夏の「白川郷」を散策してきた。日本の夏と雨上がりの合掌造りを見た1泊2日

8月上旬、真夏の白川郷に行ってきました。以前からずっと行きたいと思っていたのですが、やっとのことで訪問できた……! なんだかんだでトータル35時間(約2日間)ぐらい滞在して、白川郷の町並みを隅々まで堪能してしまうほど最高でした。振り返ってみれば約5万5,000歩も歩いてた。

天気もよく、夏らしい日本の風景を見ることができました。というわけで、バックパックを背負って電車とバスに乗り込み、白川郷を徒歩で散策してきた記録です。

真夏の白川郷
目次

夏の白川郷へ

名古屋駅近くの名鉄バスセンターから出発し、バスに揺られること約2時間40分。昼頃に「白川郷バスターミナル」に到着。

白川郷バスターミナル

バスを降りた瞬間から、この晴天。ついでに気温も天気予報どおりで、めちゃくちゃ暑い。皮膚がじりじりと焼けていくのがわかる。でもこの日に限っては、日本らしい夏の天気にありがたさを感じますね。こういう天気の白川郷に来たかったので!

初めて訪れた白川郷だけど、Googleマップを見なくても合掌造り集落の方向は一目瞭然。展望台からの写真でよく見る、あの1本道(大通り)のほうへ歩いて行きます。

白川郷の中心部
白川郷の1本道
白川郷の1本道
白川郷の飲み物売り場

1本道(大通り)沿いは、観光地らしく土産物屋や軽食屋が多い印象。合掌造りを利用したお店が多く、白川郷全体で雰囲気を壊さないようにきちんと統一している感があります。

1本道から少し道をそれると、合掌造りや田んぼが多くなり、いかにも日本の原風景といった景色が広がっていました。合掌造りの前には物干し竿が置かれ、それぞれの軽トラが停まっており、ここに住む人の生活が垣間見えるようです。

白川郷の合掌造り
白川郷の合掌造りと青空
なんかもう心象風景みたいな日本の田舎の夏が広がっている
白川郷の合掌造り

思ったよりも合掌造りの数が多くて驚きました。合掌造り”集落”というからには、なんとなく、こじんまりした集まりを想像していたのですが、意外とたくさんありますね。歩いて散策すると、白川郷はけっこう広い。

白川郷の合掌造り集落
合掌造りの屋根
白川郷の合掌造りと青空
天気が良すぎて暑い!
田んぼと合掌造り
太陽に照らされてむせ返るような田んぼ匂い
田んぼの中の合掌造り
白川郷の合掌造り

白川郷は、1本道からそれて脇道や路地に入るほど、何か面白い道や発見があるような気がします。地図を見ず、気になった方向にブラブラ歩いていく散策が楽しい。

「この道はここに出るのか」といった発見があり、RPGのマップを埋めるように、頭の中に白川郷の全体図ができてくる感覚が面白い。

白川郷の裏路地を探検
ここは特定の人に既視感がある風景すぎて思わず声でた
白川郷の裏路地
白川郷の路地

さらに特徴的なのが、白川郷のあちこちに通っている水路。農業用水などに使われるらしいのですが、それにしても水が綺麗すぎる。しかも冷たい。気温はこんなに高いのに水はすごく冷たくて、この炎天下で何度この水路に飛び込みたいと思ったことか……。

白川郷の水路「
白川郷の脇道
白川郷に流れるきれいな水
白川郷の放水栓

水が綺麗すぎて、水路でコイとニジマスが泳いでいます。まぁコイはまだわかる。ニジマス……?? 用水路みたいなところにいる魚だっけ?? もはや渓流です。

白川郷の水路
水が綺麗すぎる
白川郷の水路を泳ぐニジマス
水路でニジマスが泳いでいる衝撃
白川郷の合掌造りと水路

城山天守閣展望台に登る

あの白川郷らしい、おなじみの景色が見られる高台「城山天守閣展望台」に登りました。徒歩だと15分ほど。

写真で何度も見た景色だ……! この日は雲ひとつない快晴ではないところが、またいい。

白川郷の展望台からの景色

展望台は立ち入り禁止エリアが少しあったものの、手すりのすぐ近くまで行けました。平日だったので人も少なめ。とても見晴らしがよく、白川郷の全貌を把握できますね。今さっきまで歩いてきた道を上から確認できるし、まだ歩いていない道もよくわかる。

