度入りメガネとサングラスの1台2役「JINS Switch」レビュー。普段使いからスポーツまで使える便利アイテム

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JINS Switchのレビュー記事

普通の度入りメガネにもサングラスにもなる、1台2役のメガネ「JINS Switch」を購入しました。

視力が低い人は迷うと思います。度入りサングラスを買うべきか? それともコンタクトレンズ付けてサングラスをかけるべきか? あるいは念のためメガネと度入りサングラスの2つを持ち運ぶか?

そういった悩みを一挙に解決するのが「JINS Switch」。状況に応じてメガネにもサングラスにもなる便利アイテムでした。

JINS

目次

メガネの上にサングラスのプレートがくっつく「JINS Switch」

こちらが「JINS Switch」。
(2019年に購入したモデルです)

普通の度入りクリアレンズのメガネと、度無しサングラスのプレートがセットになったアイテムです。

JINS Switchのセット

クリアレンズだけかければ普通のメガネとして使えるし、このようにプレートをくっつければサングラスとしても使えます。1台2役。2WAY。

JINS Switchのプレート装着時

着脱も簡単。

プレートを取り付けるときは、メガネの上からプレートを滑り込ませるようにしてスチャッ!と取り付け。

JINS Switchのプレート着脱方法

メガネのこの部分にマグネットが付いていて、吸い寄せられるようにピタッとくっつので取り付けやすいです。

JINS Switchのマグネット部分

また鼻の部分(ブリッジという名称)はツメで引っかかるようになっているので、プレートが何かにちょっと当たった程度では外れません。

左右のマグネットと鼻の部分のツメの3点でしっかり固定する仕組み

JINS Switchの鼻の切り込み

プレートを外すときは、そのまま上に持ち上げればいいだけ。簡単な仕組みで着脱できます。

JINS Switchのプレートの外し方

外したプレートは、付属のケースに収納できます。カラビナが付いているのでカバンやベルトループに引っ掛けておくことができます。

JINS Switchのサングラスプレート収納ケース
▲別途、メガネ本体用のケースも付属します

今回はスポーツモデルを購入

JINS Switchには、「レギュラー・トレンド・ジュニア・スポーツ」という4つのラインナップがありましたが……、今はそういったラインナップ分けはなくなっているっぽいです。。

僕は当時の「スポーツモデル」を購入。

スポーツモデルは鼻と耳のところがスポーツ向きになっていて、フィット感が高くなっているのがいいですね。

JINS Switchのスポーツモデル
JINS Switchのスポーツモデル

フリップアップ(跳ね上げ式)もある

サングラス部分を上に跳ね上げるタイプもあります。

ちょっと僕は実物を見たことがないので何とも言えませんが、必要に応じてサングラスと普通のメガネを使い分けやすそうです。

JINS×Snow Peakコラボモデルも熱い

アウトドアブランドSnow PeakとJINSがコラボした、「JINS Switchのコラボ限定モデル」も発売されています。

キャンプや野遊びで使いたくなるようなデザインで、正直かっこいい。個人的には欲しい。

ただSnow Peak価格といいますか、お値段が通常のJINS Switchよりもグッと上がってしまいますが……。

「JINS Switch」の便利なところ

日差しが強い日中はサングラスとして使い、夜もしくは暗いところでは普通のメガネとして使える。臨機応変に使える1台2役の仕組みがやっぱり便利です。

さらに荷物が少なくなるのもメリット。旅行にしろ普段のカバンの中身にしろ、以下のような組み合わせの荷物を持っていく人が多いのでは?

