暑すぎる。
自転車で通勤すると汗だくになる季節ですね。会社に着いたときには汗だらけで不快! なんとか汗を拭いて、クーラーが直接当たるところで体を冷やしてから仕事してます。
今回は2年ほど自転車通勤し続けた僕が思った「自転車通勤を快適にする方法、夏バージョン」を記事にしたいと思います。みなさんの自転車通勤が少しでも快適になれば。
どんな自転車で通勤するのが良いか
できれば、クロスバイク・ロードバイク・電動自転車をおすすめします。理由は、ママチャリ・シティサイクルよりも少ない力でラクに早く進めるから。
クロスバイク・ロードバイクはタイヤの空気圧が非常に高いため、加速しやすくスピードも早いです。ある程度のスピードを一度出せば、あとは漕がなくても惰性でよく進むのもいいところ。
無駄な力を極力抑えることで、発汗量を減らすことができるハズです。
ママチャリ・シティサイクルに比べると少し値段が張りますけど、長く自転車通勤するならおすすめ。
クロスバイクだと、定番であるジャイアントの「escape」などは6~7万円ほどかと思います(それでも高いですけど…通勤はラクになるかと!)
できれば着替えを持って行き、シャワーを浴びる(理想)
理想的です。会社内にシャワーや更衣室がある、もしくは会社近くのジムに入って出社前にシャワーを浴びることが可能なら、それに越したことはありません。
しかし、そうはいかないのが現実。会社にシャワーなんかねぇよ!近くにジムもないし、入会するのも無駄な出費だよ!という方は次へ⇓
自転車通勤時の体感温度を下げるアイテム2選
個人的には非常に推したいアイテムです。どちらもAmazonやドラッグストア、ドン・キホーテなどで手に入ります。
ギャッツビー「クレイジークール」ボディウォーター
スプレー式のボディローションですね。こいつはなかなかクレイジーな効き目。
肌に直接スプレーするだけで、スーーーーーーー!!!っとする清涼感。ちょっと冷たく感じるほどの効き目。腕や首、上半身はもちろん、太ももや足首にもスプレーしています。
自転車に乗っているときの風が冷たく感じられるようになりました。個人的には非常におすすめ。もうこれがないと、夏の自転車通勤はできません。
しかし効き目が強いので、肌が弱い人は要注意かも。あと通勤距離が3kmぐらいの人が使うと、会社に着いてからのクーラーがめっちゃ涼しく感じて寒いぐらいなので要注意です(笑)
衣類に吹きかける「シャツクール」系スプレー
こちらは、衣類にスプレーすることで清涼感が得られる商品。肌ではなく衣類に吹きかけます。
上記と同じく、スーーーーーーー!!!っとするタイプですね。メントール感が強力なので肌に直接使うのはNG。ほんと、スプレーから出て霧状になった成分を鼻から吸い込んだだけでもむせるレベルで強烈(笑)
ただし効果はバツグン。自転車に乗っているときに当たる風が冷たく感じるようになります。
というわけで、肌に直接スプレーする「クレイジークール」と、衣類にスプレーする「シャツクール」をダブルで使って夏の自転車通勤をしのいでいます……!
