マンフロットのカメラバッグ「Street」をレビュー! 機能性・収納性はもちろん、デザインも良いバックパック
これは良いカメラバッグだ……!「Manfrottoのバックパック」をレビューします。
どうしてもカメラバッグって言うと黒くてゴツゴツしているイメージがあったのですが、これは全然カメラバッグっぽくない!そんな見た目に惹かれました。もちろんポケットなどの機能性、カメラ収納部の容量・仕切りの使いやすさ、などなど申し分なし。
PCなどカメラ以外の容量・スペースもしっかり取ってあり、普段使いしやすいバッグです!
カメラも小物もしっかり収納。機能性良しな「Street」
公式サイトによると商品名は「Street バックパック 」。色はカーキをメインに、グレーの切り返しがあるような感じ。どうやら色のラインナップはこれだけのようです。
それでは機能面について順番にご説明しますね。
最大の特徴は、上下に分かれた収納スタイル。
パッと見ではわかりませんが、実は中で上下に仕切られています。上半分には小物などのアイテムを、下半分にはカメラを収納可能。そして鞄の裏側はカモ柄。
上半分の小物収納部には、全部で6つのポケットが付いており、使い勝手◎。
モバイルバッテリーやポケットWi-Fi、ペンなどが収納しやすい!
そして上下で仕切られているうちの下半分!
ここはカメラ専用の収納スペース。このようにカメラ本体、レンズ、小物などを収納できます。上下で用途が明確に分かれているバッグなのです。
仕切りはマジックテープ式なので、自分の好きなよう位置で仕切ることができます。
マジックテープのフック状の部分が細かく、粘着力は弱めですが、正直これはメリット!非常に着脱しやすく、レンズのサイズなどに合わせて微調整しやすいのです。
仕切りは2種類付属しています。
L字型に曲がる赤い仕切りと、I字型のカモ柄仕切り。かなり自由なレイアウトができそうですよ。
実際にカメラとレンズを入れてみました。
- 左…EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
- 中央…SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM & CANON 70D
- 右…EF50mm F1.8 STM
周囲は全方位が柔らかめのクッション素材で覆われているので、大事な機材をしっかりと保護してくれそうですよ。
マンフロット「Street」の収納スペース(小ポケット)
上記がメインの収納スペースですが、そのほかにも小物やPCを入れるスペースが用意されています。
まずPCスペースは定番の背面に。
加えてジップ付きのポケットが4箇所あります。1つ目は上部のここ。
2つ目は下部のここ。
そして3,4つ目は両サイド。左右均等に取り付けられています。
右サイド側のポケットにだけストラップが付いており、三脚を固定することが可能。
ただしカバンのサイズ上、あまり大きな三脚は固定できないですね…。例えば、折りたたみ時の高さが39cmの小型三脚ならちょうどいい具合に固定できます。
この三脚のレビュー記事はこちら。
試しに大きめの三脚「Velbon EX-640」を固定してみました。これで一応は持ち運べるんですけど、でっかいなぁ…w
収納スペースがどれだけあるかまとめると、上下に分かれたメインスペースのほか、
ジップポケットが4箇所、そのうち右サイドのポケットには三脚が固定できる
ということになります。カバン自体はそれほど大きくないのですが、収納力はなかなかなものかと。
ストリートを意識したというデザイン性
冒頭でも触れましたが、購入理由としてはカメラバッグっぽくないデザインが大きなウェイトを占めました。
それもそのはず。公式サイトを見ると、商品コンセプトは「ストリートから始めるアーバンスタイル」
嫌いじゃないです。スタイリッシュにカメラを取り出して町並みとか撮っちゃうようなイメージ画像、嫌いじゃないです。イメージ動画もこんな感じでおしゃれ。
マンフロットのカメラバッグ「Street」まとめ
基本的にすごく満足してます。バッグ自体も大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズ。小物やパソコンもしっかり入るの使いやすい。
ただし1つ欠点をあげるなら…、胸の前で留めるバックルですかね。
バックパックにはよく装備されていますよね。 一般的には「カチッ」って留めるバックルタイプが多いじゃないですか。でもこの製品は、このように「ヒモ状」になっているんです。わかりますかね…。
しかも留め方がちょっと難しい。輪っかに通してグッと締めるという感じです。伝わるでしょうかw
公式プロモーション動画内の一部をGIFにしてみました。
カメラ機材を入れると当然重くなりますよね。肩にかかる重さを少しでも減らすために、胸の前でバックルを留めたい人は多いんじゃないかなと思います。このバックルが留めづらいのが唯一の欠点…。どうして普通のバックルにしなかったんだ!
ガッチガチのカメラバッグではないので、そこまで機材を詰め込む使い方はしないと想定されているのか、あるいはファッション性を重視してこのタイプにしたのか。
個人的には、以下の荷物を入れることが多く、
- CANON EOS 70D
- シグマ「18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」
- MacBook Pro 13インチ
- そのほかモバイルバッテリーや手帳などの小物
これだけ入れると、そこそこの重さです。
とりあえず胸の前のバックルだけどうにかして欲しかったですね……。それ以外はホント文句ありません。カメラ機材の収納スペースの多さ、仕切りの使いやすさ、パソコンの収納スペースがあること、小物を入れるポケットの多さ、バッグ自体の大きすぎず小さすぎない使いやすいサイズ感などなど、申し分ない。
またカメラバッグっぽくない見た目なので、カメラを入れなかったら普通のバッグとして使えますし。良いカメラバッグでしたよ!
▶公式サイトManfrotto