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- 2025/02/20(木)23:59まで
【旅】弘前さくらまつりを見てきた。満開で快晴の東北旅1日目【連載1/3】

青森県の「弘前さくらまつり」に行ってきました。
以前からぜひ見に行きたいと思っていた弘前の桜。「日本三大桜の名所(奈良の吉野山・長野の高遠城址公園・青森の弘前公園)」のひとつに数えられ、その姿はネットや雑誌で何度も見てきましたが、やはり自分の目で見に行きたい。
満開予想と天気予報を毎日チェックしていた甲斐があり、当日は予報通り満開で快晴。
YouTubeで動画を公開しています。
最高のさくらまつりでしたね……!
というわけで、前泊 + 3日間で行く東北旅のはじまり。
- day1…弘前さくらまつり(この記事)
- day2…十和田湖と奥入瀬渓流
- day3…日本海沿いを走る五能線
(※当ブログはロードバイクの記事が多めですが、この記事はザック背負って新幹線に乗り込み、徒歩で散策してきた旅の記録です)
訪れた場所「弘前公園」
青森県の弘前公園、場所はこちらです(一応)。
弘前の桜を見るため前泊(青森県、人生初上陸)
ときは4月末。東北の桜が咲く季節ですね。
すべての荷物をバッグ1つに詰め込み、東北新幹線で新青森駅まで。

この身軽さがいい。


新幹線で約3時間。青森県は思ったより近い(近い?)
新青森駅に降りた途端に感じる気温の変化。寒い! 気温が大きく変わると、遠くに来た実感が湧いてきます。

実は、青森県は人生初上陸なので……、テンション上がっていろいろ撮ってしまうのはやむを得ません。


「巡るたび、出会う旅。東北」
良いな……!

新青森駅から弘前駅へ、電車で30分ちょっと。目的地に到着しました。
弘前駅こそSuicaは使えませんでしたが、家の最寄り駅から新青森駅までiPhoneのSuicaだけ行けるのは本当に便利。
(新青森駅から改札出ずに弘前行きの電車に乗り換え、弘前駅の改札で現金590円で精算可能。めちゃラク)

りんごジュースしか売ってない自販機がある、さすが青森県。「ふじ・つがる・トキ」など品種ごとのジュースがラインナップされていて毎日飲みたい。

弘前さくらまつり、2021年で101回目の開催になるようです(このポスターで知る)。

明日は早朝から弘前公園を訪れるので、利便性重視で弘前公園に近いホテルを確保。
ホテルのロビーでは、りんごジュースが飲み放題!

夜の弘前公園へ
今晩はホテルで前泊。明日は早朝から弘前公園を散策するので、早く寝なきゃいけないのですが。
せっかくなので夜の弘前公園に行ってみました。寝不足になろうが夜桜も見に行くに決まってます!


満開だー! すごすぎる。圧倒的満開。
素晴らしいタイミングで訪れることができたことに、思わず笑みが溢れる(ひとりで笑ってる)。



明日は早いので今晩はチラッと見るつもりでしたが、もう弘前城までがっつり散策してしまいました。弘前公園のマップをほぼコンプリートしてしまった……。

明日の天気予報は快晴。期待しかありません。
早朝から弘前さくらまつり
ひんやりとした空気に包まれる朝5時前の弘前公園へ。
うしろに見えるは”津軽富士”とも言われる「岩木山(標高1,625m)」。

2021年4月21日。満開。
約弘前公園は49万平方メートル、東京ドーム約10個分の敷地に約50種、約2,600本の桜が植えられているそう。
外濠(そとぼり)も満開。このあたりはソメイヨシノのようです。

弘前公園の中に入っていきます。
弘前公園は24時間、開いているのがありがたい。夜でも早朝でも問題なく入れます。




ここ数年の中ではちょっとだけ早いタイミングで満開になったようですね。
それにしても人の少ない時間帯に、静かに見て回る桜はいいものです。前泊して早朝に訪れる計画は大正解でした。


