三保の松原から絶景の富士山!静岡の「さわやか」げんこつハンバーグライド【連載2/3】
〜前回のあらすじ〜
横浜から熱海までロードバイクで走り、1月に咲く「あたみ桜」を見て寝た。創業80余年の餃子屋がうますぎ……!
富士山をこれだけ間近に見たのは初めてかも。
静岡ライドの第2回目は、景勝地「三保の松原」がメイン。強烈な向かい風と追い風に翻弄されながら、三保の松原で富士山を写真に収めてきました。
それにしても三保の松原に限らず、静岡は富士山が近くていいところだ……!
熱海→静岡駅へ
というわけで、今日は熱海から浜松まで行く予定。
宿を出たあとは、昨日の夜に見た「あたみ桜」をもう一度見に行くことに。日中と夜では印象も違うと思ったので!
(2017年1月13日の朝に撮影)
気温はおそらく10度以下。そんな寒い中で、まさか桜が見えるとは……。
天気が良かったので、ついでに熱海の海を見てみました。
熱海城もしっかり見えます。
天気良すぎ最高かよ……!
そうそう熱海と言えば、バブルとかで景気が良かった時代は新婚旅行や社員旅行で賑わった場所だったんですよね。しかし1964年に東海道新幹線が開通したりバブルが弾けたあとは客がめっきり減り、休館する温泉宿も多くなったのだとか。
ところが最近はまた熱海に観光客が集まっているそうですよ。ドラマや映画のロケ地に使われたり、オシャレな飲食店が増えたりした影響で。
参考
▶【1年で約2倍!】 なぜ今、熱海はロケ地に選ばれるのか | DIGITAL BOARD
▶あの「熱海」に再び観光客が集まっている理由 | 東洋経済オンライン
という熱海の豆知識は帰ってきてから知ったのですがw
熱海をあとにして、静岡駅までひた走る!
ごめん、いきなり嘘ついた。ひた走ってません。
というのも、熱海から沼津方面に抜けようとすると県道11号線を走ることになるかと思うのですが、ココ結構デンジャラスじゃないですか……?道が狭くてトンネルが長い。
突撃するかどうか非常に迷ったのですが、輪行で避けてしまった……。というわけで僕は今、富士駅にいます。駅前から当たり前のように富士山が見えて笑う。
でもググってみると、県道11号線を自転車で通過している人もけっこういるみたいですね。ただし登りは急な模様。
とりあえず静岡駅のほうに向かって走ります。
海沿いは向かい風が強い(#^ω^)
常にこれぐらいの向かい風でした。常に!途切れることなく吹き続ける向かい風!全然すすまねぇ〜!!
とにかく愚直にペダルを回し続け、静岡駅に到着。初めて来ました静岡駅。
景勝地「三保の松原」へ!
で、静岡駅からさらに進んで浜松駅まで向かいたいわけです。あと約80kmほど。
静岡駅前にあった案内板を何気な〜く見ていると、「三保の松原」という場所があることを知ります。有名な場所ですが、恥ずかしながら知りませんでした……。
調べてみると、富士山がきれいに見える景勝地というじゃないですか!なるほどよし行こう。気軽に行き先変更。三保の松原へ!
静岡駅から三保の松原までは約17kmほど。わりと近くです。
ところで今までは静岡に向かうため東から西へ走っており、その間ずっと向かい風でした。しかし静岡駅から三保の松原へは西から東に向かうことになります。それってつまり……?
追い風じゃーい!!!
ずっと追い風。
背中に風を受けている感覚はあまり感じないのですが、普通に漕いでいるだけでサイコンが40〜45kmを指しているので、こりゃ完全に追い風だなと。下り坂でもないのにそんなスピード出ませんもん僕。風の加護を受けている……、って思いながら走ってました。
というわけで、あっという間に三保半島まで。街中の雑踏から見える富士山もいい!
そのまま三保半島の先端まで行くと、景勝地「三保の松原」です。
自転車と一緒に撮りたいけど、自転車を立てかけるところがない……。そんなとき、ヘルメットをペダルと地面の間に噛ませて自転車を自立させる方法があるんですよね。
初めて試してみたら、ぜんっぜん自立しなくて。僕のペダルが悪いのかヘルメットが悪いのか……。仕方ないのでサドルバッグを噛ませてみたら、完璧に自立しました。
大型サドルバッグは自転車を自立させることもできる、という新たな使い道を発見したことをお伝えしておきます。(でも簡単に倒れるので自己責任でお願いします!)
ちなみに行きでは触れませんでしたが、今走ってきた道は「ストロベリー ビーチ ライン(いちご海岸通り)」!!
メルヘンな名前の通りいちご農園が道沿いにたくさんあります。
三保の松原を堪能し、静岡駅まで戻る道もこのいちご海岸通りで。ただし行きが追い風だったということは、帰りは……?
向かい風ですね(# ゚Д゚)
⇑の写真を撮る変態僕
風強くて進まねぇwww
続きます。
次回「時は来た。さわやかハンバーグを食べるのです!」