神奈川の好アクセス日帰り登山「大山」に行ってきた! 天気が良ければ富士山も見える絶景…のはず…

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大山登山記事のアイキャッチ

登りやすいと評判の山、神奈川は「大山(おおやま)」に行ってきました。

途中の神社(阿夫利神社)とかすごく良い。晴れていれば富士山が見える展望の良さも素晴らしい。初心者でも登りやすく、関東のなかでも人気のある山です。

当日のルートや道中・山頂での景色などなどを写真多めでお届けしますよ!

目次

何と言っても行きやすい!初心者向きの山「大山」

大山は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252mの山。日本三百名山や関東百名山の1つ(Wikipediaより)。

電車とバスを乗り継ぐとすぐに登山口にたどり着けるアクセスの良さ、ルート序盤をケーブルカーでスキップできる利便性などで人気です。晴れていれば富士山が見える絶景スポットも人気の理由ですね。

神奈川県の大山山頂

古くから山岳信仰の対象にされたり、天狗の話が伝わっていたりと非常に奥が深く、由緒正しき山という感じ。

このあたりの情報は小田急電鉄による大山のWebサイトがなかなか凝っているので、興味のある人はどうぞ。
大山、ふたたび。|小田急電鉄

大山の雰囲気その1

というわけでまだ関東は梅雨が明けていなかったけれども…晴れ間が見えた瞬間を狙って、大山へ。

当日のルートなどをザックリご紹介します。これから行く人の参考にでもなれば!おそらく1番オーソドックスなルートです。写真多めでいきますよー!

「大山」の日帰り登山ルート!

最寄りの駅は、小田急電鉄「伊勢原駅」。

小田急電鉄の伊勢原駅の前

駅の改札を出たところから大山のポスターがずらりと貼ってありました。この駅に来る人はやはりほとんど大山目当てでしょうか。

伊勢原駅に大山のポスターがたくさん

北口4番のり場から「大山ケーブル」行きのバスに乗車。終点「大山ケーブル」下車すると、もう山は目の前です。

大きめのトイレがバス停付近にあるので、済ませておくと良さそう。

大山ケーブルバス停を下車

では登りはじめ。
川を見つつ、

大山入り口の川

登山口の入り口にある商店を抜けると…、

大山登山口にある商店

大山ケーブルカー駅に到着。ここまではホントすぐ。これに乗れば、一気に阿夫利神社下社(山の中盤ちょい手前くらい?)まで行けます。

ケーブルカーには乗らず、歩いて阿夫利神社下社に行くルートもあり。この場合は「男坂」「女坂」という2通りの道があります。

ザックリ言うと、「男坂」はちょっと勾配がキツイけど道は短く、「女坂」はややゆるやかだけど長いというルート。迷うことなくハードモードの「男坂」をチョイス。

男坂・女坂の分岐点

予 想 以 上 に 急

急な石段、岩だらけ。ひょっとしたらこの道が今回通ったルートの中で一番ハードだったかもしれないぐらいなので、余裕を持って行くなら素直にケーブルカーを使ったほうがいいかもしれません。

男坂の途中

うっそうと生い茂る緑。

男坂の途中その2

たしか約3,40分ほどで阿夫利神社下社に到着。ケーブルカーに乗っていれば、ここまでワープできます。

阿夫利神社下社に到着

阿夫利神社下社

ひろびろ。

阿夫利神社下社の境内

ここからの眺めもたぶん良いと思うんですけどね…晴れていれば!

阿夫利神社下社からの眺め

阿夫利神社下社〜頂上(阿夫利神社本社)まで

ここからはケーブルカーもないので、歩くしかありません。では頂上に向かいましょう。道はめっちゃ分かりやすいです。

ここからは1時間半〜2時間ぐらい歩きますかね。

阿夫利神社下社から頂上へ

阿夫利神社下社の何か

わりと歩きやすい道が続きます。雰囲気も良い。

このあたりはけっこう余裕で進んでいきます。バナー・クッカーも背負っていますが、重さ的にも問題なし。

頂上までの道のり

夫婦杉などを見ながら。

大山の夫婦杉

天狗の鼻突き岩」なんてのもあります。岩に直径15〜20cmぐらい(?)の穴が空いていて、天狗が鼻で突いて空けた穴だと言われているのだとか。

天狗の鼻突き岩の看板

天狗の鼻突き岩そのもの

歩きやすい道が多かった印象。このへんはテンポよく進む。

大山登場までの道その2

そうこうしているうちに、大山の頂上である阿夫利神社本社に到着!軽すぎずハードすぎずな道のりでした。

大山の頂上に到着

大山の頂上に到着!

