実店舗で購入したロードバイクなら、そのお店で防犯登録を済ませられるので何も問題ないのですが……
今回、通販サイトで購入したロードバイクの防犯登録を行ってきました。
結果的には無事に防犯登録できたのですが、事前に必要書類などをちゃんと準備しておかないといけません。特に僕と同じように海外通販サイトで自転車(ロードバイクのフレームセット)を購入した人は防犯登録で困っている気がするので、参考になればと思って今回の体験談を書いておきます。
自転車の防犯登録は義務

ダウンチューブの裏側に防犯登録シール貼った(モザイク済)
自転車の防犯登録は義務です。
義務ですが罰則はありません。でも警察官に呼び止められたとき、防犯登録をしていない自転車に乗っていたら…、盗難自転車だと疑われてしまいます。とりあえず防犯登録は義務とのことです。
ちなみに防犯登録が義務であることの根拠は、「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」の12条3項に記載されていました。
今回、僕は「海外通販サイトでフレームセットを購入して、自分で組み立てたロードバイク」の防犯登録を行いました。たぶんこれ防犯登録の難易度が一番高いやつです。
海外通販サイトでフレームセットを購入して、自転車で組み立てたロードバイクの防犯登録を行った

この自転車の防犯登録を行いました
通販サイトで購入したロードバイクの防犯登録を行う方法
防犯登録に必要なもの!
東京都自転車商防犯協力会や神奈川県自転車防犯協会を参照すると、以下のように記載されています。
- 自転車本体
- 身分証明書(運転免許証、健康保険証、パスポート等)
- 自転車の保証書または販売証明書
- 防犯登録料500〜600円(地域による)
問題があるとすれば、「自転車の保証書または販売証明書」が手元にあるか否か、ではないでしょうか。
ロードバイクの保証書とは?
通販でロードバイクを購入した場合、「保証書」は同封されているはずです。ただし、これが「自転車の保証書」だとは気付きにくいかもしれません。このような冊子的なものがロードバイクの保証書です。
一見するとただの説明書なのですが、実はこれが保証書。何となく保証書ってペラペラ1枚の紙だと思っている人もいるかもしれませんが、これが自転車の保証書なのです…!おそらく最後のページをめくると、保証書の内容が記載されているはず。

モザイクばかりですみませんが…
これで保証書は手元にあるはず…ですよね…? もしなければ、販売サイトに確認したほうがいいと思います。
ところで防犯登録のときに必要なものは、
「③ 自転車の保証書”または”販売証明書」
なので保証書か販売証明書のどちらか一方を持っていけば良いのですが、今回は海外通販サイトで購入したため何となく出どころ不明感が強いよなぁと思い、念のために販売証明書も持っていきました。
ロードバイクの販売証明書とは?
今回、販売証明書は海外通販サイトに連絡を取って発行してもらう必要がありました。
もしかしたら注文明細書などをプリントアウトしたものでも大丈夫かもしれませんが、通販サイトに「販売証明書」を発行してくださいと伝えると確実かなと思います。
僕は海外通販サイトを利用したので、英語で「Proof of Purchase」と書かれた販売証明書のPDFをメールに添付して送ってもらいました。それをプリントアウト。

またモザイクばっかりでごめん…
というわけで、「保証書」と「販売証明書」を両方入手できました。
次は防犯登録を行うため、自転車ショップへ向かいます。
自転車ショップで防犯登録してもらう
もう一度持ち物を確認します。
- 自転車本体
- 身分証明書(運転免許証、健康保険証、パスポート等)
- 自転車の保証書または販売証明書
- 防犯登録料500〜600円(地域による)
以上を持って、自転車ショップで防犯登録してもらいます。
念のため、事前に電話で「持ち込み自転車の防犯登録は行っていますか?」と確認しておくほうが良さそうです。
ワイズロードとサイクルベースあさひは、Webサイトに「他店で買った自転車でも防犯登録できる」と明記しているので、書類がちゃんと揃っていれば防犯登録してくれるはず…!
とりあえず大手チェーン店は他店で購入した自転車の防犯登録も行ってくれそうですね。
またホームセンターでも防犯登録を行っているようです。近所にホームセンターがある人は、防犯登録を行っているかどうか確認してみるといいかもしれません。
というわけで、無事に防犯登録できた
以上、僕が防犯登録を行うまでの過程でした。
あくまで「素人が海外通販サイトでフレームセットを購入して組み立てたロードバイクの防犯登録」の体験談です。実際に防犯登録を行う際には、自転車ショップの店員さんの指示に従ってくださいね…。
というわけで、素人がフレームセットにパーツを取り付け、走ることができる状態まで組み立てる様子を書いた【ロードバイク組立記録】の最後の記事でした。防犯登録を終え、晴れて走れるようになりました。
ロードバイクを組み立てるのはなかなか難易度が高かったけど、なんとか完成したので挑戦してみてよかったなと思います。まぁ他人に「フレームセットから組み立てれば!?」とは安易には言えないけど、しっかりとした準備と予習ができれば挑戦してみる価値はあるかもしれません。
防犯登録したロードバイクはこちら。
