花粉と虫を防ぐ! スポーツ用マスク「NAROO MASK 」を買ってみた
(花粉の季節ということで、2017年5月掲載の記事を加筆修正して再掲しています)
いきなり犯罪者みたいな顔面アップですみません。
春は絶好のサイクリングシーズンですが、同時に花粉と虫に悩まされる季節でもあります。
サイクリング中に花粉を吸い込んでクシャミが止まらなくなったり、浮遊する羽虫に突っ込んで口の中に虫が入ったりするとツライ……。これらをある程度は防ぐことができるのが、スポーツ用マスク「NAROO MASK(ナルーマスク)」。
というわけで、花粉症歴18年目ぐらいになる筋金入りの花粉症患者の僕が試しに購入してみました。なかなか良い感じです。
花粉や虫を防ぐスポーツ用マスク
こちらがスポーツ用マスクの「NAROO MASK X5s」。
柔らかい素材(ポリエステル46%、ナイロン42%、ポリウレタン12%)で伸縮性あり。生地自体はネックウォーマーほど分厚くはなく、程よく薄い印象。
マジックテープ等はなく、頭から被って口元に持ってくる感じで装着します。
実際に装着してみるとこんな感じ。
鼻から口元、アゴまでしっかり覆うことができます。
このように耳にかけて装着するわけですね。
体を動かしてもズリ落ちてくることはほとんどなく、しっかりフィットします。だからスポーツ用マスクというわけですね。
裏を返せば、しっかりフィットするので人によっては長時間使用すると耳が痛くなるかもしれません……。
後ろから見るとこんな感じ。
そういえば普通の白いマスクには、メガネの曇りを防ぐために、鼻から頬骨にかけてワイヤーが入っていることが多いじゃないですか。
今回購入したNAROO MASKの型番「X5s」には、あのワイヤーは入っていません。
なので肌寒い時期や標高がある峠では、メガネがちょっと曇るかもしれないですね。
前後で目の粗さが違うので、リバーシブルで使用可能
実はこのマスク、前後どちらでも使えます。(※裏表ではなく前後。)
前後で目の粗さが違うため、以下のような使い分けが可能。なかなか良く出来ています。
- 虫除け&呼吸が荒くなりそうなときは「目が粗い前面フィルター」
- 花粉を避けたいときは「目の細かい後面フィルター」
まずこちらは「目が粗い前面フィルター」。
伸ばすと向こう側が見えるくらい、目が粗いです。呼吸しやすく、サングラスやメガネも曇りづらいですね。
そしてこちらは「目が細かい後面フィルター」。
こちらは伸ばしても目が詰まっていて、花粉をシャットアウトしてくれそうな感じです。
このように状況に応じて使い分け可能なマスクです。
僕は花粉と虫を防ぎたいと思って買ったので、「目が細かい後面フィルター」側をメインに使っています。
激しく動くと呼吸がちょっと苦しいですが、ロングライドやポタリングくらいの強度ならまったく問題ないかなと思います。
洗濯して使える
もちろん使い捨てではありません。
洗濯すれば何度でも使える……のですが、繊細なマスクなので洗濯時の注意点があります。公式サイトによると以下。
洗濯機でガシガシ洗えないのでご注意を。まぁ風呂入ったときに一緒に洗えば済みますかね……。
ナルーマスクはラインナップ豊富。花粉対策なら「X5s」か「F5s」が良いみたい
今回買ってみたのはNAROO MASK(ナルーマスク)の「X5s」という商品。
ナルーマスクの中では、秋口から春までサイクリング等で使えるスタンダードモデルという位置付けとのこと。お値段1,980円。
実は「ナルーマスク」は、これ以外にもラインナップが豊富です。
こちらは「F5s」という商品。
鼻にフレームが入っており、サングラスや眼鏡の曇りを軽減できるとのこと。この記事でレビューした「X5s」よりも高機能のフィルターを採用しているそうです。より花粉を防ぎたいのであればこっちの「F5s」が良いとのこと。その分お値段も少し上がって3,200円。
ナルーマスクはラインナップが多いので、どれを選べばいいのか若干分かりづらいところがあるのですが、下記の公式ブログを見ると理解しやすそうです。
どちらにせよ結論としては、花粉症用のスポーツマスクなら上述した「X5s」か「F5s」が良さ気みたいですね。そしてガチで花粉を防ぎたいならば高機能な「F5s」のほうがオススメとのこと。
実は僕、上記の違いを知らずに安いという理由だけで「X5s」を購入し、結果的にそこそこいい感じに使えています。でも重度の花粉症患者なので、高機能な「F5s」のほうが良かったかな〜とも思っているところ。う〜ん、やっぱり「F5s」を買い足そうかな……。
春がくるたびに「今年の花粉の飛散量は去年の3倍」とか報じられていて、このままいくと5年後は今の何倍になっているんだよっとツッコみたいところ。花粉のインフレ凄まじい。
しかし気候の良いこの時期、花粉に負けるのはもったいない……! スポーツマスクで症状が少しでも和らげば幸いです。