雲ひとつない「角島大橋」を見に行く。 山口県ライド in2018夏 【連載2/2】
新山口駅から日本最大のカルスト台地「秋吉台」へ。夕方には「元乃隅稲成神社」へ。
▶猛暑の山口県へ! カルスト台地「秋吉台」 〜 元乃隅稲成神社ライド【連載1/2】
引き続き猛暑の山口県ライド。
2日目は標高333mに広がる高台「千畳敷」、本土と角島を結ぶ「角島大橋」へ。
特に角島大橋は有名でみなさんも一度は目にしたことがあると思いますが、実物はこりゃすげぇ……っと思わず声が出る。やっぱり写真やネットで見ているだけではわからないものがあります。実際に行ってみないとですよコレは。
今回のサイクリングルート
山口県長門市〜千畳敷〜角島大橋
標高333mの高台から海を臨む「千畳敷」へ
長門市で一泊した翌日。ひとまず元乃隅稲成神社の近くにある「千畳敷」に行ってみることにしました。
途中までは昨日、元乃隅稲成神社まで行く際に通った道。そうつまり、あの斜度14%の坂もセット!
※昨日(前日ライド分)の記事はコチラ
▶猛暑の山口県へ! カルスト台地「秋吉台」 〜 元乃隅稲成神社ライド【連載1/2】
標高333mの千畳敷へ向かう坂も、やはり10%を超える斜度が続いていました。汗だくになりながらめっちゃゆっくり登りきると……「千畳敷」に到着!
ひろびろ〜!
目に映る景色としては草原と空と日本海、そこに点在する島々。どことなく最果て感があるような。
残念ながらちょっと曇っていたのですが、でもそのおかげで海と空の境界線がわからない不思議な景色に。
ドでかい風車が1つ。
千畳敷の先端のほうには石の鳥居が。
とにかく穏やかな場所。
平日の午前中ということで観光客はかなり少なめ。また千畳敷はキャンプができるようで、テントがちらほら張ってありました。今度はキャンプ目的でも来てみたい感じ。簡単な遊具(アスレチック)があるので、子ども連れの人もいいかもしれませんね。
あと11時〜17時まで併設カフェが開店しているようで、アイスやコーヒー、ランチもある模様。僕が行ったときは開店前でしたorz
では次の角島大橋へー!
エメラルドグリーンの海に架かる「角島大橋」
テレビCMやドラマロケ、Instagramなどで多くの人が一度は目にしたことがあるであろうスポット「角島大橋(つのしまおおはし)」
別に長い橋があるだけでしょ?って思うじゃないですか。そうなんですけど違うんですよ。実物を目の前にすると、写真やネットで見るよりもスケールの大きさに圧倒されるというか。控えめに言って最高です。やっぱり行ってみないとわからない何かがあるなと思わされました。
海がめちゃくちゃ綺麗。橋だけじゃなくて、海がとにかく綺麗です。
長さは1,780m。
通行料は無料で、徒歩・自転車でも通行可能。 自転車は風が強いとキツイかもですね。実際、風が強い日は橋自体が通行止めになるそうです。
角島大橋と言えば昨今では「インスタ映え」ということで、やはりこの日もインスタ映えな自撮りをしている人を見かけます。別どうこう言うつもりはなくて、そんな雰囲気の場所でしたよというただレポ。まぁテンション上がる気持ちはわかるね。
あと忘れちゃいけないのが、ちょっと高台にあるこのビュースポット!
角島大橋を目の前にして後ろを振り向けば、ちょっとした高台があることに気付くと思います。
すぐ登れるので絶対行きましょう。インスタ映え云々は置いておいて、単純に素晴らしい。
角島大橋に1時間ぐらい滞在しましたw 長居しすぎ。でもずっと見ていられますよコレは。エメラルドグリーンの海に架かる長い橋。人気が出るわけです。
ローカル線の旅〜!
角島大橋から海岸線を南下して下関まで行き、新幹線で帰ろうと思っていたのですが……。
「明日は仕事だから今日中に帰らなきゃだけど間に合うか微妙な時間」という完全に個人的な問題を抱えたため……残念ですがローカル線の旅に変更しました。時間配分もっと見直そう!
この角島大橋〜下関あたりには山陰本線が通っており、エスケープルートとして使えると思います。が、1時間に1本もしくはそれ以下なので、早めの行動が吉。
というわけで、ここは角島大橋の最寄り駅にあたる山陰本線「阿川駅」。このローカル感、大好物です。たまりません!
この阿川駅から下関までローカル線の旅。
古い木造駅舎の阿川駅。自動改札機はおろか、券売機もなく駅員さんもいない完全なローカル無人駅。駅周辺には一見すると民家のようなタクシー会社と、最後に開店したのがいつなのかわからないほど蜘蛛の巣が張られた商店があるのみ。幸いにも商店前の自販機は稼働していたが、夏らしくコーラやファンタは売り切れたままになっていた。
駅内に電車を待っている人、ひとりもおらず。ただただ蝉の声が聞こえるのみ。
電車は一両編成のワンマン運転。後方から乗り込み、「整理券をお取りください」と大声でわめく古びた機械から整理券を引っこ抜いて着席。
ローカル線らしいボックス席が整然と並ぶ。外の景色を見ながら。
あとは新幹線で帰還。
それにしても時間があればもっと滞在したかったと思える場所ですね。また行きたい。
1日目(前日)の記事はコチラ
▶猛暑の山口県へ! カルスト台地「秋吉台」 〜 元乃隅稲成神社ライド【連載1/2】
走行データ・ウェア・装備など
距離:50km
獲得標高:754m
ウェア(※8月末で猛暑)
・半袖ジャージ
・ビブショーツ…Rapha-カーゴビブショーツ(レビュー記事)
・ウィンドブレイカー、ジレ類なし
・靴…Empire VR90(レビュー記事)
装備など
・サドルバッグ…FAIRWEATHER(レビュー記事)
・トップチューブバッグ…Apidura(レビュー記事)
記事内の写真
カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:EF24-105mm F4L IS II USM(レビュー記事)