくるので飽きませんw というかこんな看板まで立てられるなんてハルヒル愛されてるな。
榛名神社までの斜度は大体5〜9%ぐらいかなぁという印象。山へ近づくほどに斜度が増していきました。
高崎駅から走る場合は榛名神社まで約26km大体ずっと登りという”長さ”はありそう。
(※ハルヒルのスタート地点は駅からではなく「高崎市榛名支所」で、榛名湖コースのゴールである榛名湖までの距離は14.6kmとのこと。お間違いなきよう)
▶コース&アクセス | 第6回榛名山ヒルクライム in 高崎【公式】
榛名神社へ近づくと、古くから山岳信仰を受けてきた山らしく、道の先に大きな鳥居が。
鳥居をくぐれば榛名神社に到着!
神社周辺にはたくさんのサイクルラックがありました。榛名山ヒルクライムが開催されているだけのことはある。いいところだな〜。
とりあえず自転車を停めて、榛名神社の散策へ!
約1400年の歴史を有する榛名神社。
平日朝9時なので人が少ない! 神社は人が少ない時間帯ほどいいと思います。時代の重みを感じる静謐な空気のなか、本殿までは階段で地味に登る。SPDシューズで来てよかった。
紅葉にはまだちょっと早く、赤みを帯びているのは一部だけ。
本殿に近づくと現れるのが、仙人でも住んでいそうな天にそびえ立つ奇岩・巨岩。榛名山は火山なので、むかし噴火した際にできた岩でしょうか。
本殿にいたってはその裏側が御姿岩(みすがたいわ)という巨岩に繋がっていて、その御姿岩の洞窟内に御神体が祀られているとか。
見応えのある神社でした。人が少ない朝一に訪れて正解。絵になる神社ですね。
ではでは榛名山の頂上、(というか榛名湖)へ。
榛名神社→榛名山(榛名湖)までは斜度10%超えが頻発した印象。神社以降がキツイ!
途中で「男根岩」を発見w 見た目のまんま名前付いちゃったやつですわこれ。
榛名湖の直前に「ハルヒル、記録計測終了」の看板!
そして「榛名湖と榛名富士」がお目見えです。榛名湖といえばこの写真というほどお馴染みの絵。紅葉はあともうちょっとですね!
ついでなので榛名湖をぐるーっと一周。
さすがに榛名湖まで登ると肌寒くなってアームウォーマーを着用。天気が良かったのでウインドブレーカーを羽織るほどではありませんでした。
昼ご飯です。ワカサギのフライと群馬の豚を使ったトンカツ! ちなみに場所は「榛名湖ふじや」。
榛名富士が見える贅沢な席でメシ!
今日はこのあと赤城山にも登るつもりだったので、そそくさとダウンヒルしようと思ったら……昨日ルートを引いていた県道28号線が全面通行止め! たまたま工事中とのこと。
自転車旅先で予定していたルートが全面通行止めとか、一瞬焦りますよね。まぁありがちなことではあるんですけど。今回はすぐ隣を通っている県道126号線が迂回路だったので、そこからダウンヒル。
赤城山へ
榛名山からのダウンヒル後、前橋市を横断して赤城山へ。山の標高1,828mですが、今回目指した赤城大沼あたりは標高1,310mです。
ここもやはり山岳信仰ですね。道路をまたぐ大きな鳥居が。
ところで今回、榛名山と赤城山に登るのでそこそこの獲得標高になると事前にわかっていました。わかってはいたんですけどね……
めちゃくちゃしんどい/(^o^)\
榛名山(標高1,449m)に登ったあと、前橋市街(標高150〜200m)まで下り、そこから赤城大沼(標高1,310m)は個人的にちょいハード。ローラーをサボっていた体にはこたえる。
ここもヒルクライムレース「まえばし赤城山ヒルクライム」が開催される場所。
距離20.8km、標高差1,313mを走るレース。平均勾配6.4%、最大勾配9.7%とのことでした。
▶まえばし赤城山ヒルクライム大会 | 公式ウェブサイト
ゴールまでの距離を示す看板がときどき表れます。あと6kmてことは時速6kmで1時間だな、ぐらいにはしんどかったw
ときおり10%近くになることもあるけど、おおまかには斜度6〜7%前ぐらいが続いたかな?という個人的な印象です。
死にそうになりながら「まえばし赤城山ヒルクライム」ゴール地点に到着。
しかしここはヒルクライムのゴール地点であって、赤城大沼や赤城神社はあともうちょい! 着いたと思ったらまだ着いてなくてしんどい(死)。
白樺と紅葉がきれいですね。
もうすこし走って赤城大沼に到着。カルデラ湖です。
ここはちょうどいいぐらいの紅葉ですね。反対側に見える赤い橋のあたりが「赤城神社」。
ぐるっと回ってやっと到着……!!
日暮れのちょうどいいタイミングで柔らかな逆光。
赤城神社〜!
夕陽に照らされた紅葉と赤い橋がとにかく映える。
10月下旬の日暮れは早い。
ちなみに気温7度でした。めちゃくちゃ寒いので赤城大沼に着いてすぐにRapha「PRO TEAM INSULATED JACKET」着用。
▶Wiggleでも取り扱いありで今40%オフでした!(記事執筆時点)
中綿が入っていて暖かく、秋冬は非常に重宝しています。こういうときサドルバッグに押し込んでおける(超コンパクトとは言えないけどほどほどの)携帯性もイイ。
そんなわけで、もと来た道をダウンヒル。
実はこのあと上毛三山パノラマ街道(県道251号線)を通って沼田市のほうへ行き、翌日は日光へ挑もうと考えていたのですが、かなり疲れたのでもと来た道を通って前橋駅前で一泊に変更。
夕暮れにも関わらずまだ宿の予約をしていないという適当っぷりが逆に功を奏しました。いえ平日なのでどっか空いてる宿あるだろうという考えではあったのですが。読みどおり前橋駅に空いているホテルがたくさんあり、難なく予約!
前橋市の街明かりを見ながらひたすらダウンヒル。
街なかにある鳥居の異質感すきです。夜は妖しさが増していい。
そういえば前橋市は「まえばしサイクルオアシス」ということで、サイクルラックを置いているコンビニが多いようです。工具や空気入れの貸出もある模様。
あと前橋駅前のホテルに泊まったのですが、駅前には「天然温泉ゆ〜ゆ」という温泉施設があるよー!
温泉施設の真下(地下1,500m)から湧き出る源泉かけ流し、だそうです。こんな駅前で温泉なんて出るの!?って感じなんですが、入ってみたところ普通に良かったのでオススメ。ビジネスホテルのシャワーを使うぐらいならここ来たほうがいいです。
記事がめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、榛名山&赤城山ヒルクライムレポでした。
翌日は日光ライドしようと思っていてルートも用意してましたが、満身創痍のため前橋駅から帰宅〜_(┐「ε:)_(もうちょいローラーやろ)
走ったルート・距離・獲得標高・ウェアなどまとめ
距離:114km
獲得標高:2,667m
ウェア(※10月下旬)
・半袖ジャージ + ジレ + アームウォーマー
・Rapha-カーゴビブショーツ(レビュー記事) + レッグウォーマー(レビュー記事)
・赤城大沼到着時とダウンヒル時にRapha「PRO TEAM INSULATED JACKET」着用
装備など
・サドルバッグ…FAIRWEATHER(レビュー記事)
・フレームバッグ…Apidura(レビュー記事)
記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:EF24-105mm F4L IS II USM(レビュー記事)
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