初心者がロードバイクのコンポを交換したときに気を付けた事まとめ

初心者向けコンポ交換記事のアイキャッチ

完成車付属の105を、デュラエース(DURA-ACE 9000)に交換しました。すべてのパーツをまるっと。

というわけで、ロードバイク1年未満の初心者がコンポ交換作業をしてみて気付いたこと、思ったことなどまとめました。これからロードバイクにハマってきて、コンポ周りをいじってみようかな……という人の参考にでもなれば幸いです。

※具体的な作業手順ではなく、初心者がコンポを交換する際に気を付けた……心構えみたいな話です!あしからずm(__)m

コチラは105とデュラエースを初心者目線で比較した記事です。
デュラエース(DURA-ACE 9000)に交換・換装した感想など。105と比べてみて

目次

  1. まずは公式マニュアルを熟読して理解する
  2. 個人的に注意点だなと思ったポイントまとめ
  3. 堅実にいくなら脳内シミュレーションを
  4. 新しいコンポをどこで入手するか
  5. トラブルへの対応力が上がる
  6. 安全確認、点検への意識が高まった
  7. 自分でコンポを交換すると自己満足は高い
  8. コンポ交換まとめ

まずは公式マニュアルを熟読して理解する

わかりやすいんですよ、公式マニュアル。

初めてコンポを交換するにあたって、まずはパーツの扱い方、取り付け方を学ぶ必要がありました。そのときに活用したのがシマノ公式マニュアル。

コンポ周りを触ろうと思うなら、熟読必須ではないでしょうか。なにせ公式ですから、情報の正確性は間違いありません。

シマノ公式マニュアル

各パーツのマニュアル一覧です。調整しようとしているパーツが、PDFの1ページ目に書かれている型番に該当するか確認してからどうぞ。今回はデュラエース9000の型番に該当するマニュアルをピックアップしました。

デュアルコントロールレバー
DM-ST0002-04-JPN.pdf

リアディレイラー
DM-RD0003-03-JPN.pdf

チェーン(11スピード)
DM-CN0001-02-A-JPN.pdf

フロントディレイラー
DM-FD0002-05-JPN.pdf

ブレーキ
DM-BR0003-08-JPN.pdf

シマノ公式マニュアルは、こちらのサイトでパーツの型番から検索できます。
Manuals & Tech doc

これらのマニュアルは読むだけではなく、メカニズムを頭で理解することが大事だなと感じました。

リアディレイラーはワイヤーを引っ張るとギアが軽くなり、ワイヤーを緩めると重いギアに移動するメカニズムとか。最初に調整ボルトのネジを調整してトップ側とロー側に合わせるのはなぜか、とか。

そういう理屈を頭で理解してから取り組んだほうが、セッティングの精度が上がると思います。

デュラエース9000のリアディレイラー

マニュアルを読み込み、自転車の構造が見えてきたら一歩前進!

個人的に注意点だなと思ったポイントまとめ

実際にコンポを交換してみて、個人的にここ見落としがちな注意点だなーと思ったところをまとめてみました。

チェーンの長さ、進行方向に対する向き

チェーンの長さは最大スプロケットによって調整のやり方が違うようです。詳しくはチェーンのマニュアルを。

チェーンのマニュアル

また進行方向に対するチェーンの向き、というもの決められていました。コンポのグレードによって異なるかもしれませんが、念のためご確認を!

チェーンの長さの決め方

フロントディレイラーって実は2タイプある

実はフロントディレイラーは2種類ある、ということをコンポ交換に挑戦する際に知りました。以下。

  • 直付けタイプ…フレームに直接ネジで固定する
  • バンドタイプ…輪っか状のバンドでシートチューブに固定する

直付けタイプのフロントディレイラー

自分のロードバイクがどちらのタイプなのか、フロントディレイラー購入前にしっかり確認しましょう。グループセットを買う場合は、付属しているのが直付け or バンドタイプのどちらなのか、忘れずチェックを!

ちなみに私の場合は、直付けタイプをバンドアダプタを使ってフレームに装着する、という方法でした。ちょっと珍しいやつかも?w

リアディレイラー

やっぱりリアディレイラーが難所ですかね。

まずトップ側とロー側のガイドプーリーの位置を調整するかと思います。その際、トップ側に関してはマニュアルによると以下。

「後方から見て、ガイドプーリーがトップギアの外側の線の真下にくるようにトップ側調整ボルトを回して調整してください。」

「外側の線の真下」

ココを勘違いしやすいかと思います。実際、私もコチラの記事
ディレイラー調整 復習
を読むまでは、”トップギアのセンターとガイドプーリーのセンターを合わせる”のだと勘違いしていました。

リアディレイラーの調整マニュアル

ちなみに、ロー側は

「ガイドプーリーが最大スプロケットの真下にくるようにロー側調整ボルトを回して調整してください。」

とのこと。合わせるラインがトップ側とロー側では微妙に違うんですね。ここはちょっと落とし穴だなと思います。

堅実にいくなら脳内シミュレーションを

実際に取り替え作業をする前に、脳内シミュレーションで手順を確認。

行き当たりばったりで作業を始めるのは……、あまりオススメしません。私はビビリなので、組み上がりまでの手順を脳内で何度も再生してから、実際の作業に取り掛かりました。だってミスったらお金が一瞬で飛んでいきますよ!?

クロモリフレームの細さコンポ交換中@クロモリフレーム

各パーツをどの順番で外し、どの順番で装着しますか?アウターワイヤーを外す必要はありますか?チェーンを付けるのはディレイラーの調整前?後?最大スプロケットによってチェーンの長さの調整方法が違いますけど大丈夫ですか?

