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BROMPTONにキャットアイのライト(VOLT400)を取り付け。センターフォークステーを使ったカスタム
BROMPTON P Lineの前輪の上に「センターフォークステー」を取り付け、キャットアイのライト「VOLT400」をマウントできるようにカスタムしました。
ハンドルではなく前輪の上にライトを装着したことで、見た目もすっきり。折りたたんだときに干渉しないのも便利です。
約1,200円と安く、簡単にできた良いカスタムでした。
▼使ったパーツは以下3つ。
BROMPTONのセンターフォークステーにライトを取り付ける
とりあえず最初にビフォー・アフターをご覧ください。
まずビフォー。納車時点では、前輪の上にフロント用の反射板が付いていました。
そしてアフター。この反射板の位置に、フロントライト(VOLT400)を装着できるようにしました。
邪魔にならない位置にライトを配置でき、個人的にはスマートでかっこいいと思います。
BROMPTONにセンターフォークステーを取り付ける方法
まず注意点について。
センターフォークステーを取り付ける際に「ブレーキを外す = ブレーキ調整」の作業が発生します。
取り付けに際して、ブレーキ調整が必要になります。
ブレーキは言うまでもなく非常に大事なパーツ。うまく調整できていないと事故につながる恐れもあります。調整できる自信がない方は、無理して自分でやらず、ショップなどに相談したほうがいいと思います。
自信がない場合は無理せず……。
センターフォークステーの準備
まず記事冒頭で紹介した、この2つのパーツを組み合わせます。
ぞれぞれ合わせて約1,200円ぐらいで購入できました。安い。
こちらが2つのパーツ。
キャットアイの「CFB-100」から、この黒いマウント(ブラケット)を取り外します。
アーレンキー(六角レンチ)で簡単に外せました。
このマウントを、キーレイのBROMPTON用センターフォークステー「BR-03」に取り付けます。
こちらもアーレンキーで固定できました(ちょっと固いので力がいる)。
ステーが長くなりました。これでBROMPTONに取り付けられます。
こちらが完成形。
ライトを取り付けるとこんな感じ。
BROMPTONにフロントフォークステーを取り付ける
BROMPTONに取り付ける作業。
まずフロントフォークの後ろにある、このボルトを外します。
反射板とブレーキがまるごと外れました。
この反射板を取り外します。
反射板についていた溝つきの金具(アールワッシャー)は、今回のセンターフォークステー「BR-03」には取り付けられません。ステーの太さが違うので。
反射板があった位置に、フロントフォークステーを装着。
「BR-03」に付属していたアールワッシャーを使い、このように挟み込みました。
ライトを取り付けました。角度を微調整します。
真正面に向いていると対向車がまぶしいので、やや下向きにしました。
全体像はこんな感じ。
真上から見ると、タイヤの真上にライトがあることがわかります。
そのまま折りたためる
そのまま折りたたんでも干渉しません。
折りたたむたびに、いちいちライトを外すのは面倒くさいですからね。これはいい。
ちょっと黒くて見えづらいかもしれませんが、矢印の位置にライトがきます。
というわけで、センターフォークステーを使ったライトの取り付けは無事完成!