城山天守閣展望台からの景色

展望台はこんな感じ。しばらくここで景色を眺めていたいような気もしますが、ほとんど人が暑さにやられて日陰に避難していました笑
山間部らしく朝晩は涼しくて過ごしやすい気温になるようですが、夏の日中はなかなか過酷。

城山天守閣展望台の景色
城山天守閣展望台
城山天守閣展望台から景色

合掌造りの民宿「志みづ」に泊まる

合掌造りの民宿「志みづ」に宿泊しました。

合掌造りの民宿「志みず」
合掌造り民宿「志みず」の外観

白川郷を訪れるからには、せっかくなので合掌造りの民宿に宿泊したいところ。しかし基本的には、2人以上の宿泊を前提にしている民宿が多い印象です。そんななか1人でも宿泊できる「志みづ」は、1人旅にはありがたい宿。

白川郷の中心部から離れたところにあるため少し歩きますが、そのぶん周りは静か。志みづ公式サイトによると220年前に建てられた合掌造りだそうです。こちらが屋内。田舎のおばあちゃんの家感がすごい。

合掌造り民宿「志みづ」の屋内
志みづの客室
客室
合掌造り民宿「志みづ」の晩ごはん
晩ごはん

「志みず」に浴場はありません。あるのは普通のシャワーだけ。これは予約時点でわかっていたので、代わりに「白川郷の湯」という温泉施設に入るつもりだったのですが……、残念ながらこの日は休館日でした。というか基本的に平日は休館日みたいなので(こういうご時世の影響だと思う)、訪れる際は営業日カレンダーのチェックをおすすめします。

▶白川郷の湯|公式サイト

ちょっと残念だけどシャワーを浴びて、縁側に座って夕涼みしているうちに白川郷の1日目が終わりました。

合掌造りの縁側
白川郷の夕方
日が暮れてきた

白川郷、2日目

早朝こそ至高。観光客どころか白川郷の住民すらまだ起きていないような早朝の観光地こそ非日常感が楽しめておもしろい……と思っていたけれど、前日も白川郷に行くために朝早くに起きたし、結局この日も起きたのは6時頃という微妙な時間。

とりあえず朝食まで1時間ほど、朝の散歩へ。今日も晴天です。

白川郷の朝
田んぼと道
早朝の白川郷
朝の白川郷の大通り

こちらは白川郷のフォトスポットとして有名な、3棟並んだ合掌造り。宿泊した「志みづ」のすぐ近くだったので、朝食前に寄ってみました。

白川郷の3棟並んだ合掌造り

一旦、宿に戻って朝食を。「志みづ」は朝夕食付きで7,240円でした。

白川郷に宿泊する際には、白川郷観光協会の宿泊予約サイトから予約すると、キャンペーン割引が適用されてちょっと安くなる場合があります(ただし時期や情勢による)。白川郷に行く前に、白川郷観光協会サイトをチェックしておくといいかもしれません。

キャンペーン例
白川郷宿泊キャンペーンについて(最大5,000円割引・8/1 ~ 8/31まで)

白川郷の志みづの朝食

さて白川郷2日目。

この日は夕方18:10発のバスに乗り、高山駅に19:00着の予定。つまり、まだ丸一日間も白川郷に滞在するつもりです。どれだけ白川郷好きなんだよ、さすがにちょっと時間取りすぎでは?と自分でも思ったけど、振り返ってみれば個人的にちょうどいい滞在時間でした(写真や動画を撮りまくっていたので)。

白川郷サイダー
今日も暑い!

とりあえず朝いちで、白川郷で最大規模を誇るという「和田家」を見学。

白川郷の和田家

入館料300円で中に入れます。

和田家の内部
白川郷の和田家の屋根裏
白川郷の和田家からの景色

このほか2日目は主に動画を撮ったり、道の駅 白川郷まで足を伸ばしたり、猫について行ったりしていました(?)