会社についたら汗とニオイを抑えよう
会社に着いたら、ボディペーパーや制汗スプレーを使い、汗とニオイを抑えてクールダウンしましょう。冷たさを感じるクールタイプだとひんやりして気持ちが良いです。
定番だと思いますが、やはりGATSBYのアイスデオドラントボディペーパーはおすすめ。汗とニオイを一気に拭き取ることができます。
シーブリーズの「デオ&ウォーター アイスタイプ」も良い感じでした。こちらは液状の制汗剤を手に取り、首や体に塗って使います。
ひんやりとした爽快感と、サラサラになるパウダーが気持ちいいので一度お試しあれ。
このほか、洗面所やトイレで首元を水で濡らしたり、手首に水道水を流し続けるだけでも体温を下げる効果がありますよ。
冷やすべき場所は、
首・手首・足首・ヒザの裏・ヒジの内側・太ももの付け根
などなど。一度お試しあれ。
自転車通勤でも汗をかかない、賢くて省エネな乗り方をマスターしよう
余分なエネルギーを使ってガムシャラに漕ぐと、発汗量が増えます。通勤はレースではないので、ここは効率的に賢く漕ぐ方法をマスターしましょう。
1. 極力ペダルを回さない
例えば前方が赤信号なのにも関わらず一生懸命に漕いで、停止線でしっかりブレーキをかけて止まる人。結構いると思います。
でも前方が赤信号なのであればペダルは回さず、余力で進めばいいですよね。
- 余力で進めるところは余力で進む
- 最低限のペダリングだけを動力とする
「余力をうまく使って進む」。僕が言いたい省エネな乗り方とはそういうことです。特にクロス・ロードバイクだと前述したようにタイヤの空気圧が高いため、余力だけでも驚くほど進みます。
車を運転中、前方に赤信号を見つけたらアクセルを離して余力で進みません?自転車でもそういうイメージです。
この乗り方を意識するだけで、発汗量がかなり変わると思います。もちろん周囲をよく見て、車や歩行者など他の通行の妨げにならないことが大前提ですが!
2. 通勤ルートを疑ってみる
今の通勤ルート、本当に最適ですか?
もしかしたら距離は短いけどアップダウンが激しいコースを選んでいるかも。それよりも、距離は伸びるけどアップダウンの少ないルートのほうがラクな可能性があります。
通勤ルートは非常に大事。少し回り道でもラクなルートがあるかもしれません。まあラクか否かについては感覚的なところがあるので、地図とにらめっこして良さそうなルートをいくつかピックアップし、試走してみるのが1番ですね!
影が多くて涼しいルートを発見することだってあるかも。
自転車通勤は、服装に少し工夫を
自転車通勤のとき、どんな服装ですか?
自転車で通勤中はジャージを着たい
できれば汗をかいても気にならない、速乾性の高いジャージがいいですね。可能であれば、ズボンは短パンがおすすめ。スネに風が当たるだけで、かなり涼しく感じます。
ジャージのまま仕事できる職業ならラクで良いのですが、そうはいかない方も多いでしょう。会社に着いてからトイレの個室などで、シャツ等に着替えることができれば理想的です。
もしくはインナーだけ着替えるのもアリかも。汗を吸ったインナーを着替えれば、それだけでかなり快適になると思います。
アウトドア用インナーがおすすめ
インナーは、アウトドア用で速乾性の高いものがおすすめ。
僕が使っているのはモンベルの「ジオライン」という製品。アウトドア用インナーは値段がややお高いのですが、ジオラインは約3,000円と、比較的手を出しやすい価格です。
驚く速さで汗が乾き、肌もベタつかず、匂いもほとんど残りません。アウトドア用インナーは伊達じゃない。UNIQLOのエアリズム等とはまったく違います。
着替えられないなら、シャツのボタンを開けよう
例えば、「シャツの第一〜第二ボタンを開けて自転車に乗る」だけでもちょっと涼しくなります。胸元から風を取り込んで体をクールダウンさせましょう。
いやこれ真面目に言ってますよ!自転車に乗ってるときまでシャツをビシっと着る必要ないんですから。ただし、会社に着いたらボタンを閉めるのをお忘れなく。
まとめ:工夫次第で夏の自転車通勤も快適になる
今回は少しの工夫でできる「夏の自転車通勤対策」をまとめてみました。そもそもどうしたって夏は暑いものです。自転車通勤するなら汗をかくのは避けられません。
しかし、簡単な工夫の積み重ね次第で、大きな効果を発揮できると思います。ダイエットのため、満員電車がイヤ、交通費を浮かせたい、などなど自転車通勤する理由は様々かと思いますが、夏でもめげずに自転車乗りましょう!
アッツイ夏に自転車通勤している人の参考になれば!