2024年のグランツールは、以下の日程で開催されます!
- ジロ・デ・イタリア…
- 5月4日(土)〜5月26日(日)
- ツール・ド・フランス
- 6月29日(土)〜7月21日(日)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ
- 8月17日(土)〜9月8日(日)
これらのレースは、主に「サイクルロードレース|J SPORTSオンデマンド【公式】」で視聴できます。
というわけで、この記事では「ジロ・デ・イタリア」や「ツール・ド・フランス」などのグランツールを、ライブ視聴する方法についてお届けします。
個人的にロードバイクに乗るようになったので視聴したいと思ったのですが、どうしても日本ではちょっとマイナーな競技ゆえに、どこで視聴できるかよくわからず……、視聴方法をいろいろ探しておりました。
というわけで、視聴方法をまとめた記事です。テレビ・PC・スマホ・タブレットなど、視聴環境もいろいろ。
「ツール・ド・フランス」や「ジロ・デ・イタリア」のライブ視聴方法は主に4つ
ツール・ド・フランスを含む「グランツール」、そのほかロードレース大会を視聴する方法は、主に以下4つです!
合わせておおまかな料金もどうぞ。
月額料金(税込) | 必要なもの | 視聴環境 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|---|---|
J SPORTSオンデマンド【公式】 | 1,980円 (25歳以下は半額の990円) | ネット回線 | テレビ(録画不可)・PC・スマホ・タブレット | 1番安い 25歳以下は抜群に安い | スマホアプリの挙動がやや不安 録画不可 無料お試し期間なし |
Amazonプライムビデオ | 約2,778円 | ネット回線 | テレビ(録画不可)・PC・スマホ・タブレット | AmazonのIDですぐに視聴可能 14日間の無料体験あり | J SPORTSオンデマンド公式より少し割高 プライム会員になる必要あり 録画不可 |
ABEMA | 2,180円 | ネット回線 | テレビ(録画不可)・PC・スマホ・タブレット | 2番目に安い 無料でも全ステージのハイライト動画を視聴できる | 録画不可 無料お試し期間なし |
スカパー! | 約2,944円 | アンテナ必要 | テレビ(録画可能) | すでにスカパーを利用しているなら、チャンネルを追加するだけ 録画可能 | BS放送を視聴できるテレビ環境が必要 J SPORTSオンデマンド公式より少し割高 |
ケーブルテレビ(J:COM) | 5,280円 | ケーブル工事が必要 | テレビ(録画可能) | すでにJ:COMを利用しているなら、利用料金内で視聴できる可能性あり(プランによる) 録画可能 | 新規加入は工事が必要な場合あり 基本的に長期契約が前提 J SPORTSオンデマンド公式より割高 |
以下、5つのメリット・デメリットを簡単に説明します。
最初に結論を書いておくと、おそらく多くの人にとっては「J SPORTSオンデマンド」か「AmazonプライムビデオのJ SPORTSチャンネル」、「ABEMA」が視聴しやすいと思います。
意外かもしれませんが、DAZNでは視聴できません。
① J SPORTSオンデマンド
「J SPORTSオンデマンド」は、ネット回線さえあればテレビ・PC・スマホ・タブレットで気軽に視聴できるのがメリット。
月額1,980円(税込)で、25歳以下は半額の990円(税込)になるU25割があるのも嬉しいところ。

そもそも、ツール・ド・フランスをはじめとするロードレースを配信しているは、元をたどればこの「J SPORTS」です。
以下のAmazonプライムでもスカパー!でもケーブルテレビでも、「J SPORTSのチャンネルを利用する」というかたちになるんですよね。
そんなわけで、迷うならとりあえずココで視聴すれば大丈夫かなと。料金も一番安いです。
視聴環境と必要なデバイスは以下。

