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雲海に浮かぶ天空の城「竹田城」を立雲峡から見てきた! 撮影スポットやアクセス、注意点などのまとめ
雲の上に浮かぶような幻想的な佇まいは、まさに天空の城――。
というわけで行ってきました、竹田城に!時期はベストシーズンかと思われる11月中旬。いや〜前から一度行ってみたかったんですよね。ちょうど写真撮りたい欲が溜まってきたところでしたしw
まぁ最初に結果を言ってしまうとビミョーなチョロチョロ雲海しか出なかったのですが、車での行き方や駐車場、撮影スポットの様子などをまとめたので、もしよれけば竹田城に行きたい方はご覧ください!
竹田城の場所や、雲海の発生条件をカンタンにおさらい!
日本のマチュピチュなんて言われてかなり有名になった竹田城ですが、どこにあるのか知らない方もいそうなので簡単に説明します。
住所的には兵庫県朝来市(あさごし)。このへんです!
しかし!今回は竹田城には行きません。ここポイント。竹田城に行っちゃったら、雲海に浮かぶ竹田城は見えませんから!www
なので、竹田城の近くにある「立雲峡(りつうんきょう)」というところに向かいます。よくある、あの雲海に浮かぶ竹田城の撮影スポットはここなんです。
立雲峡の場所もGoogleマップで置いておきますね。竹田城からほど近いところにある位置関係もすぐにわかると思います。
早朝の立雲峡へのアクセスは車、もしくは近くのホテルで宿泊の2択になりそうです。数は多くないですが、周辺にはホテルや旅館がいくつかありました。
今回は車でのアクセスを簡単にご説明。立雲峡には24時間開放され、50台ほど停まれる駐車場があります。
この駐車場から徒歩で、以下の展望台に向かうことになります。
- 第三展望台(徒歩5分)
- 第二展望台(徒歩20分)
- 第一展望台(徒歩50分)
おすすめは第一展望台!もっとも高い場所にあり、雲海に包まれた竹田城が見やすい場所です。山道を結構歩きますけど!
ここが竹田城を見るスポットです。
あと【雲海の発生条件】について。竹田城跡公式サイトによると以下!
- 湿度が高く十分な放射冷却があること
- よく晴れていること
- 前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと
- 風が弱いこと
湿度とか放射冷却とかは天気予報から知るのはやや難しいので、少なくとも
- 前日の日中と当日の早朝の気温差
- 晴れるかどうか
ぐらいはチェックしておきましょう。
これでいつ、どこに行けば雲海に浮かぶ竹田城を見ることができるのか、が何となく分かったかと思います。
ここからは実際に行った際の写真を中心に、早朝の竹田城の様子をお届けします!
で、実際の竹田城はこんな感じです。
日付は、2016年11月13日(日)。
立雲峡に午前3時半〜4時頃に着くよう車で出発。実際の到着時間は午前3時半ごろでした。立雲峡の看板がありました。
めちゃくちゃ真っ暗ですが、休日ともなると竹田城を見るために大勢の人が来ているので、人間はたくさんいますw
そう、人がたくさん来ているのです!ここでいきなりトラブル発生。さすがに午前3時半に立雲峡に着けば、とりあえず車は停められるっしょ!とか思っていましたが、この時点ですでに50台停められる駐車場は満車でした!甘かった。マジかよー……。みんな早いよ。
というわけで立雲峡の最寄り駐車場は断念し、少し離れた駐車場(無料の駐車場が用意されていました!)に駐車。
立雲峡から離れてしまったので、第一展望台まで歩く距離がぐーーーんと伸びてしまいました。具体的には、
⇓徒歩30分
立雲峡の看板があったところ
⇓徒歩20分
立雲峡の最寄り駐車場(ホントはここに停めたかった)
⇓徒歩50分
第一展望台
みたいな。いきなり約1時間40分も歩くことにwww
無駄に歩きながらも、朝露に濡れるガードレールを見て湿度高そうな雰囲気を感じ、テンションが上がります。今日、雲海出そうじゃない……!?
とりあえず立雲峡の最寄り駐車場まで何だかんだ喋りながら歩きます(3人で行った)。真っ暗なので懐中電灯をお忘れなく。
しばらく歩き、当初停める予定だった立雲峡の最寄り駐車場に到着。確かに満車だわー!
ここから第一展望台までは徒歩50分。当然真っ暗なので、懐中電灯で足元をしっかり照らしながら。
普通に山の坂道を歩くので、慣れていない方にはしんどいかも……。それに11月早朝はめちゃくちゃ寒いのですが、登っていると汗をかきます。体温調整しやすい服装が必須。
というわけで着きました、第一展望台。たしか時刻は午前5時頃。まだまだ真っ暗だけど、竹田城がライトアップされているので楽しめるかも!
