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真夏の能登半島ライドその2: 輪島~金沢へ。奇岩奇勝の海岸線は見応えありまくり【連載2/2】
能登半島の自転車旅、2日目。
能登半島は西側の海岸線を走り、輪島から金沢駅まで行きます。天気は晴天、真夏日。
このあたりはただ走るだけでも奇岩奇勝が多くて見応えがあり。日本海もめちゃくちゃ青い!
目の前に海があるペンションから始まる朝
オーシャン……
ビュー!
海が見えるペンション。素泊まり2,500円ですぜ……。安すぎる。
そのうえご厚意で自転車をそのまま玄関に置かせてもらいました。自転車旅におけるゴッドオブペンションである。荷物は一旦取り外して部屋の中で整理整頓。2日目の準備も万端。
さてそれで出かけませう。
この日のサイクリングルート
ロードバイクで輪島朝市へ
朝飯も調達しないといけないので、さっそく朝早くから出発。「輪島朝市」へ。
営業時間は午前8時から正午まで。朝8時前に着いたときは人もまばらでしたが、だんだん賑わってきました。
輪島朝市は、1000年以上前から続いてい歴史ある朝市。
野菜、魚介類、干物、輪島塗の漆器、お土産など売っているものは色々。
魚介類を自分で炭火で焼いて食べられる休憩所もありました。これは絶対うまいやつだ。
なぜか輪島朝市の中に「永井豪記念館」があるというw
永井豪先生は輪島市出身とのこと。正直僕はちょっと世代が違うので、まともに見たことがあるのはデビルマンぐらいでしたが……、というか、デビルマンとマジンガーZとキューティーハニーって作者同じなの!?これにびっくりした(何も知らずすみません……)
素泊まりだったので、ひとまず朝食を頂きます。朝から開いている飯屋は4件ぐらいありましたかね。
漬け丼!800円。
腹ごしらえもしたところで、それでは能登半島を南下しましょう。
あ、そうそう、ここから金沢駅方面へ南下するとコンビニがほとんどマジでありません。自販機がちょくちょくある程度でした。
補給食などは輪島市街で買っておくのが吉かなと!
見応えある奇岩奇勝の海岸線を走る
この日の最高気温は34℃。最初からクライマックスで暑い……。雲ひとつなく、走り出しそうそう汗だくです!風もぬ・る・い!
まぁこういう夏らしい天気のところを選んでココに来たのですが。それでも夏のロードバイクを舐めてたわ……というか夏のロングライドって冷静に考えたらけっこう過酷なのでは(ロードバイクに乗り出してから初めての夏を体験しています)。夏にマラソンするような感じだとしたらほんとマジ過酷……と思わされるぐらいには灼熱です!
海岸線らしくアップダウンがほどほどにありました。斜度もキツイところでは瞬間的に13%ぐらいは出た感じ。
しかしあったりまえですが、山と違って標高が低いので登っても涼しくなんてならないのが厳しいところ!w
これが前方に見えたときには「うそやん……」ってひとり言出てた。写真よりも実際に見るともっと壁に近い感じですw
一瞬見逃しそうになったのですが、ここは立ち止まって正解でした。ロードバイクの後ろの道のうねり具合い……!この良さ……w
ちょっとアップにしてココです。
実際に通るとこう!車もほとんど通らず、穏やかな道でした。
このあたりはNHK連続テレビ小説「まれ」の舞台になったそうです。まったく見ていないのですが、帰ってから調べてみると通過して写真も撮っていました。
「間垣」と呼ばれる高さ5mほどの垣根がしばらく続く珍しい光景が見られます。「まれ」を見ていなくても、何だこれ?と思わず足を止めてしまう不思議な光景。
あとは登って下ってをひたすら繰り返すだけ……
ちょっと内陸側を走れば田んぼ。海岸線に出れば海。この繰り返しです。移り変わる景色のおかげで楽しくて仕方ない。
まぁとにかく暑い。
コンビニや売店がないので、自販機を見かけるごとに補給していますw
なぜかダチョウがいました(白目)
ダチョウですよねこれ!?ww
豆腐と大根だと思ったら、プリンと梨だった
のどかな道を走っていると、いつ昼飯を確保するか問題がつきまといます。
飯屋を見つけた、でもまだそんなにお腹は減ってないから次の飯屋まで走るか―――と思ったら次の飯屋が全然ない!さっきの飯屋に入っとけば良かったー、みたいな!
