いつも当ブログをご覧くださり、ありがとうございます。以前からご覧いただいている方なら、このブログを書いている管理人が、ANCHORのクロモリロードバイク「RNC7」に乗っていることもご存知かもしれません。
このANCHORの「RNC7」、どうやら廃盤・生産が終了したみたいです。公式サイトから製品ページが消えてしまい、閲覧できない状態になりました。
ネオコット「ANCHOR RNC7」とは
ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランドANCHOR(アンカー)が販売している、クロモリロードバイク「RNC7」。
軽さと強度を兼ね備えた「ネオコットフレーム」を、埼玉県上尾市の工場で製造。パイプの最薄部は0.4mmをほこり、クロモリフレームにしては軽めのようです。実際、パイプはかなり薄いみたいで、壁にぶつけて凹ませてしまう悲しい事件もありましたね……。
▶クロモリのトップチューブが凹んだ経緯。空白の40分間に何があったのか
「バルジ成形」という手法による、中心から左右に向かってほんのりと広がった”くびれ”のような形状が特徴的。クロモリらしい丸パイプ形状ではなく、ラッパのような形状にすることで、軽さと強度を最大化したとか。
2021年で28周年となるネオコットフレーム。かなり長寿ですし、これからもその歴史を伸ばしていくものだと思っていましたが……。
ANCHOR公式サイトからRNC7のページが消える。廃盤・生産終了か
こちらはANCHOR公式サイトに掲載されていた、RNC7の製品ページURL。
▶https://www.bscycle.co.jp/anchor/bikes/rnc7/
当時のスクリーンショットを掲載しておきます。このように、RNC7の情報が記載されていたページでした。
しかし今アクセスすると、製品ラインナップ一覧ページに飛ばされる(リダイレクト)されるようになりました。
このように製品ページを削除したうえでリダイレクトするという処理は……、一般的に考えて廃盤を意味するように思います。RNC7の何らかのリニューアルの準備等で一旦削除した、ということも考えにくいかなと。リニューアルなら製品ページを削除する必要はないですからね。
リムブレーキモデルを廃盤にして、ディスクブレーキモデルを出すにしても……、やはりリムブレーキモデルの製品ページを削除する必要性は低いように思います。リムブレーキモデル製品ページからディスクブレーキモデル製品ページへリンクを貼るか、リムブレーキモデル製品ページをディスクブレーキモデル製品ページに改訂したほうが効果的のような……?
とりあえず、RNC7は廃盤になったと考えるのが妥当かなと思います。また同時に、ネオコットのエントリーモデルという位置付けだった「RNC3」も製品ラインナップ一覧から消えています。ネオコットは完全に廃盤でしょうか。残念ながら、両製品ページが復活することはなさそうな気配がしています。今から購入するとしたら、自転車ショップに置いてあるモデルだけになるのでしょうか。
なお、ANCHORからRNC7・RNC3の廃盤についてのアナウンスは、今のところなさそうです。もしかしたら、自転車ショップの方に向けた連絡はあったのかもしれませんが、一般人の僕には知る由もありません……。少なくともWeb上では、廃盤および生産終了についての公式情報は見当たらないです。
「RNC7」製品ページのGoogleキャッシュページはまだ残っていたので、URLを貼っておきます。いつまで閲覧できるかわかりませんが。
廃盤は残念だけど、今持っているRNC7を大切にします
28年も続いたネオコットが廃盤になるとは、思ってもみませんでした。時代の流れでしょうかね。上記でディスクブレーキモデルもなさそうな予感?と書きましたが、本音を言えばディスクブレーキモデルになって復活してほしいなと思っています。
びっくりしましたし、残念な気持ちは大きいです。ひとまず、今持っているRNC7はこれからも大切に乗り続けたいですね。