BROMPTONで行く下部温泉〜身延山久遠寺〜ゆるキャン△聖地巡り【2/2】

記事内にアフィリエイト広告を掲載している場合があります。
身延とBROMPTON

〜前回のあらすじ〜

身延駅の周辺を散策して、下部温泉で一泊!
BROMPTONで行く「富士川〜身延」の折りたたみ自転車旅。下部温泉で一泊

山梨県は下部温泉で迎えた朝。

BROMPTONで行く身延の旅2日目は、身延山久遠寺とゆるキャン△聖地巡りへ。

今回、身延山久遠寺は時間的にすべてまわることができませんでしたが、良いお寺すぎました。また再訪したい……!ゆるキャンもアニメ・ドラマの放送終了からそれなりに時間が経っていますが、聖地らしいグッズがまだまだ残っており、見どころ満載でした。

YouTubeもあります。

目次
筆者情報(タップで開く)

メイン自転車

カメラを背負って写真や動画を撮りながら、1〜4泊ぐらい宿泊する自転車旅が好み。1日の走行距離は約50〜120kmぐらい。

今回のルート

下部温泉〜身延山〜身延周辺でゆるキャン△の舞台を見てまわりました。

いきなりレンズを落として壊す

凄まじい量の水が流れる音で目を覚ます。寝ぼけながら一瞬「大雨か?」と思ったけど、部屋の窓から見える下部川の音でした。眠りが浅い人は川の音で夜中に起こされるかも。

下部温泉の宿の部屋から見える下部川

宿の朝食、日本のやさしい朝食。

宿の朝食

各デバイスもしっかり充電済み!

自転車旅の装備

意気揚々と宿をチェックアウトして5分後。

嘘……だろ……!!

傷がついたレンズ
外傷は思ったより小さい。でも内部が完全に故障

朝の下部温泉でソニーのズームレンズ「SEL24105G」をコンクリートの地面に落とし、壊してしまいました。一応カメラ側はレンズを認識しているものの、フォーカスとf値がまったく動きません。マニュアルでもフォーカスできないので、もうどうしようもない状態。

落としたときの状況については別の記事にまとめる予定。α7Cというコンパクトなカメラ特有の現象、のような気がします。

レンズを落としたときの状況についてまとめました

とりあえずソニーストアの長期保証3年ワイドに入っていたことを確認し、たぶん無料で修理してもらえるはず……と心を落ち着かせました。

というわけで、これ以降はすべてiPhone 13 Proで撮った写真です(ちょっと編集してるけど)。YouTube動画もiPhoneで撮りました。

iPhoneのカメラの良さに改めて驚きながらも、やっぱり一眼カメラがないと楽しさが半減するなと再確認した出来事でしたね。スマホでは得られないものがカメラにはある……。

身延山久遠寺に行く

レンズを落とした下部温泉を後にします。

下部温泉の朝

昨日とはうってかわって天気がいい! レンズを壊してめちゃくちゃショックなんですけど天気がいいことだけがせめてもの救い。

天気がいい下部温泉
下部温泉駅
下部温泉からちょっと輪行

今日は身延山久遠寺に行ってから、ゆるキャン△の聖地巡りをする予定。

まずは身延山へ。

下部温泉駅から3駅、乗車時間12分の輪行で、昨日訪れた身延駅に戻ってきました。身延まで10kmぐらいなので走ってもすぐなのですが、昨日走った場所をもう一度走るのもなぁ……というわけで気軽に輪行してショートカット。

目的地の身延山も近いですし、何より昨日間に合わなかった「みのぶまんじゅう」を栄昇堂に買いに来ました。午前中なら確実に買えるはず!

身延の栄昇堂

こちらが、みのぶまんじゅう。

1個70円。安い。3個買いました。一口サイズで控えめな甘さ、しかも軽い食感で食べやすいため、気づいたら10個ぐらい一瞬でなくなってるやつ。

みのぶまんじゅう

昨日食べられなかった”みのぶまんじゅう”のリベンジに成功したので、次は身延山に向かいます。

初夏の川とBROMPTON

身延駅前から自転車ですぐ。

日蓮宗の総本山、身延山久遠寺の総門。一番外側にあって、車も通行できる門です。もう明らかにこの寺はでかいぞ、ということが伝わってくる門構え。

身延山久遠寺の総入り口
身延山久遠寺の総門
身延山久遠寺の景色

この総門からゆるやかな登りとなっている約1.2kmほどの区間の終盤には、昔ながらのお土産屋や食堂が並んでいました。このあたりが門前町っぽいです。昔からの参拝者の多さが伺える店の並び。

お土産屋が並ぶ参道
GoPro動画切り出し

商店の区画を抜けると見えてくるのが、「三門」と呼ばれる場所。

山門じゃなくて「三門」でした。かなりの大きさです。立派。

身延山久遠寺の三門
身延山久遠寺の三門

門の向こう側が見える。

三門から見える階段
三門の造形

写真の右側に、大きな「しゃもじ」が置いてあります。

文字が書いてあるのですが小さくで読めないと思うので、ざっくり要約すると「このしゃもじは仁王様が邪心を召し上がる”力しゃもじ”です」みたいなことが書かれています。

身延山久遠寺のしゃもじ
三門の造形

三門をくぐると「菩提梯(ぼだいてい)」と呼ばれる石段が見えてきます。

菩提梯
菩提梯

「菩提梯」の段数は287段ということで、神社仏閣の石段としてはそこまですごい数というわけではないと思いますが、高さと迫力があるように見えます。見通しが良くて角度が急だから? 伝わりづらいと思いますが、角度がかなり急です。あと一段一段の段差もわりと大きめ。ともかく見応えありました。