今回はちょうどいい時間帯にちょうどいい飯屋があったので入ることに。フグ唐揚げ定食、1,000円!
左側にあるこれ。
ダシのかかった豆腐(もしくは茶碗蒸し系)と大根だと思ったら、プリンと梨だった。視覚と味覚が違いすぎて一瞬脳がバグりました。
ダシのかかった豆腐(もしくは茶碗蒸し系)と大根かと思ったら、プリンと梨でした。暑さにやられて食べ物が判別できなくなった pic.twitter.com/PEQ2Kgncni
— ゆう@ロードバイク (@escapetrip_jp) 2017年8月6日
時刻は12時。まだ暑くなるのが信じられません。
正直ロードバイクはもういいから海に飛び込みたい、という気持ちを押し殺して走りますw
このあたりは「泣き砂」といって、歩くとキュッキュッという音がなる砂浜があるところ。
「琴が浜海水浴場」なんかが有名ですかね。まわりは海水浴客ばっかりです。そりゃあこんな暑い日は海水浴だよねーわかる。ぼくもかいすいよくしたい。
もう少し行くと「世界一長いベンチ」という謎スポットがw
全長460.9mで、ギネスブックにも掲載されているそうです。うん、終わりが見えないほど長い。目の前が海というロケーションは非常に良さげです。
「巌門(能登金剛)」も、能登半島の景勝地として有名でしょうか。
日本海の荒波につくり出された海岸。近くまで降りられるように階段がちゃんと整備されています。遊覧船もありました。
海岸の存在感もだけど、海のきれいさもちょっとハンパない。
階段で下まで降りれば、こういった岩にもかなり近づけるみたいです。まぁ今回は暑さにやられて結構消耗していたので、遠くから写真だけ撮って次に!
見るものは見たので、金沢駅から輪行で帰る
あ、そういえば前回の能登半島ライド1日目の記事で「左ヒザが痛み出すハプニング」について書いたのですけど……
▶能登半島ライドその1: 夏雲と田園風景、夕陽に照らされる白米千枚田へ【連載1/2】
どうやら応急処置としてサドルを2mmほど下げたのが功を奏したようで、2日目となるこの日はまったく痛みなし。というか、朝起きたときにはすでに痛みは消えていました。昨日の痛みは何だったんだ……。
とりあえず帰宅したらポジションをもっとしっかり見直そうと決意し、金沢駅への道をゆきます。
金沢市内、午後5時半にして気温34℃www
確かに西日がきついからねぇ……
というわけで金沢駅に到着です!
でもこっちじゃないー!
あの骨組みが特徴的な金沢駅は、地図で見ると南側でした。
初めての金沢駅を満喫するの図。
写真で見るよりも実物はもっと美しい駅です。これは見応えがある。
複雑に入り組んだ金属の骨組み、京都にでもありそうな木製の鳥居のような門。もうあと2,3回は来ても飽きないでしょうね。できれば人が少ない早朝か深夜にもう一度来てみたい。この日は観光客でごった返していたので……。夜はライトアップされるみたいで、これもまた見てみたい。
とりあえずこの1泊2日、何より暑さにやられましたw 真夏のロードバイクはなかなか過酷だ……。
ダウンしないように水分やスポーツドリンクをガンガン飲み、塩飴も定期的に食べたのが正解だったかな。疲れたものの体調はいい。
土曜の始発新幹線からはじまった一泊二日の能登半島ライド。このあと金沢駅から輪行で新幹線に乗車して、家に着いたのは深夜0時頃でした。明日は月曜日で仕事です。ひえー。
最後までお読みいただきありがとうございました。
距離やルート、装備など
能登半島ライド2日目
距離:132km
獲得標高:1,161m
能登半島ライド1日目(この記事の前日の様子)はこちら
▶能登半島ライドその1: 夏雲と田園風景、夕陽に照らされる白米千枚田へ【連載1/2】
記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:SIGUMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM(レビュー記事)