  • メガネ + 度付きサングラス
  • コンタクトレンズ + メガネ + サングラス

このメガネセットが「JINS Switch」1本に収まってしまうのはとてもラク! 荷物が減ってちょっと身軽になった感じがします。

メガネとコンタクトレンズとJINS Switch
▲メガネ、コンタクトレンズなどの荷物が減るかも

「JINS Switch」でちょっと気をつけたいところ

強いて気をつけたいところをあげるとすれば……

鼻のところを持ち上げると、プレートだけ外れてしまう

メガネがズレてきたとき、鼻のところ(ブリッジという名称)をクイッって持ち上げると、構造上プレートだけポロッと外れそうになります

鼻クイッ!のクセがある人は注意してほうがいいかも。

JINS Switchのプレート
▲鼻のところをクイッ!ってやるとプレートだけ外れそうになる

普通のメガネより重い

サングラスプレートがあるぶん、普通のメガネより重量があります。

人によっては、着用中に重さでズレてきてしまうかもしれません。メガネがひんぱんにズレてきたら鬱陶しいですよね。

重さを測ってみると、約39.7gでした。(2019年に購入したモデルです。現在は重さが変わっているかもしれないので参考程度にご覧ください)

JINS Switchの重さ
約39.7g

ちなみにメガネ部分だけなら、約27.3g。

JINS Switchのメガネだけの重さ
約27.3g

サングラスプレートは、約12.6gでした。

約12.6g

別々に計測した重量を合計すると少し誤差が出ますが、まぁおおよその重量だと思ってください!

合計約39.7gというのは、メガネにしてはちょっと重め。

例えばJINSが軽さをウリに出している軽量フレーム「Airframe」の重量は、サンプルレンズ込みで約11gぐらいから。Zoffが軽さをウリに出している軽量フレーム「Zoff SMART」も、大体同じぐらいの重さのようです。

できれば一度、実店舗でサングラスプレート込みで着用してみることをおすすめします。

度数を少し強めにした

ちょっと余談として読んでいただければ。

個人的に、普段かけているメガネは「かけた状態で視力0.8〜0.9ぐらい」になるようにしています。1.0以上出ると、ちょっと目が疲れるんですよね。なので、あえて0.9以下にしています。普段の生活なら、これぐらいの視力が出れば困ることはありません。

しかし、JINS Switchは「かけた状態で視力1.0〜1.2ぐらい」出るようにしました。

近眼の人ならわかってもらえると思うのですが、暗いところって特に見えづらいですよね。サングラスも視界を暗い状態にするものです。

サングラスを0.8ぐらいにすると、視界が暗いのでいつもより見えづらい……ような気がします。なので、普段のメガネよりもやや強めの度数にしました。

度数については、店員さんに相談してみるのも良いと思います。そういう意味でも、やっぱりメガネは実店舗で買うのがいいかもしれませんね。

なぜ「JINS Switch」を買ったの?

JINS Switch

個人的な購入理由にチラッとふれます。

僕のような近眼の人がサングラスをかけたいと思ったとき、たぶん以下のような選択肢が出てくると思います。

近眼の人がサングラスをかけたいときの選択肢
  1. 度付きサングラスを使う
  2. コンタクト + 度無しサングラスを使う
  3. メガネ + メガネの上からかけられるサングラスを使う
  4. 「JINS Switch」のような2WAYタイプを使う

この中で一番ラクなのは4番目かなぁ……といった理由で購入を決意。個人的にコンタクトがあまり得意ではないというのもある。

また僕の場合はアウトドア寄りの用途で使うことが多く、ときどき自然溢れる景色をサングラスをかけていないクリアな色合いで見たくなってしまいます。サングラスとしての機能に加えて、クリアな色合いの視界も確保しやすいのは…2WAYタイプかなぁといったところ。

また上述したように今回は「スポーツモデル」を選びました。

個人的な趣味であるロードバイクやキャンプ、登山でも使えますし、普段使いでも違和感のないデザインに仕上がっているのも良かったですね

JINS Switch

3番目の「メガネ + メガネの上からかけられるサングラスを使う(いわゆるオーバーグラスなどと言われるタイプ)」も次点でアリだと思いましたが、長時間の使用による圧迫感(特にテンプル部分によるこめかみの圧迫感)がありそうな点、また全体的なフィット感などを考えると、メガネを重ねて使うよりは2WAYタイプのほうがいいのかなぁと思った次第。

