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【金時山】富士山と芦ノ湖の展望が素晴らしかった! 初心者でも日帰りで登れる「金時山」に行ってきた
神奈川県は箱根山の方面に位置する標高1,212mの「金時山」に挑んできました。
いや挑むというほどでないですね。日帰りで初心者でもサクッと登りやすい山かと思います。それでいて頂上からの展望は見事。晴れていれば富士山と芦ノ湖が一望できる絶景が待っていますよ!
目次
写真が多くて長い記事なので目次を。
金時山の概要についてザックリと
まず金時山についてデータで簡単にチェックしてみますね。山の位置としては、神奈川県から静岡県あたりにまたがっています。標高は1,212m。
アクセス
行きは、小田急線「箱根湯本駅」から箱根登山バスに乗って約30〜40分後、「仙石バス停」で下車。ここから登山口までは徒歩10~15分といったところ。
登山口から頂上までは、今回僕が通ったルートで約2時間ほどでした。比較的登りやすいかと思いますよ!そしてとにかく展望がスバラシイ⇓
「金太郎伝説」発祥の地
そしてもう1つの特徴が、金時山は「金太郎伝説」発祥の地であること(異説はあり)。童謡「金太郎」のモデルでもあります。「まさかりかついで きんたろう〜」という童謡ですね。
というわけで登るぞー!
小田急線「箱根湯本駅」から、箱根登山バスに乗り込みます。約30〜40分ほどのちに「仙石バス停」で下車!この日は控えめに言って最高の天気。
バス停から登山口に向かうわけですが…、その前にローソンへ。山に入る前のコンビニはここが最後なので、必要ならご飯や水などを買っておきましょう。
ちなみにこのローソン、内装がエヴァwww
というのも実は箱根って、エヴァに出てくる第3新東京市のモデルになった場所なんだそうです。全然知らんかった。しかも店名が「第3新東京市北店」。凝ってる!
見づらくて申し訳ないですが、ドアにも「ローソン第3新東京市北店」とバッチリ印字。(ただし店舗Webページでは箱根金時山入口店になっていますけどね)
※追記…2018年10月31日を持って閉店したそうです!なんと…おもしろいローソンだったのに…。代わりと言っちゃ何ですが、今は「ローソン 箱根仙石高原店」が第3新東京市のデザインとなっているようです。
そんなローソンで補給を済ませたら、いよいよ登山口へ。ローソンのすぐ横にある案内図から先へと進みます!このルートは矢沢倉峠経由。
突然のヘビ(※苦手な方、閲覧注意)
案内図からちょっと入ったところにいました。全然アスファルトの地面なのに。しかもデカイ。
まあとりあえず下手に近づかず、先へ進みます…。そのまま道なりに進んでいくと…、ここが登山道の入り口!
ここからはガツガツ登っていくだけ。けっこう薄暗い道が続きます。天気は良いけど地面は濡れていました。前日の天気などをチェックしつつ、滑りづらい靴を履いて行きましょう。
道なりにしばらく進むと、ちょっとひらけた場所にでます。茶屋があるので食べたり飲んだりする場合はどうぞ。
そしてこの茶屋から先の道、眺めが良いんですよ…!
背丈が低めの木々の間をぬう道。田舎感も相まってすごくいい。
そんでもってここから少し登って振り返ると、この見晴らし!
ここからは登れば登るほど景色がよくなっていきます。奥のほうに見えるのは芦ノ湖ですね。
頂上の少し手前になると岩が多なって勾配がやや急になってきますが、もう一息です。
トンネルのような道を抜けるとそこは…、
頂上!!!
頂上の展望は最高
金時山の頂上、晴れた日の展望は最高です。思ったより軽めに登れてこの眺めが見れるなんて本当におすすめ。
まず目に飛び込んでくるのは富士山。真夏だったので冠雪はなし。でもこれは時期を変えて秋から冬にかけて雪をかぶった富士山を見るためにもう一度来たくなる。
天下の秀峰「金時山」と富士山。標高1,212m。
ちなみにこの「天下の秀峰金時山」の標識近くには、斧というかアックス的なものがwww
金太郎伝説がある金時山ならではの撮影グッズですね。自由に持って記念撮影できます!
そして少し左を向けば芦ノ湖周辺の景色。一望できます。
山頂は基本的に岩場。
岩に腰掛けたり、ちょっと小高い岩の上に立ったりして景色を堪能している人が多い印象です。
岩場に立つ少年
雄大である。
飯にしよう
飯にしませう( ^ω^)
この日食べたのはマルタイの棒ラーメンと、
ソーセージを調理。調理というか焼いただけですけど。ソーセージめっちゃうめぇ。塩気が染みわたる…。
ちなみにクッカーはスノーピークの「トレック900」。バーナーはプリムスの「P-153」
僕は自分で食事を持ってきましたが、山頂には茶屋が2軒あるのでそちらで食べるのもアリ!「金時茶屋」と「金太郎茶屋」。
あとトイレもありますよ。利用料金100円。山頂のトイレはありがたい。
金時神社経由で下山する!
展望と飯を堪能したら下山ですね。何だかんだで1時間半ぐらい山頂にいたかな。帰りは「金時神社(公時神社)」経由で下山することに。
帰りの景色も侮れない。
しばらく道なりに進むと、金太郎伝説にいわれのある真っ二つに割れた「金時宿り石」と呼ばれる岩が。木の棒で支えられている風にして鎮座しています。
この岩は昭和6年にいきなり大きな音をたてて割れたのだとか。それを坂田公時の怒りだとして公時祭を復活させたとか何とか。
何にせよめちゃくちゃデカイ岩が真っ二つに割れているのは迫力がありますね…。支えのように置かれている木の棒はどれぐらい支えることに貢献しているのかw(たぶん大して支えてない)
そんな金時宿り石を過ぎると分岐点があり、「金時奥の院」と呼ばれる場所に寄れます。ここにも大きな岩が。
そこも過ぎれば、坂田金時(公時の表記も)を祀る金時(公時)神社に出ます。これでほぼ下山完了!
ここにもデカイまさかり(斧)が!山頂のものとは違い、こっちは石碑的な感じなので持ち上げて記念撮影はできませんw
これで下山完了ー!
素晴らしい展望が望める金時山はイイところ!
山頂では富士山と芦ノ湖の一望できる絶景ポイント。しかし登りはそれほどきつくなく、所要時間も2時間ほどと短めなので初心者でも登りやすい山かと思います。今回は真夏に訪れましたが、また季節を変えて行きたいと思えるほど良い場所!
小田急線「箱根湯本駅」から箱根登山バスで約30〜40分というアクセスも良い。新宿から箱根湯本駅は特急ロマンスカーで1時間15分ほどですし、横浜から箱根湯本駅に行くのも1時間20分ほどでしょうか。
今回とは別ルートになりますが、小田原駅から箱根登山バス”桃源台行き”にて仙石バス停までたどり着けるようです(参照:ヤマレコ)。もし横浜方面から行くならこのアクセスも良さそうですね。(というか僕横浜から行ったんですけど、このアクセス知らずにわざわざ箱根湯本駅まで行ってしまってたわ)
登りやすく展望も良し!天気の良い休日にでも日帰りで行ってみてはいかがでしょう。