【椿ライン】湯河原・箱根の峠へ! 大観山ヒルクライムからの芦ノ湖、箱根と見どころ満載ライド

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椿ライン大観山ライド記事のアイキャッチ
セール情報:2024/11/20 更新

「椿ライン」という響きがオシャレ。

湯河原から箱根大観山を通り、箱根へと向かう神奈川県道75号線、通称「椿ライン」を走ってきました。

それほどキツくはない上り坂を気持ちよく約1,000mまでヒルクライム!季節が合えば椿の花や富士山も拝める良スポットで、芦ノ湖や箱根関所、箱根神社、大きな鳥居なども見れます。満足度の高いライドになりそうなルートになりそうなのでご紹介。

目次
筆者情報(タップで開く)

メイン自転車

カメラを背負って写真や動画を撮りながら、1〜4泊ぐらい宿泊する自転車旅が好み。1日の走行距離は約50〜120kmぐらい。

椿ラインってどこー?

ココです!ぐねぐねと曲がりくねった道で、距離は約13kmとのこと。ここを走り、芦ノ湖まで行くのが今回の目的です!

輪行で小田原駅から出発

朝5時ぐらいの電車に乗り込み、横浜駅から輪行して約1時間で小田原駅へ。

小田原駅から海岸線を走って湯河原まで行き、椿ラインに突入しようという試みです。

早朝の小田原駅からロードバイクで出発

小田原市内を少し走ると、すぐ海岸線へ。晴れた朝の海岸線の気持ちよさといったらもう……!

早朝の海岸線をロードバイクで走る

時刻は朝7時ごろ。暑くも寒くもない穏やかな朝の海。いいぞこれは……!

早朝の穏やかな海

海岸線を抜けると、湯河原に到着。ここから登り基調になってきます。

自転車の駅という場所を発見!工具や空気入れを貸してくれるそう。練習で集まっていたっぽいロードバイク乗りが10人ほどいました。ここで準備を整えてから椿ラインなり箱根なりへ向かえ、ということですね。ありがたいありがたい。

湯河原にある自転車の駅

湯河原はいかにも温泉の町らしく、そのへんで湯気が出てたり、土産屋もたくさんあって情緒溢れています。さすが歴史ある観光地。

「椿ライン」に突入!

湯河原はそれほど長くないので、すぐ抜けられます。するともう目の前は椿ライン。

お〜ロードバイク乗りがいる!(第一ロードバイク乗り発見)

椿ラインに向かうロードバイク乗り

この日は20人ぐらいのロードバイク乗りが集まっており、どうやら練習の日だったそう。

椿ラインの入口でスタート待ち状態だったので、とりあえず僕は先行させてもらいました。1人でひょこひょこ登ります。斜度はそれほどキツくなく、スムーズに進めるのが気持ちいいw

突如あらわれる「しとどの窟(いわや)」。

しとどの窟の看板

どこかで聞いたことのあるな〜と思ってあとで調べると、源頼朝が石橋山の戦いで敗れたのち、この「しとどの窟」に身を隠したという伝説があるとのことでした。時間に余裕があるので寄ってみます。

この箱根・湯河原あたりはこういう古くからある場所が多いですね。そういうところに寄るルートを引いてみるのも面白いかも。

しとどの窟

そんでこれもあとで調べて知ったのですが、ここ心霊スポットなんですか!!マジかよ普通に「ほうほう」って感じで見学してきたわ……。

しとどの窟のトンネル

まぁいいや、まだ椿ライン序盤戦なので先に進みます!

優しい斜度で走りやすいのですが、バイクや車が多い印象なので、安全のためできるだけ自分の存在をアピールしつつ走ったほうがいいかもしれません。もうこのカーブとかね、みんなここでドリフトしてるんだなってのが一発でわかりますw こええええ

椿ラインのドリフト跡

正直、道中はそれほど見晴らしがいいわけでもなく……、足を止めて景色に見とれるほどの場所はないかなぁという感じ。黙々と登ります。

この日は12月3日でしたが、「椿ライン」の主役とも言えそうな”椿”はまだ見れませんでした!椿は冬から春にかけて咲く花だそうですが、まだ早かったみたいです。

というわけで椿ラインの頂上、「箱根大観山」に到着!標高1,011m!