というわけで、「J SPORTSオンデマンド」のメリット・デメリットをまとめます。
J SPORTSオンデマンド | |
---|---|
価格(税込) | 1,980円 25歳以下は半額の990円(U25割) |
メリット | 料金が一番安い 特に25歳以下は非常に安い |
デメリット | スマホアプリの挙動がやや不安かも (アプリの動作が重くて使いづらいため低評価の傾向) |
視聴可能デバイス | テレビ…Fire TV Stick/Chromecast/Apple TV/Android TV内の専用アプリから PC…Webブラウザ スマホ・タブレット…Webブラウザ・アプリ(iOS/Android) |
▶サイクルロードレース|J SPORTSオンデマンド【公式】
② Amazonプライムビデオ
実はAmazonプライムビデオでも「ツール・ド・フランス」をライブ視聴可能。ちなみに僕はこれで視聴することにしました。
まずAmazonプライムビデオということで、前提としてAmazonプライム会員であることが必要になります。
プライム会員は特典が非常に多いので、Amazonでよく買い物するなら入会しておいても良いかもしれません。何より安いですし。
一般会員 | ・年間プラ5,900円(約492円/月) ・月間プラン600円(最初の30日間は無料) |
学生はPrime Student | ・年間プラン2,950円(約246円/月) ・月額300円(最初の6ヶ月は無料) |
すでにプライム会員の人は、Amazonプライムビデオ内の「チャンネル」という箇所をクリック。

次に「Prime Video チャンネル」内の、「J SPORTSチャンネルページ」をご覧ください。ここでライブ視聴できます。
▶J SPORTSチャンネル | Amazonプライムビデオ

ただし、この「J SPORTSチャンネル」はAmazonプライム会員といえども無料ではありません。
14日間の無料体験があり、その後は月額2,178円(税込)。
つまり、
プライム会員費(年間プラン5,900円(約492円/月)、もしくは月額プラン600円)
+
J SPORTSチャンネル代(月額2,178円)
で、月額2,778円ほどかかります。
ただしプライム会員は30日間、J SPORTSチャンネルは14日間の無料期間あり。ツール・ド・フランスは休息日含め23日間なので、1ヶ月で解約すればJ SPORTSチャンネル代の月額2,178円だけで済みそうです。

Amazonプライムビデオ内で利用する「J SPORTSチャンネルページ」のメリットは、視聴できるデバイスがもっとも多いこと。
テレビで見るなら、PS5/PS4/Fire TV Stick/Apple TVなどがあればOK(ただし録画はできない)。
PCはブラウザから。スマホ・タブレットはAmazonプライムビデオアプリで視聴できます。

すでにAmazon会員の人は、新規IDの作成が不要で手軽。今すぐ視聴できるのもメリットです。
Amazonプライムビデオは、ツール・ド・フランス以外にもたくさんの映画・ドラマ・アニメなどをお手頃な価格(月額600円/年額5,900円。学生は半額)で視聴できますし、この機会にAmazonプライム会員になるのも良いかもしれません。
というわけで、「Amazonプライムビデオ内のJ SPORTSチャンネル」のメリット・デメリットをまとめます。
Amazonプライムビデオ内のJ SPORTSチャンネル | |
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価格(税込) | Amazonプライム会員費(月額600円〜) J SPORTSチャンネル費(月額2,178円) 合計2,778円ほどかかる ※ただし無料期間あり |
メリット | 視聴できるデバイスが多い AmazonのIDですぐ視聴できる |
デメリット | 料金がやや高め Amazonプライム会員になる必要あり |
視聴可能デバイス | テレビ…PS5/PS4/Fire TV Stick/Apple TV/Android TV/Chromecast PC…Webブラウザ スマホ・タブレット…Amazonプライムビデオアプリ(iOS/Android) |
▶J SPORTSチャンネル | Amazonプライムビデオ
③ ABEMA
ABEMAでも、ツール・ド・フランスを視聴可能です。
視聴するには、月額2,180円の「ABEMA de J SPORTS」に加入する必要があります。
無料会員でも、全ステージのハイライトシーンのみなら視聴できます。
2023年より、ABEMAでツール・ド・フランスが視聴可能になりました。2023年時点では「全ステージ5分前後のハイライト動画」を無料視聴できるだけにとどまっていました。
しかし、2024年より「ABEMA de J SPORTS」の提供が始まり、有料で全ステージ視聴可能になりました。