標高は1,252m。ここが頂上です。茶屋が1件。イスやテーブルも若干あるので、座ってくつろぐことができますよ。

大山頂上

頂上に着くと目に入る看板「ふりむけば富士山」
わーい富士山だー^^

大山頂上にある看板

な に も み え な い

何があってん、と突っ込みたくなるほど何も見えません。まぁ写真からも道中のガス具合が伝わっていたかと思います。これ頂上はガスで何も見えないだろう…、と思いながらここまで読み進めた人、正解です

大山でガスが出た場合の頂上の景色

近場の民家がチラホラ見えるぐらいでしょうか。つまりほぼ何も見えない。

もうこればっかりは仕方ないので、とりあえず飯にしましょう飯に。

大山の頂上でカップラーメン

バーナーはプリムス「P-153」ウルトラバーナー、ガスカートリッジは「250T」です。クッカーは「スノーピーク トレック900 SCS-008」。

とりあえずカップヌードル”シーフード”を。山に来てシーフード…?まあいいや。美味しいです。

しかし天気だけはどうしようもないと言いながら、残念なものは残念…!1時間ぐらいは頂上にいましたが、晴れないな…。

晴れない大山頂上

仕方ない。下山します!!!

富士山が見える「見晴台」経由で下山

帰りは行きとは違うルートで。

富士山が見えるスポットがある「見晴台」経由で下山しました。

見晴台方面から下山

特に気をつけるところもなく、サクサク進みます。お腹もいっぱいになり、体力は十分!

大山の雰囲気の良い道

突然のシカ!

大山のシカ

最初、大きさ的に人が斜面を滑り降りてきたのかと思って焦りました。大山にシカが生息しているのは知っていたので、正体が判明したあとはとりあえず写真撮影。

シカ「ん??」

大山のシカが僕に気づく

シカ「なんだよ」

大山のシカと目が合う

シカ「帰ったと見せかけてひょこっと」

大山のシカがこっちを見続ける

シカと別れたあとは、見晴台のほうへ。

みなさんもお察しかと思いますが、この日はガスっているため富士山はまったく見えませんでした。もちろん見晴台に到着しても。分かっていながらも脱力してしまったのか、このへんの写真をまったく撮らず、朽ちた木に生えた苔などを撮っていたのでそんな写真をお楽しみください。

このときは何かもののけ姫的なものを見い出したのでしょう。

朽ちた木に生えた苔

侘び寂びがある(適当)

大山下山中の苔

阿夫利神社下社までおりてきた

そんなこんなで、行きにも通った「阿夫利神社下社」まで帰ってきました。

ここからはケーブルカーで一気に登山口まで下りることができます。ケーブルカーを使わない場合は、「男坂」もしくは「女坂」で歩いて下山することも可能。

ケーブルカー阿夫利神社駅

行きは「男坂」を登ってきたので、帰りは「女坂」を下ることにしました。

帰りは女坂を下ります

「女坂」の道中では、七不思議と言われる様々なスポットを見ることができます。

耳を澄ますと遠い潮騒が聞こえる祠とか、喋りながら渡ると良くないことが起きる橋とか、祈ると子どもがすくすく育つ子育て地蔵とか、そういったものが7つ。

女坂の七不思議

途中、「大山寺」にも寄れますよ。

大山寺

お寺の前の階段を下れば、もうほとんど下山完了です。おつかれさま!

大山寺の前の階段を下る

大山のまとめ

天気さえ良ければ…!!

というのはさておき、横浜や都心からもアクセスが良く、非常に登りやすい道が続いた山でした。本当は景色も良いハズなので、できれば天気予報をじっくり見て晴れた日に登りたいですね。秋に紅葉と富士山を両方見に行ってもいいかもしれません。何それめちゃくちゃ良さそうじゃないですか…!

これから登山を始める人や、運動不足を解消したい人にも良さそうです。装備さえしっかり持っていければ。神奈川県の大山、気になる人はぜひ一度!


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