ロードバイクで「JINS Switch」は使えるのか

当ブログは主にロードバイク関連のネタを扱っているので、サイクリングで使うとどうなの?というところも書いておきます。

JINS Switchから見える景色

これまで「コンタクトレンズ + オークリーのサングラス」という組み合わせでサイクリングすることが多かったけど、個人的にはコンタクトがあまり好きではなく……。やっぱりメガネがラクいいよね!ということで「JINS Switch」を購入。

夏のサイクリングで使ってみたところ、問題なく普通に使えそうでした。個人的には、上からサイクルキャップとヘルメットを被ってもイヤな圧迫感なし。サイクリング中にズレてくることもなく快適。

また連泊で自転車旅をするときも、これが1本あればコンタクトや普通のメガネを持っていかなくて済みそうです。荷物が減るというのは、自転車旅においては良いことですし。

オークリーとJINS Switch
▲これまではコンタクト + オークリーだった

ただ僕は景色を見ながら無理しない速度でサイクリングするタイプなので、スピードを求める人の参考にはならないかもです。がっつりスピードを出すなら、やっぱりオークリーのJAWBREAKERなどのほうが無難だと思います。

偏光レンズについて知っておきたい注意点

これは「JINS Switch」に限った話ではなく、偏光レンズ全般に言える注意点を簡単に書いておきます。

液晶がやや見えづらくなる、もしくは角度によっては完全に見えなくなるかもしれません

例えばスマホ(iPhone XS)は、真正面から見るとわりと普通に見えるのですが、角度を変えるとすこし色味が”にじむ”ような感じがあったり、見えづらくなったりします

偏光レンズと液晶
偏光レンズでスマホを見ると、色が変わるなどの変化がある

スマホのほか、PC、カメラ、カーナビ、サイクルコンピューターなどなど、大体の液晶は角度によってはやや見えづらくなる可能性があります。角度によっては、というのがポイント。真正面だと見えるけど、斜めにしたり、スマホを横向きにすると見え方がちょっと変わるのです。

個人的にはそれほど気にならずにスマホや一眼レフ、サイコンも操作できたのですが、気になる人もいそうなので一度お店で試着したほうがいいかも。例えばミラーレス一眼の電子ファインダーが見えづらくなると結構困ると思いますし。試着大事。

偏光レンズで液晶が見えづらく理由は、角度によっては偏光レンズが液晶の光を完全に遮断することがあるから、だそうです。もっと詳しい仕組みを知りたい人はGoogle先生に聞いてください。

どうしても気になる人は偏光レンズではなく、普通のカラーレンズと組み合わせる「JINS Switch」のラインナップを選ぶといいかもしれませんね。

JINS

Zoffも1台2役のメガネを出してる

JINSだけでなく、Zoffもメガネとサイクリングの2WAYを販売しています。商品名は「Zoff Night & DAY」。

僕はJINSとZoffの両方のお店で試着してみて、JINSのほうがデザインがいいなと思いましたが、まぁデザインの好みは人それぞれなので好きなほうをどうぞ。

ちなみに特にこれといった理由はないのですが、個人的に普段のメガネはZoffをかけています。メーカー問わず、メガネはいろいろ試着してみて、自分に合うものを選ぶのがいいですね。

 
Zoff Night & DAY

まとめ:アクティブにも普段使いもできる「JINS Switch」スポーツモデル

JINS Switch

ロードバイクやキャンプ、登山からちょっと外出するときまで幅広いシチュエーションで使えるのが良かった。個人的な用途にドンピシャでした。

価格は10,000円〜12,000円といったところ。度数がわかっていればネットでも購入できます。視力が低いせいで良いサングラスが見つからない人は、検討してみてもいいかも。

JINS


【関連】サングラスについてはコチラの記事も。

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