月額2,180円というのも絶妙な価格ですね。
J SPORTSオンデマンド(月額1,980円)よりちょっとだけ高いけど、Amazonプライム(月額2,778円)より安い。
2024年からは、ABEMAで視聴するという選択肢ができました。良い視聴環境になりそうです。
ABEMA | |
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価格(税込) | 月額2,180円 |
メリット | 無料でも全ステージのハイライト動画を視聴できる 視聴できるデバイスが多い |
デメリット | 無料お試し期間なし 録画不可 |
視聴可能デバイス | テレビ…PS5/PS4/Fire TV Stick/Apple TV/Android TV/Chromecast PC…Webブラウザ スマホ・タブレット…Amazonプライムビデオアプリ(iOS/Android) |
④ スカパー!
「スカパー!」で視聴するには、自宅のテレビでBS放送を受信できることが条件。
対応テレビやアンテナなど必要な機器が多く、人によっては契約ハードルが高そう。

加入月が視聴料0円になるのは魅力ですね。すでにスカパー!加入済みの人は、J SPORTSを追加契約するだけ。
また録画できるのもメリットです。アンテナで受信するからこそ録画が可能で、しかもネット回線の速度にも悩まされず快適に視聴できそうです。
スカパー! | |
---|---|
価格(税込) | スカパー基本料金429円(税込) J SPORTSチャンネル視聴料が月額2,515円(税込) 合計2,944円(税込) ※加入月は視聴料0円 |
メリット | スカパーを利用者はチャンネルを追加するだけ 録画可能 |
デメリット | BS放送を視聴できるテレビ環境が必要 J SPORTSオンデマンド公式より少し割高 |
視聴可能デバイス | テレビ |
⑤ ケーブルテレビ(J:COMなど)
お住まいの地域のケーブルテレビでも、ツール・ド・フランスを視聴できる可能性があります。
詳しくは、各都道府県におけるケーブルテレビでの視聴方法をご覧ください。
ケーブルテレビ等を既にご利用の方 | 視聴サポート | J SPORTS【公式】
ケーブルテレビでツール・ド・フランスを視聴するなら、「J:COM」を利用することが多いかなと思います。

ただ、J:COMを利用するには基本的に工事が必要になることが多いので(J:COM対応の物件なら、簡単な設置工事になる)、今すぐの視聴はできません。
またツール・ド・フランスだけ視聴してあとは解約する、というわけにもいかないでしょう。ケーブルテレビは基本的に長期間加入が前提になっていると思います。
すでにケーブルテレビを契約中であれば、J SPORTSチャンネルを追加できるか否か確認してみると良さそうです。
「ツール・ド・フランス」や「ジロ・デ・イタリア」の中継をライブ視聴する方法まとめ

僕はもともとAmazonプライム会員だったということもあり、新規IDなどの作成が不要で、すぐに視聴を始められる「Amazonプライムビデオ」経由でのライブ視聴を選びました。
もちろん人によっては、すでに加入済みのスカパー!やケーブルテレビで視聴するのがラクかもしれません。ご自身にあった視聴方法でどうぞ。
オススメは「J SPORTS」。料金はもっとも安い月額1,980円(25歳以下は半額の990円)。
Amazonプライムビデオもオススメ。新規ID作成などの手間が省けます。
▶J SPORTSチャンネル | Amazonプライムビデオ
2024年からは、ABEMAでも視聴可能になりました。Amazonより安い月額2,180円で視聴できるのが魅力。
「スカパー!」は、BS放送を受信できるならアリかも。
すでにケーブルテレビを利用中なら、こちらから視聴方法を確認するのが簡単かもしれません。
▶ケーブルテレビ等を既にご利用の方 | 視聴サポート | J SPORTS【公式】
▶J:COMでJ SPORTSを見るのがお得な4つの理由 | J:COM
手軽に視聴するなら、「J SPORTSオンデマンド」や「Amazonプライムビデオ内のJ SPORTSチャンネル」、「ABEMA」が良さそうですね。
これらをテレビで視聴したい場合は、Fire TV Stickがあると便利です。