そんなことをしつこいほど確認しました。わかっている人から見れば笑える行程ですが、私のような素人はこれぐらいしっかり確認したほうが良さそう。

 

……余談ですが、ビビリ&慎重すぎてアウターワイヤーを間違えないように「後ろブレーキ・前シフト」とか書いた付箋を貼って絶対間違えないように万全を期したのはここだけの話です。

アウターワイヤー

新しいコンポをどこで入手するか

自分で交換する場合は通販でしょうか。海外通販はお安めっぽいですが、

  • 届くまで時間がかかる
  • 支払い方法はどうするか
  • そもそもちゃんと届くか?

などなど不安があるかも。WiggleとChain Reaction Cyclesは数回使いましたが、今のところトラブルなく買い物できています。

支払いはPayPalを使用。相手サイトにクレジットカード情報を知らせることなく決済できるので使っています。詳細はこちら
【わずか10分で】PayPalアカウントの作り方を解説!海外のオンラインショップでの利用に便利

こちらはWiggleを使ってみた記事
「Wiggle」を初めて使ってみた!自転車・ランニング用品などを扱う激安海外サイトだ

こちらはChain Reaction Cyclesを使ってみた記事
ロード/MTバイク用品などを扱うストア「Chain Reaction Cycles」で買い物してみた。問題なく届きましたよという話

デュラエースのグループセット(海外サイトで注文したらプチプチに包まれて送られてきました。)

海外通販を使う際は、クランクの長さもちゃんと確認したほうが良さそうです。

おそらく日本で買ったロードバイクには170mmが装着されていると思います。でも海外通販サイトでは175mmとかばっかり。海外の人は足長いから、クランクも長いんですよねw

私は170mmのグループセットを見つけて購入。これまでとクランク長は同じ!

トラブルへの対応力が上がる

ここからはコンポ交換後のメリットになりますが……、ライド中のトラブルへの対応力は上がると思います。

ロードバイクのカセットスプロケット

実際デュラエースの交換がほぼ完了した後に近所を試走してたときのこと。リアディレイラーの調子が少しづつ悪くなり、勝手に変速するようになってしまいました。

しかし慌てずに考えます。コケたわけではないので、ディレイラーの位置は変わっていないはず。

ならば”勝手に変速する”ということはロー側ではなく、ディレイラー自体のバネに引っ張られてトップ側に変速しているのだろうという推測がたちそうです。

ということは、おそらくワイヤーが緩んだことによってトップ側に引っ張られていることが原因だろう。そう思ってワイヤーを張り直してみました。すると完全に元通り。スパスパ気持ちよく変速するようになりました。復活!

リアディレイラー

以前の私なら、「リアディレイラー 不調」とかでググって出てきた対処法を勘で試したと思います。調整ボルトとかをネジネジしちゃったんじゃないかな。

しかしコンポを自分で交換・セッティングすると、変速の仕組みへの理解も深まりました。おかげでトラブルの原因を理屈で考え、適切に対処できる可能性が高くなったと思います。

安全確認、点検への意識が高まった

自分で交換したことで、増し締めなどライド前の点検意識が高まりました。むしろ自分で交換したからこそ、各パーツがしっかり装着できているか確認しないとこわいですw

デュラエース9000のブレーキ

結果的にこれはいい傾向かなと。安全のためなら死んでもいい(なかやまきんに君風)

自分でコンポを交換すると自己満足は高い

自分でコンポ交換したぜーっという満足度。

プロに交換してもらったほうが完成度は高いかもしれませんが、自分でやることの満足度は確かにあります。

私の場合は会社から帰ってきた平日の夜を使ってコツコツと作業すること4日、プラス土曜を丸一日使って、やっと交換完了しました。長かった……。微調整して自転車を逆さまに置いてクランク回して、家の前を試走して……の繰り返し。

そのかいあって、今のところ問題なく滑らかに動いています。ギアチェンジも超気持ちいい。

リアディレイラーのアップ

念のため自己責任で、ということはお伝えします。少しでも不安ならプロショップでチェックしてもらいましょう。少しぐらい点検料がかかったって、不調な自転車に乗るより100倍マシだと思います。

コンポ交換まとめ

コンポ周りをメンテナンスできる知識やスキルが多少なりとも身につくので、自分で挑戦してみる価値はあるのかなぁと。

うまくセッティングできないリスクもあり二の足を踏むところではありますが、得られるものも多かったです。

クロモリフレームのリアエンド

あそうそう、初めてホイールを交換すると漕ぎ出しや巡航速度が上がって楽しい!って話はよく耳にするじゃないですか。私も初めてホイール交換して何コレたのしーって話はこちらに書きなぐってみたり。
フルクラム「レーシング3」に交換レビュー! 初めてのホイール交換でロードバイクがもっと楽しくなった話

この初めてのホイール交換と似たような感動が、コンポ交換にもあるのかなと。

特に105からデュラエースへの変化はしっかり実感できるレベルだったので、なおさらかもしれません。自転車を持ち上げただけで明らかに軽いのがわかるし、フロントディレイラーはチャキッ!って変速するし、ブレーキはよく効くし、なんだかBBの回転も滑らかになったような気がします。

良いコンポを所有するよろこび、所有欲が満たさせる、みたいなのも人によってはあるでしょう。

いやぁ、コンポを交換すると楽しくなりますよw

▶コチラは105とデュラエースを初心者目線で比較した記事。
デュラエースと105比較記事のアイキャッチデュラエース(DURA-ACE 9000)に交換・換装した感想など。105と比べてみて

 

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