夜、ライトをつけるとこんな感じ
ライトを点灯してみました。このように見えます。
当たり前ですが、ちゃんと前を照らしてくれます。
細かい疑問について回答
センターフォークステーでライトを取り付けるにあたって、細かい疑問についていろいろ書いていきます。
ライトの位置が低い
やや気になる点があるとすれば、ライトの位置が低いこと。
車など第三者からの視認性は、少し低いかもしれません。ハンドルぐらいの高さにあったほうがいいかもしれない……。
ただライトが低い位置にあるぶん、路面はしっかり照らせます。
VOLT400がズレてくることはなさそう
VOLT400の重量は約110g。今のところ角度がズレてくることはありません。しっかり固定できています。
試しに、VOLT800をつけてみました。約140gと少し重めですが、それでもかなりしっかり固定できている印象です。
BROMPTON公式のセンターフォークステーもある
BROMPTON公式から出ている、鉄の板を折り曲げたようなセンターフォークステーもあります。
同梱されているライトは、キャットアイ「AMPP500」のBROMPTON仕様デザイン。
個人的には、キーレイのセンターフォークステー「BR-03」のほうがスタイリッシュでかっこいいと思ったので、今回のカスタムを行いました。
ただ公式は板状のセンターフォークステーなので、合わせて紹介しておきます。
ライトのON/OFFは止まってから
当然ではありますが、前輪の上にあるライトを走行中にON/OFFするのは少し難しいです(できなくはないけどバランスを崩すと危ない)。
暗くなってきたら一度止まってライトをつける、という動作が必要になるでしょう。
個人的には気になりませんが、操作性が悪いと感じる人もいるかもしれません。
フロントバッグと干渉する可能性があるかも
もしかしたら……、フロントバッグと干渉する可能性があるかもしれません。特に大容量のフロントバッグを使っている場合は要注意かも。
試しに12Lのフロントバッグを装着してみました。これぐらいなら干渉しません。まったく問題なし。しかしもっと大容量だと……干渉する可能性はあるかも。
なぜVOLT400を使うのか
VOLT400を使うのは単純かつ個人的な理由で、すでに持っていたからです……。
今までロードバイクで使っていたVOLT400を、BROMPTON用にしようと思っただけ(ロードバイクではVOLT800を使う予定)。せっかく良いライトを持っているので流用したいのです。
あともう1つの理由を強いて挙げれば……、自転車用ライトって充電端子がmicro USBばっかりじゃないですか。
2022年にもなってmicro USBで充電する電子機器は買いたくない……! という(ややひねくれた)気持ちがあり、しばらくはVOLT400を流用することにしました。そろそろUSB Type-Cで充電できるライトが主流になってほしい!
かっこよくて渋くてBROMPTONに似合う、USB Type-Cで充電できるライトがあれば新たに購入するかもしれないけど、とりあえずしばらくはVOLT400でいきます。
そういった個人的な理由なので、別にVOLT400以外でも問題ないと思います。
VOLT400とマウント(ブラケット)が共通の「AMPP300(実店舗限定販売)」や「VOLT200」などでもじゅうぶんかもしれませんね。価格も少し安いですし。
新ステー「SS-03」は、P Lineと干渉する可能性アリ
追記:2023年7月23日
今回のキーレイBROMPTON用センターフォークステー「BR-03」を取り付けてから、しばらく経った頃。
新ステー「SS-03」が発売されました。さっそく購入!色はシルバーとブラックから選べるようになりました。カラーラインナップが増えるのはいいですね。
新ステー「SS-03」は、従来の「BR-03」より、以下の点が改良されたようです。良さげ。
- パイプ経が1.5mm太くなり強化された
- ライトマウントの接点を面取り
- 強度の高いステンレス鋼を採用
上:BR-03
下:SS-03
これはいいものだ!と思い購入したのですが……。
取り付けてみると、P LineのブレーキキャリパーとSS-03が干渉してしまいました。ブレーキをかけるとステーに接触し、ブレーキの引きが重くなります。
残念ながら、「SS-03」とP Lineのブレーキキャリパーは干渉するようです。
あくまでP Lineに限った話です。従来のBROMPTONやC Lineでは問題なく使えるはず。
やはり構造が少し変更されたP Lineに取り付けるアイテムを選ぶ際には、従来のBROMPTONで使用できたアイテムが使えない場合があることに注意する必要がありますね。
この件をツイートしたところ、キーレイ公式さんとP Line乗りの方からご連絡をいただきました。
ほかのP Lineでも同様の事例が発生しているようです。できれば、動画とリプライ欄をご覧ください。
一応、商品識別のために「SS-03」のリンクを貼りますが、P Line乗りの方は購入を控えたほうがいいと思います。
P Lineにライト用のステーを取り付けたい場合は、「BR-03」を選んだほうがいいです。
BROMPTONのライトをシンメトリーでかっこよく取り付け
見た目もよくて邪魔にならない位置にライトを取り付けられました。
ロードバイクでも「レックマウント」でライトを装着しているので、個人的には自転車に対してシンメトリーになるようにライトを取り付けるのが好みです。見た目がいいよね。
ブレーキ調整さえできるなら、安上がりなカスタムになるはずです。
ライトをハンドルにつけるよりも見た目がスッキリして、折りたたみ時にも干渉しないセンターフォークステー、いい感じです。
こちらはP Lineと干渉する可能性がある「SS-03」
BROMPTONやライトの記事はこちらも。