【2019年版】ロードバイク向け「小型軽量モバイルバッテリー」まとめ。4+1選、おすすめ高耐久ケーブルも
できるだけ身軽に。
と思いながら持ち物を選ぶサイクリストは多いと思います。今回はより身軽になれる「コンパクトで軽量なモバイルバッテリー」を探してみました。
様々なメーカー商品のサイズと重さをチェックして選出。一般人ならモバイルバッテリーは大容量のほうがいいでしょーって思うかもしれませんが、この記事では容量よりも持ち運びやすさに重点を置いてみました。
実はモバイルバッテリーは地道な進化を続けており、軽さとバッテリー容量をうまく両立した製品もいくつかあるのです。
①:「cheero Power Plus 3 stick」、70g
スティック型のモバイルバッテリー。容量は3350mAhで、ほとんどのスマホを1回充電できる程度ですが、日帰りのサイクリングであれば十分なことが多いはずです。
なんといっても魅力的なのは、約70gという圧倒的な軽さ。サイクルジャージのバックポケットやサドルバッグに入れても、まったく負担にならないと思います。日帰りサイクリングが多くて、スマホを1回充電できれば十分な人にぴったり。
cheero Power Plus 3 stick | |
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サイズ | Φ24 ×101 mm |
重量 | 約70g |
バッテリー容量 | 3350mAh |
出力 | DC 5V / 1A MAX |
②:「Anker PowerCore II 6700」、128g
約128gという十分すぎるほどのコンパクトサイズでありながら、バッテリー容量が6700mAhもあり、非常にバランスの良いモバイルバッテリー。
公式サイトによるとiPhone XSであれば約1.76回充電できるとのこと。距離の長いロングライドや、宿泊込みのサイクリングなどで活躍しそうなモデルです。
Anker PowerCore II 6700 | |
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サイズ | 約96 x 43 x 23mm |
重量 | 約128g |
バッテリー容量 | 6700mAh |
出力 | 5V = 2A |
③:「Anker PowerCore Fusion 5000」、189g
急速充電器とモバイルバッテリーが一体化した、1台2約な画期的ガジェット。
重さ約189gなのでそこまで軽くないように見えるかもしれませんが、宿泊込みのサイクリングではモバイルバッテリーと急速充電器をこれ1台にまとめることで、結果的に荷物を軽くできる可能性があります。自転車旅が好きな人には良さそうな製品。
またサイクリングだけではなく普段使いにも便利。汎用性の高いモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Fusion 5000 | |
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サイズ | 約72 x 70 x 31mm |
重量 | 約189g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
出力 | 5V=3A |
④:「knog PWRシリーズ」
こちらはちょっと変わり種。ライトとモバイルバッテリーが一体化している製品です。ライトの後方部分にUSB端子があり、そこからスマホを充電可能。
ライトを点灯させながらスマホをできるので、スマホをナビとして使っている人向きでしょうか。そのぶんバッテリーの減りは早そうなのでロングライドには向いていないかもしれませんが、日々の通勤通学(ジテツウ)やポタリングではなかなか便利そう。
knog PWR RIDER | |
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サイズ | φ3 x 122mm |
重量 | 約115g |
バッテリー容量 | 2200mAh |
おまけ:僕が今使っているモバイルバッテリーは「cheero Power Plus 3 mini」
僕はサイクリングのときに「cheero Power Plus 3 mini」というバッテリーを持っていきます。容量は6700mAh。
上記で紹介したなかでは【②:「Anker PowerCore II 6700」】とほぼ同ランクの製品。やはりこれぐらいのサイズ、重量、バッテリー容量が使いやすいと思いますね。ジャージの後ろポケットに入れても、ほとんど違和感がありません。
充電できる台数は1台のみ。スマホとサイコンを同時に充電……みたいなことはできません。
実はロードバイクを始める前の貰い物だったのですが、ロードバイクに乗り始めてからこのコンパクトさは重宝することがわかりました。
GoogleマップやSNSとか見まくっても、スマホを2回充電できるだけのモバイルバッテリーがあれば精神的に安心。ライトやサイコンを充電できるだけの余力もありそうです。
cheero Power Plus 3 mini | |
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サイズ | 約 92 × 43 × 23 mm |
重量 | 約130g |
バッテリー容量 | 6700mAh |
出力 | DC 5V / 2.1A MAX |
ケーブルは高耐久モデルがおすすめ
当たり前ですけど、スマホを充電するには「ケーブル」も必要ですよね。
サイクリングに持っていくケーブルは高耐久モデルがおすすめです。ケーブル自体がしなやかで強く、ちょっと雑に扱っても断線の心配がないのが良いところ。それに長さも必要最低限で十分です。2mのケーブルとか持っていってもかさばるだけですからね。
僕は「Anker PowerLine+ II」という高耐久ケーブルの0.3mモデルを使っています。数十回のサイクリングに持ってきましたが、今のところ断線の気配はありません。30cmという長さも取り回しやすくてちょうど良いですね。
もしかして「ケース型バッテリー」が最適解!?
ちゃぶ台をひっくり返すようなこと言いますけど…、スマホと一体化する「ケース型モバイルバッテリー」が最軽量で省スペースかもしれませんね…。
しかし「ケース型バッテリー」は、機種に変更すると使えなくなる・他人とシェアしづらいなどのデメリットもあります。それでもスマホ1台を2年間使う前提で考えるなら、「ケース型バッテリー」は合理的なのかも……?
まとめ:サイクリングには小型軽量モバイルバッテリーを持って行きたい
というわけで、以下5つの製品を紹介しました。自分のサイクリングスタイルに合わせて選ぶのが良いですね。
- 軽量小型なモバイルバッテリー3選
- ライト&モバイルバッテリー一体製品
- 今使用中の「cheero Power Plus 3 mini 6700mAh」
できるだけ身軽になりたいのは山々ですが、だからといって電池容量の少ないモバイルバッテリーのせいでスマホの電池が足りなくなるのも困りもの。自分のサイクリングスタイルに合う、サイズと電池容量のバランスがいいモバイルバッテリーを見つけたいものですね。
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