シマノ105のビンディングペダル「PD-5800」レビュー。取付け簡単だしビンディングデビューにもってこい!

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セール情報:2024/03/18 更新

ついにビンディングデビューしてしまいました。シマノ105のビンディングペダル「PD-5800」をレビュー!

ギアやディレイラーなどが105なので、合わせてペダルも105にした形です。

素人の僕でも取り付けから実走行までカンタンにできましたよ。初ビンディングはこれぐらいのランクという人が多いような気がしますし、ビンディングに挑戦したい人は最適かもしれませんね。

▼僕が購入したのは「PD-5800」ですが、最新モデルは新型105「PD-R7000」になります!(追記2019/07/04)

目次

「PD-5800」外観レビュー

まず外観から順番に見てみましょう。こんな箱に入ってる!

シマノ105ビンディングペダルPD-5800

中身と付属品がこちら。
左右のペダル・クリート・ネジ・取扱説明書。以上の3点。

PD-5800の付属品

こちらがメインのペダル。こんな感じ!

言わずもがなですが、SPD-SLタイプ。マウンテンバイクでよく使われ歩きやすいビンディングシューズが用意されているSPDタイプではなく、ロードバイク仕様の歩きにくいビンディングシューズとくっつくほうですね。

ビンディングペダルのサイズ

型番は「PD-5800」。重さはクリートを除いて285g。本体はカーボン製、ペダル軸はクロモリ製。

ペダル各部の素材

側面にはSHIMANO105のロゴ。

側面の105ロゴ

正面にはクリート保持力(ビンディングの固定力)を調整できるメモリがあります。弱・普通・強の三段階の調整が可能。
シューズとペダルの着脱練習をすると思いますし、最初は「弱」がいいんじゃないかなと思います。シューズをはめ込みやすく外しやすい弱のほうが。

クリート固定力の調整部分

付属しているクリートは黄色です。ちなみにSHIMANOのクリートには「赤・青・黄」の3色あり、遊びの幅が違うとされています。

赤…遊びなし。上級者向け
青…やや遊びあり。
黄…1番遊びが大きい。初心者向け

つまり初心者のクリートが付属しているということですね。

黄色のクリートが付属

「PD-5800」を取り付けてみた

購入時にとりあえずフラットペダルを付けてもらったので、こいつを外します。
使ったのはこんなペダルレンチ。Amazonで安いの買った。

ペダルレンチを使う

 
ペダルを外すとき、ネジを回す向きには注意が必要です。
左ペダルを外すときは、ペダルレンチを時計回りにまわしましょう。いわゆる逆ネジです。

左ペダルは時計回りに外す

右ペダルを外すときは、反時計回りにまわします。これで外れました!

右ペダルは反時計回りで外す

ではでは105のビンディングペダルを取り付けへ。

まずネジ頭にグリスを塗ります。これはネジが固着してしまうのを防ぐため。パーツ交換やメンテナンスでいつか外すことがあるかもしれません。そのとき外れなかったら困ります。そのためのグリス。

使ったグリスは「PARKTOOL(パークツール) ポリリューブ1000 113g・チューブ入 PPL-1」というもの。

ネジ頭にグリスを塗る

 
グリスを塗ったら、クランクにぐりぐりねじ込んでいきます。ある程度は手の力で仮止めぐらいはできるかと。

今回の「PD-5800」の場合、本締めするときに使うのはペダルレンチではなく8mmの六角レンチ!ペダルの裏側からグリグリを回していくと、簡単に取り付けることができました!

六角レンチで取り付け

同じ要領で左右どちらも取り付け完了!
完成図はこんな感じ。初めてビンディングペダルを取り付ける際はペダルの向き注意してくださいね。ぶっちゃけよく見ず逆に取り付けそうだった。

ビンディングペダル取り付け完了

ビンディング初乗りの感想

最初はシューズをはめるのがめちゃくちゃ固い。ビンディングの固定力は最弱にしてあるのに。
何度か着脱を繰り返すうちにほどほどの固さになってきましたけど、最初はこれマジではまるの?ってぐらい固いです。そこはなんとか壊れない程度に気合でねじ込んでください。

外すときはわりと問題なし。足首をクイッとひねれば簡単に外れます。ただしひねる力が弱いと外れないので、最初のうちはちょっと勢いつけてグイッ!!って感じで足首をひねればバチッ!!っと外れる感覚をつかみやすいかと(擬音語がひどい)。繰り返すうちにこのぐらいの力で着脱できるんだな、という感覚がつかめてくると思います。

ビンディングペダル取付後

え、立ちゴケですか?

今のところ立ちゴケはゼロ!ビンディングデビューに際して1番恐れていた立ちゴケですが、回避できております。しっかりシューズを外してから止まる、これを徹底したら大丈夫そうな。今のところ普通に走っていてシューズが外れずもたつくこともほぼ無いですし。

1番こわいのは小さくUターンしたときな気がします。とっさに足が出ずにコケる、という未来が目に浮かびます。。

逆に!信号が青に変わって漕ぎだす時にシューズがハマらない、ということはまぁまぁありますよ。
フラットペダルだと表裏関係ないですけど、ビンディングペダルはクリートがはまる側が決まってるんですよね。なので、

シューズをはめる側にペダルを向けて

つま先側をグッと差し込んで

踏み込みバチッとハメる

という一連の流れをまだスムーズにこなせない時があります。ときどきペダルの向きを目視してからはめていますね…。慣れればいちいちペダルの向きを見なくても、感覚ではめ込めそうですけど。

ペダルの向きに注意

んで、やっぱ言っておかなきゃなのはペダルめっちゃ回しやすいよってこと。

フラットペダルではできない「ペダルを引く」というのがよく分かりました。これは坂道がラクになる訳ですねえ。

ビンディングペダルは回しやすい

ビンディングペダルは怖いと思っている人も多いかもしれませんが、やっぱりメリットが大きいのでおすすめです。

着脱に関してはもう完全に慣れ。遠出する前に家の周りでしっかり練習すれば、体が覚えてくれると思います。ペダルを自転車に取り付けるのも自転車屋さんに頼まず自分でできると思いますし、ロードバイク/クロスバイクに乗っているなら一度経験してみると面白い世界が見れる気がしますよ。

▼105ビンディングペダルの最新モデルは「PD-R7000」です(追記2019/07/04)

 

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この記事を書いた人

ネイビーのANCHOR RNC7に乗ってます。自転車、キャンプ好き。旅好き。カメラかついで自転車に乗ってます。カメラはα7C。

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