初めてのバーテープ交換! 巻き方の注意点などを初心者が初心者なりに解説
初めてのバーテープ交換にチャレンジ!
バーテープ交換といえば、初心者でも手を付けやすいメンテナンスの一つとしてあげられますね。
僕も今回初めて挑戦してみたので、初心者なりにやり方や感じたことなどをメモがてら記事にしました。ただそうですね……、初バーテープ巻きの出来栄えは75点といったところw
ハンドル交換に便乗して、バーテープも交換することに。
というわけで、まずは古いバーテープを剥がします。
奇声を上げながら一心不乱に引き剥がすも良し、日頃のストレスをココぞとばかりに力一杯バーテープに込めて引きちぎるも良し。
はがせました。
お、おまえ……バーテープ外して初めて知ったけど、そんなシルバーのハンドルだったのか……。何となく黒色なのかなと思ってただけに、すごく意外だったわ。あとなんだか結構重そうに見えるねぇ……。
ちなみに今回バーテープを交換する理由は「ハンドルを交換するから」です。
完成車のハンドルから、「フィジークのシラノ00」に変更。そのためにはバーテープの蒔き直しが必要です。
そして新バーテープは、いえ新バーテープ”も”フィジーク。「ENDURANCE」というモデル。
バーテープ自体のレビューはこちらの記事でご紹介しました。2.5mmという絶妙な厚さで、モチっとした感触、グリップの良さがなんかいい感じ。
バーテープを巻く!
はい、では生まれて初めてのバーテープ巻きに挑戦したいと思います。
旧ハンドルからSTIレバーを外します〜。このへんいじるのも何気に初めて。ここをグリグリと。
新ハンドルにSTIレバーを取付けます。
位置や高さ、左右対称になっているかなどを何度も確認しました。初めてのことですから、それはもう入念に念入りに。
そしたらケーブル類をビニールテープで固定。ビニールテープはホームセンターで100円ぐらいでした。
STIレバーの位置に満足したところで、それではバーテープを巻きはじめます。ぶっちゃけ超緊張する。
バーテープって何度も付けたり外したいできないものですから、一回勝負の緊張感。失敗は許されないのだ。とりあえずイメトレがてら裏面の粘着テープを剥がさずに巻いてみます。ふ〜む、こんな感じか。
あ、そういえば初バーテープ巻きにあたって参考にさせていただいたサイトをご紹介。こちら。
▶メンテナンスの第一歩!バーテープの巻き方! | FRAME : フレイム – Part 4
▶自分でバーテープを巻いてみましょう。 | サイクリングパーツ・ウェアーのワールドサイクル
バーテープを巻く向きやコツ、注意点などを大まかに知ることができました。
ではでは、本格的に巻いていきたいと思います。ハンドルバーの先端から巻き始めます。
このときポイントとしては
・最後にエンドキャップを装着するので、テープの先端を少し余らせる
ということでしょうか。こんな感じに⇓
そして次のポイントは「巻く方向」。
「ハンドルを握ったときにバーテープが締まる方向」に巻くとよいみたいです。逆ネジと同じ発想ですね。FRAMEさんの「step.3 巻く!!!!」の項目がわかりやすいかと。
僕の場合はこのような向きなりました。
- 巻き始めにバーテープを少し余らせること
- 巻く方向
巻き始める前にこの2つのポイントを確認しました。問題なければ巻き始めます!
バーテープをやや引っ張りながらキツめにしっかり。1/3〜1/4ぐらい重なることを意識しながら巻き巻きと。
僕が購入したフィジークのバーテープには、ブラケットの裏側に貼り付ける短いテープが入っていたので、ここのペタッと。ドロップハンドル形状を巻いていくと、どうしてもこのブラケット裏側に隙間ができやすい、ということでこの短いテープを貼るわけですね。
最後にフィニッシュテープでバーテープを固定したら出来上がりです。
フィジークのロゴ満載フィニッシュテープが付属していたので、とりあえずコレで固定!
エンドキャップをはめ込むのも忘れずに。
このバーテープをハンドルの内側に巻き込んで…、
エンドキャップをギュッと押し込む!
バーテープ交換、何とか完了……!
初バーテープ交換、どんな感じに仕上がったのか。
初めてのバーテープ交換はうまくできたのでしょうか。見てみましょう。
お、そんなに悪くないんじゃない!?
よく見れば重なり部分の均等さが微妙だったりして素人感が出てるけど、まあ全体的に、引きで見れば、セーフじゃない!? 初めてにしてはいいほうだよ!及第点。
でもね。
巻いているとき、僕はコチラ側に立って作業していたんです。だから気付きませんでした。
裏側っ……!!
かーーっ!ハンドルの黒い地肌がちょっとだけ見えちゃってますねー…。
ま、まぁ走りには支障ないし、裏側はほとんど見えないところだし、写真にも写らないところだし、いいっちゃいいんだけど。
でも触ってみるとしっかり巻けていないのがよくわかるし、バーテープがちょっと浮いててポコポコしてるし。う〜んここだけ勿体無いな〜惜しいな〜、と、気になり始めると止まらないので無視することにします。
みなさんにおかれましては、裏側もしっかり見て巻かれますよう……。
今回のバーテープ交換、ケアレスミスこそありましたが、巻く向きなどを間違えなければ誰でも簡単にできますね。しかも巻いている最中はけっこう楽しい。
最後におさらい!
個人的な注意点としては、以下かなと思います。
- 巻く向きを確認する
- エンドキャップを装着するので先端を少し余らせる
- やや引っ張りながら、1/3〜1/4ぐらい重なるように巻く
- ハンドルの裏側や死角になりそうなところもしっかり見ながら巻く
愛車の模様替えやハンドル交換時など、ロードバイクに乗っているといつかやることになるバーテープ交換。自分でできるようになっておいて損はなさそうです。