箱根大観山とロードバイク

さすがにここまで来ると、芦ノ湖が一望できる素晴らしい景色。

大観山から見る芦ノ湖

雲がなければこの辺に富士山も見えるようなのですが。

芦ノ湖と富士山の位置

またこのあたりには「MAZDAスカイラウンジ」という休憩所があり、飲食やトイレなどを利用できます。ちょっとコーヒー飲んだりして休憩をどうぞ。

MAZDAスカイラウンジ

芦ノ湖・箱根関所に向けて下るよー!

ここで1つ注意点を!

この「MAZDAスカイラウンジ」、「箱根大観山」付近にある「MAZDAターンパイク箱根」という道は、自動車専用道路なので自転車は通行できません。

間違えて突っ込んでしまわないようにご注意を。

MAZDAターンパイク箱根は自転車通行禁止

そこさえ気をつけてダウンヒルし続ければ、すぐに芦ノ湖に到着します。ほんとすぐに着きました。

ここで突然ですが、本日の自転車〜。

持ち物はツールボトルとドリンク、あとは一眼レフを背負って走りました。輪行袋はジャージの後ろポケットに突っ込んで身軽に。これだけで必要十分な感じでした。

芦ノ湖とロードバイク

そしてこちらが芦ノ湖。奥にチラーっとだけ富士山が見えているのですけど、ここでも雲に阻まれます……!

チラッと見える富士山

海賊船がいるぞー!!

芦ノ湖の海賊船

という感じで、芦ノ湖を堪能。富士山が見えれば最高でしたね……!

どうやら芦ノ湖にはワカサギがいるそうで、付近のレストランではわかさぎ料理を出すお店が多い模様。せっかく来たので、とりあえず頂いておきます。

芦ノ湖のワカサギ料理

そのあとは箱根関所もすぐ近くなのでGO!

ここなんですけど、標識見てください。自転車で通過できるんですよ!(もちろん押して通過ですけどね)

箱根関所の標識

ただし、関所の両脇にある資料館には入れません。あくまで関所内の通路を通過するだけ。それでもせっかく来たわけですし、時代劇みたいな道を通るのもなかなかオツ!

関所を抜けて走ると、めちゃくちゃデカイ鳥居が。箱根神社が近づいている証拠です。

箱根の鳥居

はい、すぐに「箱根神社」に到着。

自転車なので、さすがに中には入れません……。階段を登らないといけませんからね。しかし荘厳さというか良さを感じる。いいぞここ……!普通に観光で来たいところです。

箱根神社の前

そしてコチラは芦ノ湖で有名な、湖に浮かぶ鳥居の裏側!ここも人気スポットですね。

芦ノ湖に浮かぶ鳥居の裏側

というわけで、横浜に向かって自走で帰ります!

あとは帰るだけなんですけど、ちょっとおもしろい道を見つけたので通ってしまいました。

それが「旧東海道の七曲り」と呼ばれるところ。地図で見るとこんな感じ!⇓

旧東海道の七曲り

「七曲り」と言っておきながら、よく数えてみるとヘアピンカーブが12(13かな?)ヶ所もあるというツッコミどころ満載っぷりなところが好きw

しかも斜度は約10%となかなか。カーブ内側なんてエグい斜度になっていると思います。

今回はダウンヒルだったので少し気をつけながら走るぐらいでしたが、ヒルクライムしているすれ違った人たちは大変だったでしょうね……w カーブ7つどころじゃなくない!?七曲りって何だよ!ってなってるたぶん。

旧東海道の七曲りの斜度10%の看板

この道ができたときは、ここを自転車で走るヤツが出てくるなんて誰も思わなかったでしょう。

旧東海道の七曲りの写真

七曲りを抜けたあとも箱根らしい道が続きます。好きな人にはたまりませんねw

箱根の坂

12月3日、紅葉はうん、なかなかいいかもしれません!

箱根の紅葉

椿ライン、大観山ヒルクライム、芦ノ湖、旧東海道ライドまとめ

見どころ満載でした。

今回は日帰りで湯河原・箱根を巡ってきましたが、次は1,2泊してもいいんじゃないかな……!芦ノ湖一周したり、もう少し静岡県のほうへ向かってみたり、富士山のほうへ向かってみたり、いろいろ可能性があるルートな気がします。

宿泊を挟めば、箱根神社にも寄れるかもしれませんね。この前、阿蘇山の周りをロードバイクで一周したときに、バイクパッキングの使い勝手をあらかた覚えることができたので、またロードバイク旅を試してみたいところでもありますし。

日帰りだったけど、次の旅のいい候補になってしまったw

椿ラインヒルクライムの詳細

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