SONYレンズ「SEL24105G」を壊したので修理へ。長期保証3年ワイドの無償修理で助かった

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修理から返ってきたSONYのレンズ
セール情報:2024/11/20 更新

SONYのズームレンズ「SEL24105G」を落として壊してしまいましたが、「長期保証3年ワイド」に加入していたおかげで無償修理になりました。

助かった〜!!

というわけで同じようにレンズやカメラを壊してしまった人向けに、あるいはまた壊してしまうかもしれない今後の自分向けに、SONYの長期保証を利用した手順や感想をまとめました。

目次

「長期保証3年ワイド」で年引き取り修理を依頼した

「SEL24105G」はソニーストアで購入と同時に、長期保証3年ワイドに加入していました。

購入してから約2年半経ったタイミングで、自分の不注意で落として破損。f値とフォーカスが完全に動かなくなりました。

レンズを落としてついた傷
レンズ側面に傷が…

かなりショックでしたが、気を取り直して修理依頼を申し込みます。

調べてみたところ、レンズの修理方法は2通りでした。

  1. 持ち込み修理(実店舗に持ち込む)
  2. 引き取り修理(宅配業者に家まで集荷に来てもらう)

持ち込み修理

実店舗に持ち込んで、修理を依頼する方法ですね。

持ち込める実店舗はこちら。

持ち込み先
  • ソニーストア直営店舗
    • 札幌・銀座・名古屋・大阪・福岡天神
  • ソニーサービスステーション
    • 秋葉原・日本橋・那覇
  • ソニー修理受付認定店
    • 意外と各所にある

直営店とサービスステーションは、基本的に都市部。

ソニーストア直営店舗は、直営店で購入した商品のみ修理可能とのことなのでご注意を。

ソニーストア直営店舗では、ソニーストア直営店(オンライン/店舗)での購入商品以外の受付は行っておりません。

引用:修理を申し込む方法 | SONY

そしてあまり知られていないであろう(僕もこのとき知った)「ソニー修理受付認定店」という存在。ソニー製品の修理受付を代行する窓口とのこと。

こちらは都市部に限らず意外な場所にあったりするので、下記ページで一度でチェックしてみてください。もし近所にあれば、持ち込むのが手っ取り早いかもしれません。

>> 修理を申し込む方法 | SONY

引き取り修理に申し込んだ

残念ながら僕の場合はどの店舗も遠かったので、「引き取り修理」を依頼することにしました。

My Sonyにログインして登録製品一覧を見ると「専用チャット」なるものがあったので、そこから問い合わせてみました。

My Sonyに登録したレンズ

落として故障したことと長期保証3年ワイドに入っていることを伝えると、「電話かネットで引き取り修理できます」と教えてくれたので、今回はネットから申し込みました。

>> 修理の目安料金の確認・修理の申し込み

SONYの修理の目安料金ページ

ステップ通りに必要事項に答えていくだけ。

長期保証ワイドに入っていると回答すると、このように目安料金0円になりました。

修理料金の目安

引き取りに来てもらう日時を選択。

これで申し込み完了です。

修理の引き取り日程

今回はネットから申し込みましたが、チャット相談では電話申し込みも教えてくれました。

>> 修理相談窓口 | SONY

引き取り

指定した日時に、日本通運さんが梱包材を持って来てくれました。なので、ダンボールなどは用意する必要なし。

こちらが用意したものは2点。

  • レンズ本体
  • 長期保証3年ワイドに加入中だとわかる購入明細書・納品書・保証書など
SONYの購入明細書兼納品書

こちらの写真は返却時のダンボールですが、送るときも同じようなものでした。

強いサランラップみたいなやつで上下から挟み込んで固定するタイプのダンボール。玄関先でしっかり梱包してくれたので、安心して預けられました。

レンズの梱包

返送

土日を挟んで5日で返ってきました。

土日がなかったら3日で返ってきたのかもしれません。どちらにせよ、めちゃくちゃスピーディー!

緩衝材にくるまれたレンズ

まず気になる金額ですが、事前の目安料金通り0円で済みました。

本当にありたがい……!往復の送料も0円です。

  • 送料0円
  • 修理代金0円
レンズの修理費用

故障の症状・箇所や、修理内容が書かれた用紙も入っています。

修理箇所

返ってきたレンズがこちら。

ゴミやホコリが入らないように密閉されています。

密閉されたレンズ

部品交換によって、側面の傷がなくなっていました。

傷が修理されたレンズ

ただ、完全に新品になったわけではありません。

レンズのふちの小さな傷はそのままでした。使用上は問題ありません。しかし、リセールバリューは安くなってしまうはず。まだまだ売る予定はありませんけど。

一部傷もある

SONYの長期保証とは

念のために入っておいた「長期保証3年ワイド」に助けられました。

修理を依頼するにあたって、改めて長期保証について調べたので簡単にまとめます。公式サイトのこのあたりに詳しく書かれていますね。

>> 長期保証について | ソニーストア
>> 長期保証(VAIO以外の対象商品) | SONY

ソニーストアの長期保証サービスの証明書

まず購入してから最初の1年間は、保証書による通常の保証が受けられます。よくある保証ですね。

そこから先は、任意で加入する長期保証でカバーします。

SONYの長期保証の期間は「3年/5年」、保証範囲は「ベーシック/ワイド」から選べます。レンズだと3年ベーシックまでは無料の場合が多いみたいです。

  • 長期保証3年ベーシック…無料が多い
  • 長期保証5年ベーシック…有料
  • 長期保証3年ワイド…有料
  • 長期保証5年ワイド…有料

言葉どおり、ベーシックよりもワイドのほうが保証範囲が広く、内容も断然手厚いです。

長期保証3年/5年ベーシック

ベーシックは、無料でついてくるメーカー1年保証の期間をさらに伸ばしたもの。期間を伸ばすだけで、保証範囲は変わらず「故障」のみ。

保証範囲
  • 故障

この故障とは何か。

一般的には「通常の方法で使用した製品が故障すること」で、大事なのはそこに「ユーザーの過失による故障は含まれない」こと。(※厳密には各社・各製品の保証書をちゃんと読まないとわかりません)

