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「笑’s B-6君」レビュー。キャンプで肉を焼く、最高の相棒
1人で肉を焼くなら最高の相棒。コンパクト焚き火グリル「笑’s B-6君」が素晴らしいです…!
折りたためば「B6」サイズ、薄さ約18mmというコンパクトさ。重量も500gと軽く、自転車・バイク・ソロキャンプで使える焚き火グリルでした。一方、コンパクトゆえの使いづらさもあるにはあるので、その辺りにも触れつつ書いてみます。
コンパクトでソロキャンプの定番「笑’s B-6君」
こちらがコンパクト焚き火グリル「笑’s B-6君」。
某アニメ視聴者には「買っちった」や「メタル賽銭箱」という呼び名でも伝わるかもしれませんw ”アレ”のモデルが「笑’s B-6君」です。
このように食べ物を焼く「グリル」としても使えますし、
グリルプレートを外せば、「焚き火台」としても使えます。
ただし、詳しくは後述しますが、焚き火台として使うにはやや火力不足を感じますね…。
商品名がユニークな「笑’s B-6君」。メーカーは「笑’s(sho’s)」。埼玉県にある日本メーカーです。
そして商品名の「B-6君」は、折りたたむとB6サイズになるコンパクト性能が由来。B5より一回り小さいのが「B6」です。コピー用紙やクリアファイルとかでよく見るB5よりもまだ小さいのですよ!
サイズは「約128 × 182mm」。上にiPhone XSを置いたのですが小ささが伝わるでしょうか…!
厚さ約18mm。
ザックや自転車のサドルバッグにも入ります。
重要は約500g。
500mlペットボトル1本分。じゅうぶん軽い部類です。
サイズ | |
---|---|
縦×横 | 約128 × 182mm |
厚さ | 約18mm |
重さ | 約500g |
まさに自転車・バイク・ソロキャンプのための製品って感じ。1人で肉を焼いてビールを飲む、最高の時間じゃないですか…!
1人用の焚き火・グリルとしては超定番ですし、耐久性も高そうなので、検討する価値は大いにあると思います。
「笑’s B-6君」の組み立て方
組み立て方もめちゃくちゃ簡単。シンプルな構造で、誰でもすぐ組み立てることができます。
メーカーの笑’sさんが直々に「組み立て・収納方法」の動画を公開しているので、これを見てもらうのが早いと思います。
一応、画像でも簡単に解説していきます!
購入すると、このようなケースに入っていました。
中身を取り出します。
本当は「五徳」が入っているのですが(のちほど写真あり)、僕はほとんど使わないので別で保管中。
あと底に敷く「ロストル」と呼ばれる部分は消耗品なので、より強靭な「ハードロストル」を使用しています。
ではまず、本体をこのように展開します。
こちらの前後カバーを用意して…、
本体のスリットに入れます。
前後カバーを入れると、こうなりました。
次に、本体の底に敷く「ロストル」と呼ばれるものを準備します。
僕はAmazonで「笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君 4点セット」を購入したので、より強靭なハードロストルが付いてきました。
これを両方とも底に敷きます。
- 前後カバーを付ける
- ロストルを底に敷く
逆の順番(ロストルを先に敷いて、前後カバーを取り付ける)で組み立ててしまうと、「火が燃える際に効率的な空気の流れができない、B6君の底にダメージを与えてしまう」といった悪影響があるそうです。
あとは網を乗せれば完成!
付属の網をよく使っています。軽くて持ち運びやすい網なのですが、熱で簡単に変形してしまいますね。まぁこればっかりは仕方ないですが…。ウインナーが転がり落ちてしまったので注意してくださいw
僕はあまり使わないのですが、「五徳」が2本付属しています。
クッカーやマグカップを置くときに使うみたいですね。
ガッツリ肉を焼きたいとき用の「黒皮鉄板プレート」もあります。
2.3mm厚で、ステーキとか焼きたいときにはすごく良さそう。ただし重量が約470gと重いので、僕はあまり使っていません。自転車キャンプ等で持っていくのは厳しいかな…。
どうでもいいのですが、「黒皮鉄板プレート」を乗せるとメタル賽銭箱っぽさが増します…w
「笑’s B-6君」で肉、焼いてみました
人の金で食う肉とアウトドアで食う肉は最高です。今日はこれだけでも覚えて帰ってください。
ふもとっぱらキャンプ場で肉を焼いてビールを飲む。最高…!
