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「サイクルモード2018」行ってきたレポ
「日本最大のスポーツ自転車フェスティバル」と銘打たれ、毎年11月に幕張メッセで開催されるサイクルモードに行ってきたレポです。
2年ぶりの参戦。前日ギリギリで前売り券を購入し、当日は試乗したりGIROでシューズのフィッティングをしてもらったり。色々と楽しめました。
サイクルモードに潜入する
サイクルモード2018の公式サイトはこちら
▶総展示台数1,000台以上!日本最大のスポーツ自転車フェスティバル CYCLE MODE international 2018
2018年は11月9,10,11日に開催。前売り券は1,200円、当日券は1,600円。会場は幕張メッセ。
各社の自転車に試乗したい場合は、試乗受付に「誓約書」的な用紙を提出する必要あり。まぁ名前とか住所とかよくある項目を書いて提出するだけです。
すると「SHIMANO」って書いてある試乗バンドが貰えました。これで準備OK。
というわけでサイクルモード in 幕張メッセに潜入成功です。
各ブースをズババっと振り返る
各ブースや試乗など、ぶらぶらと立ち寄ったところをズババっと見ていくぞ!
PINARELLO
総額とんでもない額になる各モデルを所狭しと展示。眺めているだけで楽しめるブース。
ちなみにお昼すぎに来場したところ、試乗は長い列ができていました。DOGMA F10などの人気高額モデルにここぞとばかり試乗したい場合は、早めに行ったほうが良さそうです。
DE ROSA
こちらも多数のモデルを展示。
明らかにイタリアから来ましたって感じのめっちゃカッコいいおじさんが通訳を介して壇上でトークしてたけど、あれはもしかしなくてもクリスチアーノ・デローザ氏だったのでしょうか。
DE ROSAの試乗も人気なので、乗りたい人は早めに行ったほうが良さそう!
GIRO
GIROブース。今回は靴のフィッティングサービスを行っていたので、喜んで計測してもらいました。
足の長さと幅を計測してもらい、GIROヨーロッパサイズで42がちょうどいいと判明。
実はGIROのシューズ欲しかったのですが、サイズ選びで迷っていたんですよね……試着できるお店は遠いからできれば通販で購入したいなと思っていたところだったので、ありがたいサービスでした。
BROOKS(ブルックス)とKnog
隣り合わせのブースだったので合わせて。
ブルックスにはロマンが詰まってるなぁ……。革サドルをなでなで出来る素晴らしいブース。
Knogのライトやベルなども実物が見られるいいチャンスでした。機能的なライトがたくさんあるよね。
Panasonic
Panasonicのブースがあったー! 事前に会場マップでどんなブースがあるのか目を通していたのですが、そのときは見逃していました。まさかPanasonicブースがあるなんて。
クロモリの美しさ。眼福。
こちらはチタン。眼福。
SHIMANO
今回は105がフューチャーされていたような感じ。2018年は新型R7000が発表されましたからね。
シューズの試し履きができるスペースもあったよ!
フィジーク
ニットのシューズといえばGIROが出していますが、フィジークからも出るのね!
というかもう発売されてました。
OTTOLOCK
軽量かつ強固なカギとして話題になっているOTTOLOCK。
ブースでは大きなニッパーを使い、実際に試し切りできるというデモンストレーションを実施中でした。
日東(NITTO)
ああ〜たまらん! クラシカルなクロモリ自転車のためにあるような上質でシンプルな部品がたくさん展示されていた日東ブース。
このキャリア、もう最高じゃないですか……。個人的にはボトルゲージもほしいです。
KASK
プロのロードレースでよく見るKASK。試着できました。
ヘルメットってサイズは自分の頭を測れば何となく把握できますが、被ったときの見た目は実際に被ってみたいとわからないですからねぇ。ここぞとばかりに試着。
レックマウント
一方的にお世話になっておりますレックマウント。
今のところ欠かせないパーツとして僕も使用中。
部品の種類が多く、使い方によってはダブルライトやアクションカメラの搭載なども可能。いろんなオプションパーツを見ることができました。
TACX、Wahooなどローラー台
ローラー台も試せる! Tacx、Wahoo、ミノウラ、ELITEなどなど。
会場が騒がしいので静音性のチェックは難しいかもしれませんが、スマートトレーナーとZwiftの良さは思う存分試せそうでした。
Tacx Neo Smartもありましたね。
しかし今回の注目ローラー台は、どうやらエクスプローバの「NOZA(ノザ)」だった模様。
高機能で静音性も高く、それでいて10万円を切る95,400円(税込み)という価格で注目を集めていたとか。すごく良さ気じゃないですか。すみません見逃したので写真はないのですが、以下のようなローラー台みたいです。
こちらの記事がわかりやすそう!