上には本殿があります。今回は時間的に厳しそうだったので見送りましたが、次は上まで登りたい。

287段ある菩提梯の全景

「菩提梯」を迂回するような道路があったのでとりあえず進んでみたら……ものすごい斜度。常に15%ぐらいあった気がする。

身延山久遠寺の横の急坂

身延山ロープウェイの看板が見えてきました。ここからロープウェイの乗り場までは結構な階段を登らないといけないみたいですが。階段がきつい人のために、ロープウェイ乗り場に直行する斜行エレベーターもあるみたい。

身延山の山頂まで通じている道路もありますが、タクシーと徒歩のみ通行可みたいです。というわけで本日の身延山はここまで。

身延山のロープウェイ

ゆるキャン△聖地めぐり

ここからはゆるキャン△聖地巡礼・舞台訪問。

まずは身延山久遠寺に向かう途中、偶然に見つけた「身延郵便局」。ここはノーマークでした。作中で見た場所を偶然見つけるとテンション上がりますね。とはいえ偶然に頼りすぎると、見たいものが見られないので難しいところですけど。

身延郵便局

そして身延山からダウンヒルして国道52号線沿いに北上していくと、バイト先の本屋「川窪書店」。少しずつ見かけなくなってきた個人経営の本屋。

川窪書店

そのまま国道52号線を走っていくと、見えてくるのが「セルバみのぶ店」。セルバは山梨県を中心に展開している地域密着型スーパー、ということでいいんでしょうか。

そしてこれは帰宅してからググって知ったのですが、この右側のシャトレーゼになっている場所に「酒の川本 身延店」が再現されていた時期があったんですね笑。実際に酒屋の営業はしていなくて、ただ作中の建物を再現する演出だったとか。

セルバみのぶ店

作中ではセルバではなく「ゼブラ」として登場してましたね確か。パッと見のロゴがすごい似てる。

セルバみのぶ店のゆるキャン自販機

店内にも入ってみました。食料品コーナーの写真はないけど、地域密着スーパー楽しい。

セルバみのぶ店の志摩リンパネル
セルバみのぶ店のゆるキャン売り場
アニメイトか?
セルバみのぶ店のゆるキャン土産コーナー

セルバみのぶ店から少し移動して志摩家へ。どうやら空き家っぽいですね。

志摩リンの家

この家は国道300号線沿いにあり、このまま道なりに約16km走り、700mほど登って甲州いろは坂をクリアすれば、本栖湖の例のトイレや浩庵キャンプ場にたどり着きます。これを冬のキャンプ道具を積んだミニベロで?

ミニベロで本栖湖にたどり着けるかどうかは一旦置いておいても、現実世界の位置関係をちゃんとトレースしているのすごい。

ドラマ版ゆるキャンの志摩リンの家のロケ地

この家から本栖高校まですぐ。

最寄り駅は甲斐常葉駅(かいときわえき)で、ここから本栖高校まで750mという案内板にそって進んでみます。

甲斐常葉駅の本栖高校の案内板

本栖高校まで670m。

本栖高校までの案内板

アニメの一場面を切り取った案内板、結構たくさんある。本栖高校まで650m。

本栖高校まで650m

本栖高校まで640m。

本栖高校まで640m

一応、案内板を見つけるたびに撮ってみたけど……

本栖高校まで530m
本栖高校まで500m
本栖高校まで380m

案内板、多すぎでは!?

だいたい数十メートルごとに本栖高校と甲斐常葉駅の方角と距離を教えてくれますし、作中で使わている場所がここだということもわかる。

本栖高校まで350m
本栖高校まで300m

本栖高校までほとんど一本道ですけど絶対迷わない。道中も楽しまてくれる聖地のサービス精神すごい。

本栖高校までの志摩リン案内板

本栖高校が見えてきました。

本栖高校まで220m
本栖高校まで160m

本栖高校前の坂。

本栖高校前の坂

本栖高校前に到着です。

本栖高校前の案内板

本栖高校は架空の学校で、実際にあるのは「身延町立 下部小学校・中学校跡」。2017年に廃校になった学校跡。

身延町立 下部小学校・中学校跡
下部中学校

校舎の中には入れませんが、なにか見える。

本栖高校の中のゆるキャンパネル

敷地内は自由に散策して良し、写真もOK。ありがたいことです。

敷地内は自由に散策できる

この日は月曜だったこともあって、誰もいませんでした。1時間ぐらいいたけど、誰も来なかった。観光的には人が来ないのは良くないかもだけど、個人的には誰もいないほうがいいですね。ゆるキャンのアニメ・ドラマのブームがちょっと過ぎた頃で逆に良かった。

本栖高校の校庭
校庭

校庭側から見える教室の中にも、いろいろ仕込まれています。

教室の中のゆるキャンパネル

こちらは「交流ノート・周辺情報&地図・松ぼっくり」の引き出しがあるキャビネット。

本栖高校前の聖地巡礼キャビネット

松ぼっくりの引き出しだけ空だった笑

松ぼっくりはゼロ

というわけで、本栖高校はここまで。穏やかな学校で、ベンチでゆっくりできました。

本栖高校の最寄り駅である「甲斐常葉駅」から輪行で帰ろうかと思っていたのですが、次の電車が数時間後だったので、身延線沿いをBROMPTONで走り、電車がちょうどいいタイミングで来た駅から帰ることにしました。

最終的に鰍沢口駅(かじかざわぐちえき)まで走り、輪行で帰宅。おつかされまです。

鰍沢口駅
鰍沢口駅のホーム

走ったログ

距離45.28km
獲得標高789m

BROMPTON P Line

BROMPTON P Lineとゆるキャン案内板
身延とBROMPTON

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアはこちら!
  • URLをコピーしました!
目次