2020年3月31日にルートラボが終了するという一報は、サイクリスト界隈を騒がせました。詳細は以下で書いていますが、要するにルートラボ終了が決まってしまった今、ルートラボの代わりになるサービスは何か、という話です。
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で、僕もルートラボの代わりを見つけるべく、改めて色々なサービスに触れていたところ……、記事タイトルにもあるように【スマホアプリ『GARMIN CONNECT(ガーミンコネクト)』でルートを作成する方法】を発見。やり方をシェアします。
…ただし現時点ではクセがあってちょっと使いづらいのですが、覚えておいて損はないかな〜と思います。
スマホアプリ『GARMIN CONNECT』でルート作成ができる
使用するのはスマホアプリ『GARMIN CONNECT(ガーミンコネクト)』。iPhone、Android版ともに配信されています。
▶Garmin Connect™ – iOS
▶Garmin Connect™ – Android
このアプリを使ってスマホだけでルートを作成して、GARMINのサイコンに送信する流れを説明します。
例として、岐阜県の高山駅から乗鞍畳平までのルートを引いてみました。
ではでは、続いてルート作成方法を解説します。
スマホを使って『GARMIN CONNECT』でルートを作成する方法
まず『GARMIN CONNECT(ガーミンコネクト)』アプリを開き、右下の「詳細」メニュー内にある「トレーニング」をタップ。
「コース」へと進みます。
続いて画面上にある「コース作成」→「ロードサイクリング」を選択。
コースの引き方として、「自動orカスタム」が選べます。
色々試してみたのですが、基本的に「カスタム」で良さそうでした。「自動」でルートを作成すると、誰が走るのかよくわかない謎のルートが勝手に出来上がりますw もしかしたらランニング用だったらちょうどいいルートになっているのかも。
そしたらあとは地図上にマーカーを置いていきます。
まずスタート地点を決めて……、
ゴール地点にマーカーを置けば、その間を結ぶルートが出来上がります。
任意のルートを細かく引きたい場合は、マーカーを小刻みに置いていけばOK。
ルートラボ等のような感覚で、ルート作成ができるかと思います。
……ただし。ただしです。これバグなのか何なのか理由はわかりませんが、Googleマップ上の黄色の道(国道と都道府県道)を通るルートがうまく引けません。
国道と都道府県道を頑なに迂回しようとしてきます。マーカーをものすごく小刻みに置くことで、強制的に国道&都道府県道を通るルートを作成できるにはできるのですが、非常に面倒くさいです…。
この仕様のクセが強い。なぜ国道&都道府県道を通ろうとしないんだ…!
スタートとゴール間を結んだルートをよく見ずに走り出すと、国道&都道府県道を通らない大幅な迂回ルートを走らされてしまうかもしれないのでご注意ください。現時点では「大まかなルートなら作成できる」程度の認識で使うのが良さそうです。
で、そうやって作成したルートをGARMINのサイコンに送信すれば、ナビになるというわけですね。
ところで、いつからアプリでルート作成ができるようになっていたんだろう?
ちょっと余談ですが、実はこのスマホアプリ単体でのルート作成、以前はできなかったはずなのです。一体いつから出来るようになっていたんだろう…。
少なくとも僕がGARMINのサイコン「Edge520」を購入した2016年頃には、『GARMIN CONNECT』アプリ単体でルートを作成することはできなかったはずなのですが…。
いつからアプリ内でのルート作成が可能になったのか調べるため、アプリのアップデート履歴をチェックしてみました。もしかしたら履歴に「バージョン○○、スマホでのルート作成機能を実装」と書いてあるかも。
と思ったけど、残念ながらアップデート履歴はいつも同じ文言がコピペされているだけでした。一般ユーザーもアップデート文言は微妙に見てるから、新機能を実装したのならアップデート文言に書いたほうがいいと思うぞ…。
というわけで、いつアプリ内ルート作成機能が追加されたのかわかりませんが、とにかく便利な機能なのは間違いありません。
いちいちPCを開かなくても、スマホさえれば”一応のルート作成”ができます。ライド中に行き先を変更するなら新ルートを作成すればいいですし、輪行中にこれから走るルートを作成してもいい。
GARMINのサイコンを使っているならば、スマホアプリ『GARMIN CONNECT』のルート作成機能は覚えておいてに損はなさそうです。
▶Garmin Connect(Webサイト)
▶Garmin Connect™ – iOS
▶Garmin Connect™ – Android