東海道・山陽・九州新幹線をネット予約できるサービス「スマートEX」を利用している人限定で、しかもちょっとニッチな話です。
スマートEXのスマホアプリ『EXアプリ』で新幹線を予約したあと。新幹線の改札を通過するとき、「EX予約専用ICカード」をかざしていますよね。でもこの物理カード、そろそろ不要じゃないですか。
新幹線の改札を通過するときのカード(=乗車用ICカード)を、「EX予約専用ICカード」からスマホ内にあるバーチャルカード「モバイルSuica」に変更できます。
モバイルSuicaに変更すると、以下のようなメリットがあります。
特に、スマホ1台で完結するのが大きな魅力。もう物理カードを持っていかなくていいのが嬉しい!
- 「EX予約専用ICカード」はもう要らない。スマホをかざして新幹線の改札を通過可能
- 新幹線と在来線の乗り継ぎが可能
- スマホ1台で完結!
かなり良くないですか? 個人的にも乗車用ICカードをモバイルSuicaに変更してから、移動がスムーズになりました。
というわけで、EXアプリの乗車用ICカードを変更する方法について、備忘録も兼ねてまとめます。
EXアプリの乗車用ICカードをモバイルSuicaに変更する方法
手順はおおまかに3ステップ。どれも簡単。
- EXアプリのお客様情報にアクセス
- モバイルSuicaの「SuicaID番号」をコピペ
- EXアプリの乗車用ICカードを「モバイルSuica」に設定する
5分ぐらいで設定できるはず。順番に説明します。
① EXアプリのお客様情報にアクセス
EXアプリにログインしたら、右上の人型アイコンをタップ。
続いて「お客様情報」をタップします。
「ワンタイムパスワード送信」をタップ。
スマートEXに登録しているメールアドレスに送られてきた「ワンタイムパスワード」を、入力またはコピペ。
これでEXアプリのお客様情報(=設定画面)にアクセスできました。
ここにモバイルSuicaを登録します。
モバイルSuicaを登録するためには、「SuicaID番号」が必要。
② モバイルSuicaの「SuicaID番号」をコピー
モバイルSuicaの「SuicaID番号」をコピーします。
Suicaアプリを起動。
Suicaカードをタップすると、「JE」から始まる17桁の番号が表示されます。
長押しすると出てくるコピーボタンで、番号をコピー。
③ EXアプリの設定画面にアクセス
再びEXアプリのお客様情報(=設定画面)に戻ります。
「変更」→「交通系ICカードを追加」とタップ。
ここに、先ほどコピーした17桁の「SuicaID番号」をペースト!
右上の「完了」をタップします。
次に、乗車用ICカードの欄で「交通系ICカード」を選べばOK。
最後に右上の「完了」ボタンをタップして保存するのを忘れずに!
これで、新幹線の改札にスマホをかざして通過できるようになりました!超便利!
もうEX予約専用ICカードは要りません。スマホだけでOK。
実際に新幹線の改札にスマホをかざすと「EXご利用票」が出てくるので、取るのをお忘れなく。
番外編:新幹線予約後でも、乗車用ICカードは変更可能
新幹線を予約したあとでも、乗車用ICカードを変更できます。
- EX予約専用ICカード → モバイルSuica
- モバイルSuica → EX予約専用ICカード
EXアプリの「予約済み」ページを開きます。
「乗車用ICカード」の欄をタップし、使いたいICカードを選べばOK!
在来線と新幹線の乗り継ぎが可能に
EX予約専用ICカードを「モバイルSuica」に変更したことで、以下の乗り継ぎが可能になりました。
- 在来線→新幹線
- 新幹線→在来線
EX予約専用ICカードだと、乗り継ぎができなくて面倒だったんですよね。改札の横にある車掌さんがいるブースに寄って「乗り継ぎしたいので精算お願いします」と言って精算してもらわないといけませんでした。車掌さんも僕も、お互い手間でしかない。
しかし、EX予約専用ICカードを「モバイルSuica」に変更すれば、在来線も新幹線も改札でスマホをかざすだけ。
新幹線の運賃はスマートEXに紐づいているクレジットカードで、在来線の運賃はモバイルSuicaで支払うことになります。便利すぎる。
EXアプリはモバイルSuicaで利用するのが便利
以前から「スマートEX × モバイルSuica」で新幹線の改札を通過できることは知っていたのですが、設定方法がわからなくて、ちょっと迷いました。同じように迷う人がいるんじゃないかと思って、備忘録がてらまとめた次第です。
スマホとは異なり、物理カードであるEX予約専用ICカードにはバッテリー切れの心配がないというメリットもありますが……。トータルで考えると、EXアプリにモバイルSuicaを設定したほうが何かと便利だと思います。ストレスなくスムーズに移動できる、良い機能でした。
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