僕は最初からソロキャンプがしたくて、「ソロキャンプ用の道具」を買い集めていきました。その中の1つが「笑’s B-6君」。
当時はアウトドア飯に慣れていなかったので、実際に外で使う前に、家のベランダで試しに使ってみました。今思えば、この試用が大正解。
油の飛び散り具合、着火剤の燃焼時間などを把握でき、本番で使う前の良い練習になりました。
- 着火に必要なものがわかる
- 油の飛び散り具合がわかる
- 焼きやすく食べやすいランタンの位置がわかる
- 炭の燃焼時間と最適な肉の量がわかる
- トングの使い分け(肉用と炭用など)
試しに一度使っておけば、このように様々な知見が得られるはず。
本番で火が起こせなかったり、思った以上に油が飛び散って服が汚れたり、予想以上に火が弱かったり、なんて失敗がなくなると思います。実際にキャンプで使う前に、できれば試用しておきましょう。
…というか、「笑’s B-6君」はベランダや庭で1人焼き肉するにも丁度いいですw
簡単に一人焼肉できる「笑’s B-6君」が家にあると、ちょっと嫌なことがあっても「まぁ家に帰れば笑’s B-6君があるし一人焼肉できるしな」ってなるし仕事でムカつく人に会っても「そんな口きいていいのか?僕は自宅で笑’s B-6君と一人焼肉やってる身だぞ」ってなれる。戦闘力を求められる現代社会において笑’s B-6君と同棲することは有効。
(※元ネタ)
ロゴスの固形燃料が使いやすいかも
B6君で肉を焼くときに使っているのが、ロゴスの固形燃料「ミニラウンドストーブ」。
B6君にちょうど2個入るサイズ。
1個につき1時間ぐらいは燃えているので、ソロキャンプで肉を焼くならちょうどいいくらいと思います。
着火はバーナーがあると便利。お湯を沸かすために持っているプリムスのバーナーに乗せると、一気に火がつきます。…あまり良いやり方ではないかもしれないので、自己責任でお願いします…。
「笑’s B-6君」のちょっと気になるところ
使ってみて、ほんのちょっと気になったこと。
焚き火台としては小さいので、あまり暖かくならない
コンパクトさが売りの「笑’s B-6君」。しかし、その小ささゆえに焚き火台としては少し火力不足を感じました。
4月のふもとっぱらキャンプ場、10月の浩庵キャンプ場でソロキャンプときは、正直ちょっと寒かったですね…。我慢できないほどじゃないけど、もうちょっと焚き火で暖まれたらなぁ…と思いながら火に手をかざしていました。
本体が小さいので、薪がはみ出します。1本ぐらいなら無理やり乗せられますが…、まぁ1本が限界かなぁ。
火力的にも薪1束を使い切るのは難しいと思います。せっかく買った薪が余ってしまうのも、なんだか忍びない気持ち。
春秋冬にキャンプするなら、もう少し大きな焚き火台を用意しておいたほうが良さそうです。
僕は別途、軽くてコンパクトに収納できる焚き火台を購入予定。肉は「笑’s B-6君」で焼くので、今度は薪だけ乗せられる焚き火台でガンガン焚き火したいですね!
道具を使い込む楽しさ。
使い込むほど色味が変化していく楽しみもあります。
こういう道具の変化っていいですよね…愛着が湧くというか。どんどん使っていきたい気になります。
ソロ、少人数キャンプでおすすめの焚き火グリル「笑’s B-6君」
1〜2人ぐらいで肉を焼くなら最高。コンパクトで軽く、組み立てやすくて収納力も高い「グリル 兼 焚き火台」です。
焚き火がやや小さいなど気になるところもありますが、総合的に見れば大満足。ソロキャンプでどんどん使っていきたいですね。