▶エクスプローバ初のスマートトレーナー「NOZA」が12月3日に発売 先行予約で割引も – cyclist
元プロロードレーサー三船雅彦さんの自転車展示
キャットアイのブースに、三船雅彦さんのブルベ・SR使用車が展示されていました。これほど参考になるものはない。ブルベはしたことないけど、とりあえず穴があくほど見ておきました。
ROSWHEELのバッグ類
初めて知ったのですが、Raphaのデザイナーだったイギリス人による「ROSWHEEL」というブランドのバッグ類がなんだか良さ気。
個人的には特にフレームバッグが目を引きまして。ダークブルーっぽい色使いや小ぶりのサイズ感がGOOD。お値段も程よい感じでした。
ほかにもサドルバッグやパニアバッグなど多数ラインナップ。
ただしROSWHEELでググってもあまり情報が出てこず、いつどこで買えるのかよくわかりませんw
どうやらトライスポーツさんが扱うようですが、まだサイトに情報が出ていませんね……。我々は情報が出るまでしばし待機でしょうか。
WELD ONE
ハンドメイドバイク系エリアにあったWELD ONEブースのこちら。
WELD ONEは京都のチタンフレームビルダー(で合ってますよね……?もし間違っていたら申し訳ありません)。
桜模様の焼入れでしょうか? こんなこと出来るんですね。この箇所ばっかり写真撮ってしまった……なんという美しさ。
CANYONとCHAPTER2に試乗した
次は試乗の話ー!
試乗の際にはヘルメットを着用しないといけないので、自分のヘルメットを持っていくのが良さそうです。
一応、誰でも使える貸出ヘルメットがあるのですが、誰が被ったかわからないヘルメットってあまり進んで被りたいものじゃないよね……。自分のヘルメットを持っていない人は、サイクルキャップだけでも持っていくといいんじゃないかなと思いますよ!
CANYON
CANYONでは地味に20分ぐらい並び、グレイルに試乗。正確なモデル名は「GRAIL CF SL 8.0 SL」。
ハンドルが2階建てになってるあのグラベルロードです。
試乗車はXSとSサイズが用意してあり、僕は身長165cmなのでXSに試乗しましたが、ジオメトリー表によると最も小さい2XSが適正モデルっぽいですね。(サイズラインナップは2XS・XS・S・M・L・XL・2XL)
そしてフレームサイズが小さい2XSとXSはタイヤが650Bx40C。それより大きなサイズでは700×40Cになるみたいです。僕はどう頑張っても低身長なので650Bしか選べないけどね!
40Cのタイヤでも舗装路でかなりスピードが出るのは驚きでした。舗装路でも普通に走れそう。しかも持ち上げてみると思ったより軽い。平均重量は8.4kgみたいです。
コンポは機械式アルテグラ。
2階建てハンドルに関しては、いろんなところを握ってみましたが舗装路の試乗コースでは恩恵を感じられずw 本来はグラベル道で路面からの衝撃を緩和するための2階建てハンドルですからね。
あとディスクブレーキ初体験でした。めちゃくちゃ止まるw
CHAPTER2
何なのこの所有欲を満たされるデザイン……!
CHAPTER2(チャプター2)は、ニュージーランドのブランド「ニールプライド」の創業者が2017年に立ち上げたブランドとのこと。
せっかくなので「TERE(テレ)」というモデルに試乗。テレはマオリ語で”すばやい、迅速”という意味だそう。もちろんカーボン製でフレームの重さは950gらしい。
そりゃあ見た目もいいし、よく進むし。
あとねすごく個人的な話ですけどね……、カンパのコンポ搭載車に乗ったの初めてでした! スーパーレコードだ! シフトレバーかっこいい〜〜
まぁこれはよく言われることだと思いますが、変速性能についてはシマノ(デュラエース)のほうが明らかに精密ですね。乗って実感しましたw
それでもこのエルゴパワーとかクランクとか……変速性能を差し置いても手に入れたい何かがある。あぁこれがカンパニョーロなのか! あぁここがカンパ沼の入り口なのか! ”自転車の見た目”を重視する自転車乗りには危険なコンポだ。
シクロクロス「スターライトクロス」
最後にシクロクロス「スターライトクロス」をちらっと見たので。
会場が海浜幕張公園だったので、幕張メッセから微妙に歩きます。
選手が走っているところ全然うまく撮れてませんでしたわ……。というか会場に到着したらたまたまレース終了間際でほとんど誰も走っていなかった……。雰囲気だけどうぞ。
出店があって、ちょっとしたお祭りのような雰囲気ですね。ビール飲んで肉食って観戦、みたいなこと感じの野外イベント。
というわけで
ほかにもブースはたくさんあったのですが、この記事には本当にごく一部しか載せていません。というか多すぎて載せられない。
例えばこの記事では触れませんでしたが、e-バイク(要するに電動アシストのあるスポーツバイク)の展示がすごく多かったですよ。
e-バイク + バイクパッキングみたいな、ある意味ずるい組み合わせもあったり。重いはずのテントもこれならラクラク運搬できる。
そんなわけでサイクルモード2018でした。