白川郷の猫

雨上がりの白川郷

前日からいい天気が続いていましたが、天気予報どおり15時頃から激しい雷とともに大雨が降りはじめ、1時間ほどで止んだ。白川郷の様子が一変して……

雨雲と白川郷
雨上がりの白川郷の合掌造り
雨上がりの白川郷
雨上がりの白川郷

なかなか雨の日を狙って白川郷を訪れることはないと思うので、偶然にも大雨が降って、しかも1時間ですっぱり止むなんて、かなりラッキーでした。雨上がりの白川郷もいいですね。

雛見沢だ

雛見沢としても楽しめました笑
(※「ひぐらしのなく頃に」の舞台)

事前に予習的なことはせず、行き当たりばったりで訪れましたが、「あ!」って気付く場所も多かったです。

ひぐらしのなく頃にのオープニングの舞台
ここは気付いた
白川郷の路地
梨花ちゃんハウス
ひと目でわかる特徴的すぎるこの家

「白川八幡神社」も、そのままではないけど、明らかに似ているところがあってよくできているなぁと。

白川八幡神社
白川八幡神社の鳥居
白川八幡神社
夏の白川八幡神社
白川八幡神社の鳥居
白川八幡神社の本殿

とはいえ、わからない場所も多かったので、現地で少し調べました。前原家なんて流石に調べないと場所わからない笑

ひぐらしのなく頃にの北条家
言われてみれば確かに北条家
ひぐらしのなく頃にの竜宮家
調べないとわからなかった竜宮家
ひぐらしのなく頃に前原家
ここは遠すぎ
嘘だの坂
それっぽい感じはした例の坂
ひぐらしのなく頃にの祭具殿
祭具殿?
祭具殿っぽい場所
これが祭具殿かと思った
ひぐらしのなく頃にの待ち合わせ場所
待ち合わせ場所
雛見沢の笠
白川郷もところどころ雛見沢推してくる

そういえば4年後越しの白川郷だった

余談ですが、2017年にロードバイクで白川郷を訪れようと思い、富山駅から走り出したことがありました。そのときは富山県道54号線「福光上平線」の通行止めに阻まれて、あえなく断念したのですが……。

乗鞍ライド前哨戦。 白川郷に寄るつもりが、通行止めで電車の旅に変更編: 金沢駅~刀利ダム(通行止め)~高山駅【連載1/2】

そういえばあれから早4年、もっと早くに訪れていればよかったと思わざるを得ないです。

夜の高山駅
高山駅
高山駅周辺の宿
5000円台でこの宿は良さ気

というわけでこの日は夕方のバスで高山駅へ移動し、宿で一泊。翌日の高山散策に備えます。

電車とバスで行く、白川郷へのアクセス

高速バス

今回のアクセスを簡単に書いておきます。

今回のアクセス
  • 新幹線で名古屋駅へ
  • 名古屋駅近くの名鉄バスターミナルから高速バスに乗る
  • 約2時間40分で白川郷バスターミナル着

白川郷には最寄り駅というものがないので、必然的に車かバスで訪れることになります。公共交通機関を使って名古屋方面から行く場合は、こんな感じではないでしょうか。

例えば僕が住んでいる横浜からだと、名古屋駅まで新幹線で約1時間20分、そこからバスで約2時間40分、合計で約4時間ほどで白川郷に到着するイメージ。思ったよりも近いのでは……?という気がしました笑

まとめ:冬も行きたい白川郷

白川郷の合掌造りと青空

いい季節に訪れることができました。毎年夏に行きたい。めちゃくちゃ良いところだった……!

白川郷は観光地だけど観光地的な景観になりすぎず、合掌造りや綺麗な水、広い田んぼが維持され、ちゃんとそこに住んでいる人々もいる、絶妙なバランスを保っている日本の田舎のような気がしました。あと白川郷って写真や動画で何度も見てきたけど、実際に訪れてみるという体験には敵わないですね。僕も写真や動画を撮ってブログやYouTubeにアップしてるけど、やっぱり現地の解像度はすごい。

今回は滞在した2日間の歩数は、合計で約5万5,000歩。徒歩ならではのスピードで見て体験する旅ができたと思います。

冬の白川郷にも絶対行きます。

それでは翌日の高山散策へ(後日公開します)。

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