弘前城
弘前城へ。
昨晩見に行ったおかげで、場内地図を見なくてもたどり着けてしまった。



城の周りには八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)が多いようです(品種間違ってたらすみません)。



ちょっとした展望台?高台?のようなものが設定されていて、弘前城の周りが見渡せます。奥には岩木山も。今日も天気がいいな!
弘前城は、日本に12ヶ所しかない現存天守のひとつ(それ以外は復元天守etc)。東北では唯一となる現存天守。

桜のトンネル
弘前公園には「桜のトンネル」というものがあるらしいので行ってみました。
一方通行になっているおかげで快適に歩けましたね。


「桜のトンネル」と「西壕」あたりは有名な撮影スポットのようです。夜はライトアップとリフレクションが見られるとか。




確かにこのあたりの凄まじい桜並木。西濠を囲うように桜がぐるっと植えられています。




ベンチで休憩しながら。桜並木を練り歩いている様子を動画をYouTubeにアップロードしたので、よかったら見てやってください。



弘前城 四の丸北門(亀甲門)からの景色
北門から公園の外へ出て、東側の外濠をまわっていきます。
ここも有名な撮影スポットのよう。岩木山がよく見えます。最高の天気と満開に恵まれた……!

弘前公園の中も外も、ほぼすべて歩きましたが、どこも桜で埋め尽くされています。
ちょっと凄すぎる。弘前の桜、凄すぎる。「日本三大桜の名所」と言われて有名で、すごいだろうとは思っていましたが、想像を超えてくる素晴らしさでした。青森は遠いと思っていたけど、新幹線でも意外と近いし飛行機ならもっと近い。本当に来て良かった。
季節的にも4月末はちょうど良いですね。さすがに雪はもうなくて、桜を見ながら歩きまわってもあまり汗をかかない、ちょうどいい気候。



「花筏」にはちょっと早かった
散ったあとも見応えがあるのが弘前公園の桜。
――花筏(はないかだ)
散った桜が外堀に浮かび敷き詰められて、水面が桜色に染まる状態のこと。
この日は花筏にはちょっと早かったようです。

満開時期や花筏が見られるタイミングの予想は、「弘前さくらまつり公式サイト」がやはり詳しいです。
大正浪漫喫茶室に寄る
弘前公園の目の前にある喫茶店「大正浪漫喫茶室」。
あるいは一部の人には「喫茶コンクルシオ」かもしれません。青森県を舞台にした漫画/アニメ「ふらいんぐうぃっち」に登場する喫茶店が喫茶コンクルシオ。
アニメを一度見ただけなのですが、とても印象深い喫茶店でした。そのモデルが実在していて、しかも弘前公園の目の前にあるのは驚きました。


営業時間は朝9時半〜16時半。
ちょうど開店時刻の朝9時半に訪れたのですが、なんとすでに満員。やっぱり人気があるのですね。入り口の紙に書いた名前を呼ばれるまで30分ほど外で待ってから入店しました。
屋内とテラス席が選べたので、迷わずテラス席に。案内されたのは一番奥。めちゃくちゃいい席に案内されました。



お腹は減っていなかったので、アップルパイ スペシャルプレートを。
アップルパイがメインの喫茶店ですね。青森なので。ほかにも多数のアップルパイが選べます。



「大正浪漫喫茶室」の名の通り、雰囲気ばつぐんのレトロな洋館喫茶店。テーブル、イス、天井、窓にいたるまで見ていられるし、この淡いグリーン色の色調もいい。
窓の外の庭園を眺めてボーッとしたくなりますが、待っている人も多いので早めに出ました。



内装はこんな感じ。



明日は十和田湖と奥入瀬渓流へ
弘前をあとにし、青森駅に到着。
浅虫温泉(あさむし)ってこの電車の行き先を見て初めて知りました。名前のインパクトがすごかったので、翌日の晩はこの浅虫温泉に宿泊してみることに。なんと言っても温泉に入りたいので!
その場で新たな発見をして、唐突に行動を変えられるのがひとり旅の良いところ。

というわけで、明日はバスで十和田湖と奥入瀬渓流に行きます。
続きはこちら。