展望台にはすで陣取っている人がそこそこいました。カメラ三脚をセットし終えて、あとは日の出を待つだけの人も。
あとは日の出を待つだけ。なのですが……めちゃくちゃ寒い!登っているときは汗をかくほど暑いのですが、展望台で日の出を待っている間はとんでもなく冷え込みます。
ダウンジャケットとか防寒性の高いズボンとか、ネックウォーマー、ニット帽、手袋などの極寒対策グッズをぜひ持っていってください……!カバンに入れておいて展望台に着いたら着る、みたいな感じでいいかなと思います。ほんと寒い。
日の出待ちの間は星空でも。都会では見れないですよコレ……!
この間も展望台には続々と人が登ってきます。最終的には、もう人が立つところ無いんじゃない?ってぐらいに展望台は超満員。竹田城人気ほんとすごいです。
そして……夜が明ける……!!
竹田城が見えてきました。
う、雲海は……?
全然出てない……。
と思ったら竹田城とはまったく違う方角になんか白いのいるー!
それ、竹田城の前に来い!
竹田城が朝日に照らされ始めると、シャッター音がなりまくりです。一眼レフもスマホも。
極寒の中、丸裸の竹田城をしばらく写真を撮り続けていると……、おやおやこれは……!
少しずつ雲海が出始め、みんなが騒ぎ始めますw
確かに雲海が増えて、こっちに流されてきてるぞ!
もう少し、もう少し竹田城のまわりに集まれッ……!
け、結論から言うとこれが本日のMAX雲海でした……。
まぁ大自然のなせるわざですから、なかなか思い通りにはいかないですね。こんなものです。
それでも快晴の中、朝日に照らされる竹田城だけでも見に来ただけの価値は十分ありました。この美しさですよ。
それに竹田城とは別の方角を見れば、雲海に浮かぶ山々が見えたり。これはこれで良いものです。
日が高くなると、雲海も徐々に消滅。儚い。
というわけで撤収ーー!もと来た道を戻ります!
行きは真っ暗で撮らなかったけど、道中はこんな感じです。
これも行きは暗くて撮りませんでしたが、立雲峡の最寄り駐車場の前にはこんな看板も。
あー天気がいい!あったかい!さっきまで寒かったぶん、朝日がしみるー!
早朝の立雲峡への行き方・注意点などまとめ
繰り返しになる部分もありますが、実際に竹田城に行ってみて思った注意点などを箇条書きでザックリまとめます。
- 雲海に包まれる竹田城を見るなら「立雲峡」に行く
- 早朝の立雲峡へのアクセスは車 or 付近のホテルから
- 立雲峡の最寄り駐車場は50台ほど駐車可能(しかし相当早くいかないと満車になるかも。もしくは前日夜に行って車内泊か?)
- 展望台への上り道は汗をかくので体温調節できるように
- 展望台には歩きやすい靴と服装で行きましょう
- 展望台での待機中は寒いので防寒対策はしっかり
- 懐中電灯は必須
こんなところでしょうか。
竹田城周辺の天気については「朝来市」の天気予報を見ましょう。こちら!
あとちなみに僕の持ち物は以下のような感じでした。何か参考になれば。
- カメラ・三脚
- 懐中電灯・ヘッドランプ
- レインウェア
- ニット帽・手袋・ネックウォーマーなどの小物しっかり
- UNIQLOのウルトラライトダウンを小袋に収納して持参
- モンベルのインナー「ジオライン」上下着用
もし竹田城跡に行きたい場合
立雲峡じゃなくて竹田城跡のほうに行きたいんだよー!という方もいるかもしれません。いろいろ調べていると竹田城跡へのアクセスなども一緒に知ることができたので、わかる範囲で書いておきます。
わかりやすいのが、竹田城跡公式サイトによるアクセスガイドと、
和田山町観光協会のサイト。この2つ。
駐車場の場所や駐車台数、JR竹田駅からの所要時間、観覧料金などがわかります。この2つのサイトを見れば、竹田城跡へのアクセス方法が把握できるかと。
個人的に注意しないとエライことになりそうな気がしたのが、雲海シーズンである9月〜11月の土日祝の早朝は山城の郷駐車場には駐車できない、という点。混雑を避けるため、山城の郷駐車場には午前8時以降駐車可能とのことでした。詳細はコチラ⇓
山城の郷駐車場に駐車できない代わりと言ってはなんですが、この雲海シーズン中の早朝のみ「雲海バス」なるものが運行されるそうです。バスの出発場所はイオン和田山店というところで、この周辺にはホテルや旅館もまぁまぁありそうな感じ。前泊で竹田城跡に行く予定の方には、良さ気なアクセス方法かもしれません。
雲海が見れるかどうかは、運もありますね
というわけで、運が良ければ神秘的な景色が見れる竹田城跡と立雲峡。
今回はビミョーな雲海しか見れませんでしたが、この前日は!あのお手本のような美しい雲海が!発生したんですって!1日違いで!駐車場を管理しているおっちゃんが教えてくれました……。