つまり通常の方法で使用していても、ユーザーの過失(例えば今回のように不注意でレンズを落としたとか)は、保証の範囲に含まれないことが多いです。

長期保証3年/5年ワイド

ワイドだと故障に加えて、以下の場合も保証されます。

保証範囲
  • 破損
  • 水ぬれ
  • 火災
  • 水害
  • 落雷

ワイドだとユーザーの不注意・過失まで保証してくれる点が大きな違い。

外に持ち出すことが多いカメラやレンズは、「落とした・ぶつけた」といった理由で壊してしまうことが多いのでは。まさに今回のように、自分の不注意でレンズを落としてしまった場合でも保証され、無償修理となったわけですね。

水ぬれも保証されるので、水場に行く人にも良い保証かも。

また過失のみならず、火災・水害・落雷といった偶発的な事故も保証されます。

SONYの長期保証に加入できるタイミング

おそらく「製品購入時」のはず……!

調べた限りでは、あとから入るのは難しそうです。どうしても正確な情報を知りたい方は、すみませんがSONYに直接お問い合わせください。

まぁ一般的に、長期保証にはあとから加入できないと思いますが。できたとしても購入後、数ヶ月以内とかでしょうか。

不注意で破損させてから長期保証に入って保証受けます!なんてことができてしまったら、保証の意味がないでしょうし。

SONYの長期保証の価格

長期保証の加入方法は2パターンあって、価格も異なります。

  1. 保証料を一括で支払う
  2. αあんしんプログラムに加入する

保証料を一括で支払う

イメージしやすいのが、レンズ購入時に保証料を上乗せして支払う加入方法でしょうか。

このときの長期保証の価格は、製品価格によって決まるようです。

製品価格が高いと、長期保証の価格も高くなります。

例えば「SEL24105G」の保証料はこちら。もっと高額なレンズは保証料ももっと高いです。

※価格は税込み
  • 長期保証5年ワイド…16,500円
  • 長期保証3年ワイド…8,800円
  • 長期保証5年ベーシック…8,800円
  • 長期保証3年ベーシック…標準付属(無償)
SONYレンズ長期保証の価格
※記事執筆時の価格です

万が一、SEL24105Gを3年以内に破損させてしまった場合、修理代は8,800円以上かかりそうです。

修理代金については、上記で貼った「修理の目安料金の確認・修理の申し込み」で、修理代金の目安が出ます。

破損といっても状態はさまざまですが、例えばレンズが認識しなくなった場合、保証期間外だとこれぐらいかかる可能性もあるようで……。

レンズ修理費用の目安

個人的には、万が一のときのために長期保証に入っておいて損はないかなと思っています。

αあんしんプログラム

あるいは「αあんしんプログラム」に加入すると、長期保証3年ワイド/5年ベーシックが無料になります。

僕もこれに加入していました。

>> αあんしんプログラム

αあんしんプログラムの価格はこちら。

※価格は税込み
  • 入会金…3,300円
  • 月額…550円

当時キャンペーン中で、入会金110円(税込)で加入できました。

そして内容はこちら。特に上の3つがデカい印象。

あんしんプログラムの内容
  • レンズ長期保証3年ワイド/5年ベーシックが無料
  • レンズ長期保証5年ワイドが50%OFF
  • レンズ何本でも長期保証優待価格で加入可能
  • 清掃・点検サービス最大50%OFF
  • αアカデミー受講料10%OFF
  • 下取り・買取価格5%増額
  • 年に1回3,000円分のお買い物券プレゼント

今回落として故障した「SEL24105G」は、αあんしんプログラムの特典で、長期保証3年ワイドに無料で加入していました。またレンズ何本でも長期保証3年ワイドが無料になるのも良さげ。

注意点は、1年間解約できない点。なので、月額制ですが1年分の「6,600円+入会金」が必ずかかります。そして自動更新なので、加入していることを忘れて継続されてしがち。

レンズを落としたときの詳しい状況

レンズの落とし方がやや特殊で、書き始めると記事の趣旨が変わり話が長くなってしまうので、別記事でまとめました。

滅多にないとは思いますが、α7Cユーザーなら極稀に発生してしまう事故かも……。

長期保証3年/5年ワイドはかなりアリ

ソニーの修理から返ってきたSEL24105G
無償修理で復活したSEL24105G

保証というのもは加入するか否かの判断に迷いがちですが、SONYの「長期保証3年/5年ワイド」はかなりアリだと思います。

個人的にカメラは屋外で使うことが多いので、今回のように破損させてしまうこともあるでしょう。無償修理には本当に助けられました。

今回は長期保証3年ワイドでしたが、5年ワイドでも良かったなと思っているぐらいです。

>> 長期保証について | ソニーストア
>> 長期保証(VAIO以外の対象商品) | SONY

修理から返ってきたSONYのレンズ

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